風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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路線の思い出  第454回  予土線・江川崎駅

『路線の思い出』   第454回  予土線・江川崎駅 〔高知県〕

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予土線の駅の中では主要駅の筆頭の
立ち位置だったこの駅も
「近所のタバコ屋さん」の委託駅より
業務の薄い無人駅同様の委託駅となった

《路線データ》
営業区間と営業キロ          輸送密度 / 営業係数(’15)
      北宇和島~若井 76.3km           256  /  425    
運行本数(’20)
         窪川~宇和島  4往復(土・休日はトロッコ列車1往復運行)
         江川崎~宇和島 3往復
         近永~宇和島  下り3本・上り2本

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かつての貨物側線は
構内踏切の舗装によって分断され
1~2両の列車運行のみの予土線では
無意味に長い留置線となっている
※ ウィキペディア画像を拝借

江川崎駅(えかわさきえき)は、高知県四万十市西土佐江川崎にあるJR四国・予土線の駅である。
島式ホーム1面2線と留置線を有する駅で、起点終点も含めて予土線で唯一の直営駅であったが、2010年10月1日に無人化された。 

駅舎は一部二階建てで、駅の東側に隣接して観光案内所(四万十川ふるさと案内所)がある。
駅舎側(線路南側)が1番線である。 折り返し列車がある関係で、上下線とも時間帯によって発着のりばが異なる。 2018年の1日平均乗車人員は46人との事。

公式には駅員無配置であるが、駅舎内の窓口では地元自治体が請け負う形で、Sきっぷや定期券のみを販売している。 近距離切符は販売せず、整理券を取って下車駅や車内(運転士または車掌)で支払う事になっている。



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撤去費用さえ惜しんでいるのか
かつて駅が栄えた証の
側線の上に通路を敷いて分断

江川崎駅は、四万十川にかかる沈下橋と予土線の『撮り鉄』と、ついでに予土線の駅めぐり・・というより、このブログのカテゴリ『路線の思い出』のネタ集めの為に訪れた駅である。 もっと詳しく言うと、江川崎は有人駅なので優先順位は『駅めぐり』でも下位に位置し、この駅に訪れるのはどちらでも良かったのである。 

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半家駅
駅のネタ集めといっても
駅ネタのメインは
こんな「使えない」無人駅である

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毎日階段ダッシュすると
足腰鍛えられるだろうね

そして、この駅は旧西土佐村〈現在は中村市と合併して四万十市〉の中心駅でありながら、国道441号線沿いにある村〈現在は四万十市の西土佐支所〉の中心集落とは1km離れ、しかも身を隠すが如く四万十川の支流・広見川を挟んだ奥地にあって、見つけるのも苦労を要する駅だったのである。

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この広い構内の敷地を確保する為に
町外れに駅を置いたのか
それとも時の流れに鉄道が着いていけず
駅前から人家が消えていったのか
※ ウィキペディア画像を拝借

こういった訳で、最初に立ち寄った時はこの駅を見つける事ができず、この地に立ち寄ったもう一つの目的の『ホテル星羅・四万十』というホテル探しに向かったのである。 なぜホテル探しをしたかというと、この辺りには温泉やクアハウスが見当らず、風呂に入りたくてホテルの日帰り入浴を当たっていたのである。

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四万十川本流に架かる沈下橋
この地域の観光施設は
沈下橋を始め判りにくい
間道の先にあったりして
車のナビがないと
何一つ辿り着けなかったかも

だが、このホテルも駅に輪をかけて判り辛い所にあって、レンタカーのナビの目的地ターゲットに指定して、その案内に頼ってやっとたどり着ける始末だったのである。 しかも、このホテルは『武漢ウイルス』の為に団体の予約のみの取扱いで、日帰り入浴などの「一見さん」の客は断るべく風呂の湯を張る事を休止するなど実質休業状態で、入浴の目論見が果たせなかったのである。

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この予土線の四万十川沿いは
観光客誘致にゲテモノ列車を
走らせるなとヤル気は見えるが
宿泊や風呂などソフト面が不足気味

日帰り入浴の目的が果たせず無駄に引き返す事となったが、この事を受けて江川崎駅もこの方法〈レンタカーのナビに頼る〉で探す事にしたのである。 おかげで駅にはたどり着く事ができたが、駅へは山に入るような間道を入り、駅に近づく程に集落から離れていく不思議な位置に駅があったのである。

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窓口は閉鎖されてはいないものの
委託駅員は隣りの観光案内所に
引っ込んでいて常時無人だった
※ ウィキペディア画像を拝借

そして、有人駅だと思っていたが、予約販売のみの簡易委託駅〈現在は定期券と一部の切符のみで、一般乗車券類のほとんどを取り扱っていない〉で、駅委託業務からも手を退いた実質的には無人駅だったのだ。 もちろん、駅委託業務員も隣にある観光案内所の『四万十川ふるさと案内所』に引っ込んで、窓口は日中時間でも無人のようだったのである。

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駅周辺を見渡すと様々な
『撮り鉄』のシチュエーション
が思い浮かんだけど

その上に、この地に立ち寄ったのが『日帰り入浴』目的という事は「列車のない時間帯」という事の裏返しで、駅構内を見回せば「列車があれば『絵(写真)』として引き締まるモノを・・」と、旅行程計画の甘さと列車本数の少なさを恨めしく思ったのである。

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1日5往復で3時間以上
列車運行がない時間帯があるなど
今回の旅行程ではムリだった
※ 四万十市のウェブサイト『よどせん』より

まぁ、1日5往復の列車本数では、離れた所数か所に位置する沈下橋を絡めて撮るのが手一杯なのだが・・。 このように、レンタカーを借りて自在に動きまわれてもこうなのだから、「車を用いない『乗り鉄&撮り鉄』では、まず追う事が不可能だろう」と諦めが入ってしまう。

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沈下橋と野の花を絡めて

だが、廃止ローカル線を追っかけていたあの頃を振り返ってみると、昔のあの頃はもうちょっと列車本数があったと思うし、同じような条件で何とかなった事もあったのである。 だから、本当の物事の正否を決めるカギは、状況や条件なんかよりも『情熱』の「あるなし」なのだと解ったよ。 今更ながら・・だけど。 なぜなら、今になく若き時にあったのは、どんな事をしても成し遂げようとする『情熱』なのだから。

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事の成否は諦めると
その時点で終わり
失敗にめげずに何度も『リベンジ』
し続ける事でいつかは叶うのだ

そう、今回がダメでも再度訪れたらいい。 『リベンジ』すればいいのだ。 事が成すまで、何度でも通えばいい。 今、歳を喰ってヘタれて、メインの山では最初に計画した行程通りに完遂できずに引き返すなど、只今6連敗中である。 この夏の山行も台風に阻まれて撤退したしィ。 これも何度でも『リベンジ』して、若き頃に1回でできた事を時と回数をかけて成就すればいいのだ。

そう、『撮り鉄』でも同じなのだ。 だが『撮り鉄』は、メインとして追っている事ではないのでモチベーションが高くなく、また『リベンジ』の成就が「やめない限りいつかは成せる」山とは全く違って、「存在すれば容易」だが廃止など消えてしまうと『リベンジ』不可能となる微妙な立ち位置なのだ。

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廃止路線として挙げられていない
『沈下橋と予土線』は分類上では
「容易にリベンジ可能」である

その事を鑑みると、予土線は廃止路線には入っていないので、分析すれば「訪れる機会さえあれば、即『リベンジ』可能」なのだ。 だから、再び訪れて『リベンジ』する機会を設けるだけなのだ。
そう・・、いつ『リベンジ』するか、計画思案中なのである。


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