2011-09-20 (Tue)✎
日本の滝を訪ねて 第35回 さくら滝 〔北海道〕
魚が滝に挑むべく
ジャンプする姿が見られる
さくら滝 落差 2mの河川滝 滝としてよりも、鮭の遡上で有名
網走・清里町 JR釧網本線・札弦駅の南7km
網走・清里町 JR釧網本線・札弦駅の南7km
札弦駅周辺の集落より斜里川に沿って約7km入っていくと、約2mほどの河床滝が見えてくる。
これがさくら滝だ。 地元の立て看板では『熊出没危険』とあるが、観光シーズンで観光客のほぼ全てが車で入ってくる時に『クマ』は気のまわし過ぎであろう。
さて、さくら滝の名称であるが、遡上するサクラマスが滝に挑む姿が見られる所から名付けられたのだが、その名称は地元の観光協会が行った一般公募によるものらしい。 清流の魚・ヤマベが海に出て、夏に産卵の為に故郷の川に帰ってくる。 行きは流れに沿って楽々に海原へ飛び出したヤマベが、生命最後の大仕事である『子孫を残す』為に故郷の川に舞い戻ってくる。
だが、戻ってきた川は、自身の体長の10倍ある滝となっているのだ。 それを乗り越えて生命最後の大仕事をすべく、サクラマスは必死に滝に向かってジャンプする。 その姿は、生命の躍動という感動的な情景として見る者の心を打つ。 もちろん、中にはこの滝の壁を越える事が叶わず、力尽きて河床に沈むモノもいるのだ。 これを見ていると、生き物の生命と運命の縮図を垣間見ているようである。
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No title * by 風来梨
こんばんは。
いつもありがとうございます。
実を言うと、「さくら滝」の看板があって、ふと立ち寄って見た滝なのです。 斜里岳の登山を終えて、緑駅の温泉へ行くついでに・・。
始め見た時、堰のような小さな河床滝だったのでガッカリして引き返そうとしたら、サクラマスが飛び跳ねてるのを見て、慌てて戻って撮った次第です。
もっと、真剣に撮れば良かったのになァ・・と思います。
次訪れる機会があれば、もっとバッチリと・・。
いつもありがとうございます。
実を言うと、「さくら滝」の看板があって、ふと立ち寄って見た滝なのです。 斜里岳の登山を終えて、緑駅の温泉へ行くついでに・・。
始め見た時、堰のような小さな河床滝だったのでガッカリして引き返そうとしたら、サクラマスが飛び跳ねてるのを見て、慌てて戻って撮った次第です。
もっと、真剣に撮れば良かったのになァ・・と思います。
次訪れる機会があれば、もっとバッチリと・・。
白~く跳ねてる様に見えるのがサクラマスなのかしら・・
北海道を案内してくださった方も鮭の遡上を写されているのを魅せてもらいます。
http://blogs.yahoo.co.jp/sikisensui1102
貴方の様に健脚な方ではないですが地元の方です。