風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第482回  白山・御前峰

『日本百景』 夏  第482回  白山・御前峰 〔石川県・岐阜県〕

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残雪残る翠ヶ池と
背後にそびえる白山最高峰・御前峰

   白   山 はくさん (白山国立公園)
富士山・立山と共に『日本三大霊山』の一つに数えられる白山は、越前・加賀地方にまたがる両白山地の主峰である。 “白山”という名はこの山群の総称で、最高峰の御前峰 2702メートル、次いで大汝峰 2684メートル・剣ヶ峰 2677メートル
と、3つの峰から構成されている。

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「大汝から剣」
登った当日は雨で写真が撮れなかったので
別の機会に撮った時のモノで

・・日本海から吹きつける季節風をまともに受けるこの山域は冬季に大量の降雪があり、この雪が“万年雪”となって年中この山を白く輝かせる。 それが、この山“白山”の名前の由来である。

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イワカガミ

そして、この“万年雪”がこの山に豊富な水を恵み、高山植物の源となる。 ハクサンイチゲ・ハクサンチドリ・ハクサンコザクラ・・。 花をあまり知らない人でさえ聞き覚えのある花の名も、この白山から出たものが多い。

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6月の花・ショウジョウバカマ

また、山頂からの眺望も、コバルトブルーの水面をたたえる火口湖・《翠ヶ池》を前景に、関西の山から日本アルプスの山なみが見渡せる絶景である。



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白山登山コース・地図

    行程表             駐車場・トイレ・山小屋情報
《1日目》 金沢市街より車(1:40)→別当出合(2:20)→甚ノ助ヒュッテ(1:30)→黒ボコ岩
     (0:30)→白山・室堂
《2日目》 白山・室堂より白山・御前峰往復 所要上り0:45・下り0:35
       白山・室堂より往路を下山、別山出合まで所要3:00

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目一杯花びらを広げた
ニリンソウ

標高2500mを越える山々の6月はまだ雪が多く残っており、ともすれば雪上歩行技術を会得せねば難しい季節だ。 でも、山好きならば・・、そして6月にしか見られない初夏の花を目にしたいのであれば是非ともいってみたい季節・・、それが6月の山である。

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ショウジョウバカマは
雨が似合う花だね

その事を踏まえてこの6月という時期は、登山道整備が成されていて初心者登山も受け入れている山を選択するのがベストだろうと思う。 そこで、標高2500メートル以上で花の宝庫であり、道も完璧過ぎるほどに整備されている白山がピックアップされる。

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キンポウゲに乗った雨粒が
黄色い宝石となった

今回は、その白山でも初心者向けコースの砂防新道を往復して、最高峰の御前峰を踏破する山旅をしてみようと思う。

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砂防新道は
ショウジョウバカマ回廊だったよ

白山はその先も翠ヶ池や大汝峰、そして花ルートのエコーラインコースと立ち寄りたい見どころはいっぱいあるが、これらの見どころはまだ多くの雪が残っていて、それなりの雪上歩行技術が必要となってくるので、この先の見どころは7月に回す事にしよう。

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雨に濡れたイワハゼが透き通り

それでは、整備された白山への最短コース・『砂防新道』を登っていく事にしよう。 『砂防新道』は整備され尽くされて登る分にはやや面白みに欠けるかもしれないが、ルートを外れるとまだヤブがあったり残雪帯に踏み込んだりしてしまうので、登山道を外さぬように登っていこう。

まぁ、登山道は整備されつくして、踏み代が大きい所などは丸太の階段が設置されるなど、道を外すような事はないとは思うが、多くの登山者に踏まれる事によって道の至る所が掘られていて深いルンゼ状となるなど、整備されているにしては歩き辛いかもしれない。

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ボロボロのまま放置された
旧甚之助ヒュッテ

登っていくと、程なく甚之助ヒュッテに着く。 かつては幅の狭いヒラメのような『元祖・避難小屋』のような建物であったが、今は隣に綺麗なトイレ付きの小屋が建っている。 ヒュッテ前は水場となっていて、ひと息着くにはいい頃合いだろう。

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トイレが併設された新しい甚之助ヒュッテ
でも旧小屋の方が愛着が湧きそう
※ 山小屋ネットより

ヒュッテ前でひと息着いたら、登山を再開しよう。 ヒュッテの少し上に《南竜道分岐》があり、ここが花ルートの『エコーラインコース』への分岐となっているが、《南竜ヶ馬場》の水平道には雪はないものの、そこからエコーラインへの急勾配はまだ雪に埋もれていて、雪装備がないとちょっと通れないようである。

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白山・御前峰から見下ろすと
まだ雪が多く残ってる

そこからは、稜線上との境にある《黒ボコ岩》まで単調な登りが続く。 登った時の大きな出来事がなかったせいか記憶は薄いのだが、初めて白山に登った時は身体がまだできておらず、黒ボコ岩付近でヘバって黒ボコ岩の道標の前の平たい所で寝そべった事を憶えている。

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黒ボコ岩にも
ショウジョウバカマが咲いていた

ヘバってコースタイムと同じ位のタイム(もちろん、黒ボコ岩で寝転んだ時間は差し引いて)で室堂に着き、室堂の当時の登山者宿泊施設の白山・室堂の神社宿坊に宿泊手続きするとしよう。

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山岳ビジターセンターに
建て直された室堂り宿坊
※ 白山市のウェブサイトより

なお、この室堂一帯は白山神社の境内となっておりキャンプは一切禁止で、キャンプ指定地は《南竜道分岐》より水平動を伝った《南竜ヶ馬場》となっている。 このようにキャンプ指定地が白山の頂上よりかなり下にあり、白山に限ってはテント幕営はあまり有利とはいえないようだ。

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南竜ヶ馬場と南竜山荘
キャンプ指定地はかなり下にある
南竜ヶ馬場でこの山に限っては
幕営山行は有利とはいえない

かつての室堂の宿坊は「いかにも修行の行者が泊る神社の宿坊」という感じであった(擦り切れてボロボロの畳が敷かれた2段の寝所だった)が、今はビジターセンターの建物が建ち、その周囲に今風の綺麗な山荘が立ち並んでいる。

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室堂に咲いていたヤマツツジ

かつてはトイレも寝所の外に建つ便所棟に行かねばならなかったし、消灯後は完璧に真っ暗になってカンテラが必需品だった。 今の旅館にほど近い設備を有した山荘しか知らない者なら、たぶん寝付く事が出来なくなるかもね。 そして、シーズン以外は食事提供もナシだったしィ。

でも、かつての方が「山に来てる」感があったよ。 それは神社神道の宿坊らしく、夜明け前にドラの音が鳴り響いて一斉起床となる・・、つまり叩き起こされるのである。 叩き起こされるのは午前3時過ぎ。

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白山頂上にある祠
この日に限っては朝3時の
『御来光ドラ』は有難迷惑!?

白山という山で、御来光を望む為に来て泊る所だから許せる事なのだが、神社の生活スパンと同じく朝3時過ぎに「ドラの音で叩き起こされる」なんて事は、今の旅館のような山荘では有り得ないだろうね。

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御来光ではなく夕日でした

しかし、ドラの音で叩き起こされた時の朝は雨模様で、御来光はダメだったよ。 この事も今回の白山の山行の記憶が薄い理由なのであろう。

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ガスで「真っ白け」だった
白山・御前峰頂上

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夕日を朝日のように載せて
取り繕う小市民な筆者

山頂はガスに巻かれて「白霧の世界」だったし。 後は白山に登る「もう一つの目的」である、高山植物の花々を撮りながら下っていく。

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大きな雨粒は花がおりなす
コスモの世界を魅せた

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雨露に濡れたイワカガミ

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サンカヨウ
6月は小さな花が多い

雨に濡れた6月の早い時期に咲く花々が雨露を乗せる可憐な姿は、雨の登山もそれはそれで楽しめるなって思ったものである。 それでは、露に濡れた可憐な花々をごろうじろ。

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リュウキンカ

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イワナシ
甘い蜜を出していそうな魅惑の花

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ツマトリソウ
正午近くになるとようやく
日差しが出てきて
鮮やかな白を魅せてくれた


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