風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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『路線の思い出』   第470回  只見線・会津水沼駅

『路線の思い出』  第470回  只見線・会津水沼駅 〔福島県〕

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変わった仕切りの旧駅舎
立ち寄った時から
この駅は気になる存在となっていた

《路線データ》
       営業区間と営業キロ           輸送密度 / 営業係数(’15)
     会津若松~小出 135.2km          304  /  258
 
運行本数(’21)
会津若松~会津川口 6往復 ,会津若松~会津坂下 1往復
会津川口~只見 バス 下り6便・上り7便 、只見~小出 3往復 、小出~大白川 1往復

      ※ ’11年7月の豪雨災害により会津川口~只見の区間が不通となり、
        この区間は現在バス代行輸送となっています。 なお、全線復
        旧は、’22年度中の予定との事。

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只見線の駅名標は
国鉄仕様のままとなっている

会津水沼駅(あいづみずぬまえき)は、福島県大沼郡金山町大字水沼字桑畑にあるJR東日本・只見線の駅である。 会津線の会津宮下~会津川口までの延伸に伴って開業した駅である。 その後、1971年8月29日の只見~大白川の延伸開業で、会津若松~小出までが全通した事により、路線名が只見線(当駅開業時の路線名は会津線)と改称されて同線所属の駅となった。

単式ホーム1面1線を有する駅で、東西に走る線路の南側にホームが設けられている。 かつては、島式ホーム1面2線を有した交換可能駅であった。 2004年以降は、1日の乗降客がゼロの『ゼロ駅』となっている。

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両側の雪落としの間が
ジグザグに配置された独特な形
していた旧会津水沼駅舎
※ ウィキペディア画像を拝借

駅舎はホームから南側に離れた位置にあり、木造であるが両側の雪落とし部屋と待合室が縦にジグザグに配置された独特な形をしている。 2011年7月の水害で当時の駅舎は流失したが、その後同じ位置にほぼ同じ形で再建された。 会津坂下駅管理の無人駅となっており、自動券売機等は設置されていない。

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駅から徒歩数分の位置にある
只見川第四橋梁

駅前に集落はなく、南側を雄大な只見川が東西に流れており、只見線がこれに沿っていて、500メートルほど西に第四只見川橋梁がある。 駅前の道路を東に行くと国道252号に出るが、これが駅南の只見川を水沼橋で渡っている。 

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線路の裏手の森には
ツキノワグマの巣があるとの事だ
※ ウィキペディア画像を拝借

駅周辺は只見線でも有数のツキノワグマ出没地帯となっており、駅舎にも『熊注意』の掲示がなされている。 プラットホーム上を含めての駅舎付近は、特に夜間においての注意が必要である。



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会津水沼駅舎
始めて訪れた撮り鉄期に目にした
変な形の駅舎が印象に残っていた

会津水沼駅のイメージと言えば、両側の雪落としの仕切り部屋がジグザグに配された『変な形の駅』である。 いや、それ以上に野生のクマが徘徊して、出没の危険が多々ある『デンジャラスな駅』としての印象の方が強いのである。

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カムエク・八ノ沢にある
ヒグマ遭難碑
このヤマで実際にヒグマを
見た事あるので気持ち的には
「クマはへっちゃら」だった

タワケでロクデナシのワテは「クマは日高のヤマで鍛えてあるのでへっちゃら」と、『自慢のタネを得る』という下らな過ぎる思考で、駅車寝の計画さえ立てて実際に夜に訪れているのである。

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『奇跡の体力』を失った今は
ブリバリの旅は億劫となり
楽と安全を求めるようになったよ
※『ふくしまの旅』より

でも、考えてみたら、ひと駅隣の会津中川駅の前に『道の駅・かねやま』があって、コチラはトイレも暖房付きウォシュレットなのである。 もちろん、比較対象の会津水沼駅舎はボットン便所っていうか、旧駅時代はトイレが無かったかと。

だが、会津水沼は、寝苦しくなると駅舎にテント張って(旅目的の基本は東北のヤマめぐりだったので、テントを車に積んでいる)足を伸ばして寝る事が適うという利点があるのだ。 でも、秋も深まった頃で、夜明けの暖かい用足しに軍配を上げたよ。 テントを張るとなると、結構メンドイしィ。

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形は似せてあるも何か違う
感じがした新築の駅舎
※ ウィキペディア画像を拝借

ぢ・つ・わ・・、この時に水害によって旧駅舎が流失して、新しい駅舎に建て替えられていた事を始めて知ったりして。 だから、立ち寄って目にした会津水沼駅舎が、新築のテカテカだった事に戸惑ったよ。

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8年前の『放浪山旅再び』で
東北の山旅をめぐった時は
この只見線最大の撮影名所を
知らずにいたタワケ

この時は胡散臭い不動産屋をケンカしてやめての1ヶ月半の『放浪山旅再び』の最中で、只見線は通り道の計画だったし、それにこの時点では『第一只見川橋梁』が紅葉の名所とは知らなかったしィ。
「コイツ、ホントに大丈夫か!?」という『ナンチャって』ぶりだな。

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時期が遅れると紅葉が陰るよ
秋の『撮り鉄』は銀世界の冬と違って
紅葉の時期を推し量るムズさがあるね

また、この時は『撮り鉄』の為に只見線列車を待つほどに『〇鉄』は復活しておらず、勿体なくも『紅葉の只見線』はスルーしてしまったよ。 でも、傍で目にした紅葉に、只見線に再び訪れる事を決めたよ。
もちろん、訪れる季節は秋の紅葉が彩る時期に・・である。

・・で、その思い描いた考えの通り、〔名峰次選〕の山を完全踏破してからは、ヤマにせよ『撮り鉄』にせよ秋の紅葉をターゲットにするようになったよ。 まぁ、『放浪山旅』の時は夏山がターゲットだったし、フリーターの仕事も夏の2か月を辞めて『放浪山旅』に旅立っていたが、社会人復帰となると長期の休暇が取れなくなって、週末土日の休み+有給1日の3日の小さな旅となるので、秋の方が旅に出やすくなったりしたのである。

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冠雪で白銀の頂となった浅草岳は
周囲の紅葉と相俟って
それはもう素晴らしい情景だ

そして、ようやく「只見線を追っかけるなら知っていて当然」の『第一只見川橋梁』も押さえつつ、只見岳や守門岳などの奥只見の山々の秋も制覇する『撮り鉄&秋のヤマ』の贅沢過ぎる小さな旅を企画するようになったよ。

まぁ、この頃になると『奇跡の体力』もとっくの昔に過去のモノとなり、テントは持ってきてはいるが、基本は寒い思いをして駅でテント寝するより、フラットに座席が倒れるレンタカーの中でシュラフで車寝に逃げるようになったよ。 トイレも、もちろん『道の駅』のウォシュレットで・・。

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只見川の畔は秋になると
周囲の山々が紅葉で彩られる

・・で、三度目以降に訪れる会津水沼は、早戸寄りの只見川の畔の好撮影地と早戸駅の近くにある早戸温泉のクアハウスに立ち寄る最寄り地点としての立ち位置となった。 その好撮影地であるが、只見川と山肌を染める紅葉と、8連の眼鏡橋を渡る国鉄型気動車の美味しいシーンが撮れたのである。

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早戸~会津水沼の
只見川畔の好撮影地・詳細図

だが、線路と只見川の間に国道が走り、乗用車の高さなら隠してゴマかす事ができるが保冷車や有蓋大型トラックなどの背の高い車だと屋根が入ってしまうという、少々運が作用する撮影地でもあったのである。

また、この地の金山町が『音楽の町』を街づくりの指標に押し出しているらしく、国道の只見方面行き車線に車の走行で音楽を奏でるブロックが設置されているのである。 だから、敵(『撮り鉄』の邪魔となり得る車)が通ると、カントリーロードのメロディが奏でられるのである。

しかも、高速ですっ飛ばす乗用車の奏でるメロディはカントリーロードの早送りで、『撮り鉄』の邪魔となる普通の速度で走行するトラックは、まともな音律となるので警戒がしやすいのだ。 まぁ、警戒といっても、列車が通過する撮影時にトラックの走行を防ぐ手立てなどなく、『運を天に任せて』の要素が強いのであるが・・。

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会津水沼駅すぐの只見川第四橋梁も
好撮影地たが上トラスが
出っ張ってあまり好きくない

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会津水沼駅及び
只見川第四橋梁の周辺詳細図

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只見川第四橋梁は
こちらのアングルの方が好み

でも、日が短くなった秋では、日が昇っている『撮り鉄』の機会が上下合わせても日に2~3本しかないし、撮影場所は他にも『第一只見川』や『第三橋梁』などがあってここだけではないので、実質のチャンスは1回コッキリとなるのである。

♪カントリーロードを聞きながら
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列車の通る時って
陽が陰る事が多いのは何でだろ?

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8連眼鏡橋と色着く紅葉と

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やっと晴れてくれたよ
縦位置にして
川を少し多く入れたのも正解

・・で、結果は、まぁまぁのが撮れたかな。 そして、只見線の『撮り鉄難関区間』の新潟県側も押さえる事ができたけど、あの紅葉を一度目にしたら「いくら撮っても物足りない」思いが募るのである。

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只見線の(ワテ的)一番星は
雪の浅草岳とのコラボの
この写真ですね


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ガンダム・マクロスネタの続き5回目
初期の続編でTV版と劇場版の設定の違いから
シナリオ崩壊を起こしていたマクロスサイドは
ゼントラーディやメルトランディとも違う
ましてや全く正体が語られなかった監察軍とも違う

新たな敵を作り出す事でこの設定違い
によるシナリオ崩壊を乗り切ったのである
マクロス7ではプロトデビルン
マクロスFではパジュラと言う地球外生命体など

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そして初代マクロスからの
物語を引き継ぐ要素として
可変戦闘機バルキリーと
戦闘ではなく歌によって敵を鎮める
従来からの手法を取り入れたのである

そして初代マクロスからの
流れを引き継ぐキャラは
初代で主役を担ったキャラではなく
部下でスゴ腕でメルトランディと
結ばれたキャラ夫婦とその子孫が引き継いだ

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だがこのメルトランディの出自が
TV版がゼントラディー所属の一兵士
劇場版がゼントラディーと
敵対するメルトランディという
異なった設定をうやむやにしたままで

唯一男と女は居場所を共にしない存在
という設定だけを採用して
物語の舞台に移民船団を仕立てて
「宇宙への旅で遭遇した新たな敵」を
続編ごとに作り出す手法に転じたのである

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また歌もユニットを組んだり
バーチャルアイドルの歌による洗脳や
ゼントラーディを音声で操る新たなる敵
銀河で蔓延する暴徒化する奇病など
地球外生命体以外にも様々な敵が作り出されたのである

そしてそれをシリーズとしてつなげたモノが
初代TV版・劇場版共に採用された
古代文明で人類創生主のプロトカルチャーと
歌の力(これは敵を操る道具ともなった)である

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マクロスシリーズ全体で見た方向性は
映像や歌の取り扱いなどは完成された劇場版
シリース自体の出自はTV版のゼントラディーとの
人類の存亡を賭けた戦いがモチーフとなり

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そして物語に使用できなくなった初代キャラは
人類を救った英雄として奉り上げられ
多少のエピソード版でその後を語られた後に
宇宙移民団で謎の星を追って消息不明となる
限りなくブラックなオチで消されたのである
次回も続くガンダムマクロスネタ








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