2021-11-13 (Sat)✎
『日本百景』 秋 第497回 阿騎野の里 〔奈良県〕
“山紫明”
山霞み紫に明るく
幻想的な風情が漂う
阿騎野の里 あきののさと (室生赤目青山国定公園)
本郷川沿いの小高い丘にある『宇陀市・かぎろひの丘万葉公園』には、柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が当地で詠んだ秀歌「ひむがしの野にかぎろひのたつ見えてかへりみすれば月かたぶきぬ」を刻んだ歌碑が立っている。
朝もやがかかる里風景が
喧噪に疲れた心を癒してくれる
『かぎろひ』とは諸説あり、厳冬のよく晴れた日の出前に東の空を彩る陽光の事という説が有力だというが、これはよほど気象条件が調わないと見る事はできないと言われている。 だが、我が想いとしては、もう一つの説である「晩秋の夜明け前に、朝もやと共に魅せる暁の空と調和した里情景」という説を押したい。
在りし日の天益寺
:
大和朝廷御用達の御狩場という
隠れ里の雰囲気を魅せていた阿騎野
この里で秘密裏に
狩りと称した戦闘訓練が
行われたのだろうか
この周辺は飛鳥時代には『阿騎野』と呼ばれた、大和朝廷御用達の狩り場であったと伝えられている。
また、永らく一部のカメラマニア以外に訪れる人が少なく『観光地』とは呼べない所であったが、近年はこの地域の室生赤目青山国定公園への編入を機に、『道の駅』やクアハウス等の温泉宿泊施設など観光施設が整備されて、奈良県では『飛鳥の里』と並ぶ観光スポットとなっている。
大宇陀・阿騎野 周辺図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
橿原市街より車 (0:40)→大宇陀町・阿騎野
この一帯は暁の景色が美しい また天益寺など、撮影ポイントも数多くある
※ なお、天益寺は不審火により焼失し、現在は存在はない
ワテの想う『かぎろひ』の空
それは夜明け前の空が
赤く染まる暁の情景だ
ワテの想う『かぎろひ』の空とは、冒頭の『阿騎野』の解説でも記した通り、ヤマなどで望む夜明け前の空が赤く染まる暁の情景だ。 その暁の空を望むには、絶対的に前日の夜までにこの地までアプローチしておかねばならない。
普通なら素通りしてしまう
山また山の何もない山里だ
国道166号線は《大宇陀》の街の中心から左折して、三重県側に大きく反れていく。 今は観光地として名が知れて案内標識が数多く設置されているが、昔はこの地は目ぼしいモノが何もない単なる閑村の里に過ぎず、いにしえの歌人・柿本人麻呂の歌碑が立つ丘(後の『万葉公園』で国定公園編入を機に公園整備された)以外に案内標識は皆無で、今にして思えばこの地へどういう道順でいったのかも曖昧である。
この地のシンボルだった天益寺が
放火と思われる不審火で焼失するなど
ワテの訪れたあの時の阿騎野は
もう存在しないのかもしれない
なので、その時の記憶を元に記事を書いていこうと思う。 《大宇陀》の街の中心から左折して、三重県側に大きく反れていく国道166号線を進んでいくと、街並みは消えて『里』の雰囲気が次第に濃くなっていく。 やがて、国道から放射状に何本かの町道が分かれているので、《西谷》に向かう町道へ入る。
この地は大会社所有の
社員研修目的の山荘が多い
展望だけの何もない
下界と隔絶したような所だった
この《西谷》は、都会の大会社所有の山荘が多い所だ。 《西谷》から高台に上がるべく、適当に山道に入っていく。 山道は数本あり、それぞれ違った眺めとなるので、各自で好みの場所を見つけてもらうしかないようだ。 最も今は観光スポットとして指定された高台があるのかもしれないが・・。
幻想的な月夜の下で
空が『かぎろひ』に染まる
夜明け前の暁を待つ
まだ眠りから
覚めやらぬ暁の里
高台に出ると、里の光と月夜が出迎えてくれるハズだ。 また、夜空と星の流れをバルブ撮影で狙うのも面白い。 さて、暁の空を望むのなら、朝は極めて早い。 4時頃から準備をせねばなるまい。
未だ覚めやらぬ意識の中では
幻とも思えた幻想的な里の景色
日の出のいっとき前
空が何か起こる前兆の如く
真っ赤に染まった
だが、この幻想的な里の景色とかぎろいの空、背後にそびえる高見山と台高山系の山なみ、そして雲海に包まれた感動的な眺めを魅せてくれる。 これから夜が明けるまでの約2時間、シャッターレリーズを握る手が感動に震える。
里も目覚め始めたのか
街灯が一つづつ消えていく
里の街灯が全て消えたら
ひとまずショータイムは終わる
豊かな里の風情を
魅せていた天益寺本堂
朝の感動が足早に通り過ぎたなら、朝の農村風景を撮るのも良し、《天益寺》などの有名な撮影スポットを訪ねるのもいいだろう。
天益寺の本堂に上がる参道には
赤く実った秋があった
今なら間違いなく重文級の
茅葺き屋根の本堂は不審火により
焼失して復元もされていない
だが、里情景の切り札的存在だった《天益寺》は、不審火(一説には放火とも言われている)で焼失し、これほど貴重な寺社であっても国定公園編入前で重要文化財に指定されておらず、復元される事もなかったのである。
杉の美林が立ち並ぶ
写真鳥だけの有名スポット
だった阿騎野の里
だが、この里情景はプロの写真家が通う写真界では有名な撮影地で、いつも誰かしら写真愛好家がうろついているのですぐに『かぎろひ』の情景を望むのは見当がつく事と思う。 また、『万葉公園』も、名称に『かきろひの丘』との冠が付く展望スポットで、道が判らなければこの公園でも構わないのである。
夜明け前の『かぎろひ』の絶景を望んだなら、『阿騎野』や『兎田野』の里風景の散策をして、里の店屋が開店する頃良い時間となったら、食事を取ってクアハウスでひと風呂浴びてから帰路に着くとしよう。
それでは、最高の作品を得る事ができるのを祈って、この項目を終わりとしたい。
眠い目をこすりつつ魅た
幻とも思えた情景
朝もやが山々を
幻想的に包み込む
明暗で相反する紫色とピンク色が
朝もやを介して調和していた
空が暁からミルク色に変わると
暁の幻は終わる
野球のクライマックスシリーズ
何とかならんものかねぇ
このままでは野球は自滅の道を辿るよ
だって3位の某糾弾じゃなかった球団Gは
ペナントレースで負け越した挙句
4位のチームよりも勝ち数が2つ少なく
仮にこの某球団Gがクライマックスシリーズを
連敗せずに6勝3敗で乗り切ったら
年間負け越しで勝ち数もBクラス級のチームが
日本一を争う舞台に立つのである
これではペナントレースなどやる意味がないしィ
普通なら恥を感じて出場辞退するのだが
この某球団Gには恥の概念がないみたいだ
だからあらゆる事で醜聞を振りまいている
そしてもう一つの闇・FA
確実に野球界を衰退に向かわせてますね
何億積んで獲得しても勝てる戦力とはならない
それは苦も無く金が手に入ると
人間は堕落するモノだから
そして某球団Gの王朝である
ナベツネさんどこにいったのでしょうね
創価学会の池田大作さんと同じく
北チョンの金ブタ黒電話頭さん
のように所在不明だけどまだ生きてるらしいしね
まぁプロ野球をやりたい放題に潰したナベツネ
宗教を介して国会にチョンの意を通そうとした池田大作
北チョンを全体主義支配にした金王朝
この三つの闇組織に在日チョン特有の
共通点が多いと思うのはワテだけだろうか?
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