風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第467回  室戸岬

『日本百景』 冬  第467回  室戸岬 〔高知県〕

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釣り人が暮れ空に映える
これとない叙情的な海の風景

  室戸岬 むろとみさき (室戸阿南海岸国定公園)
四国の東南端、太平洋に向かって穂先を突き出す『室戸岬』は、黒潮の荒波をまともに受けて更に鋭い地形を魅せている。 この鋭く尖った地形と荒れ狂う土佐の黒潮、そして断崖の遙か高くに孤立する白亜の岬灯台が、ワテの心に抱く“岬の情景”に見事に合致しているのである。 これは、我が『日本百景』に掲載するに十分な理由となり得るだろう。

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沖の海原には岩礁が
第艦隊のように連ねていた

・・最果ての情感あふれる岬と、断崖絶壁の海岸線を物思いにふけりながら散策した後は、岬台地の上に建つ白亜の『室戸岬』灯台を訪ねてみよう。 また、岬台地の上には、岬台地の他にも『四国霊場24番札所』の《最御崎寺》や《室戸岬測候所》・《室戸スカイライン》など観光スポットが多くある。



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室戸岬周辺図

   行程表        駐車場・トイレ・山小屋情報
室戸岬へは高知市街よりおよそ82km・車利用で所要 約2時間
室戸岬到着後は、岬に連なる海岸段丘の海岸線散策、
岬の高台に建つ白亜の灯台や最御崎寺めぐりなど景勝地めぐり
室戸岬より宍喰町市街まではおよそ50km・車利用で所要 約1時間10分
なお、バス利用だと、JR高知駅~室戸岬 所要2時間30分・10往復運転

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この岬は夕暮れが一番いい

『室戸岬』の“岬の情景”は夕暮れが一番いい。 なぜなら、岩打つ波、荒々しい岩礁帯と釣り人、灯台の燈火と叙情的なサンセット・・。 全てが夕暮れのイメージと合致するのである。 その事を前提に、夕暮れの少し前に岬に着くようにしたい。

高知市街より車で2時間余り、室戸市の中心街・《室津》からかつては観光有料道路だった《室戸スカイライン》に入る。 この道は海際まで岬中央部の高台を連ね、海際で崖をヘアピンカーブが連続するつづら折りで一気に海岸線に下っていく。 やがて、『四国霊場24番』の札所の《最御崎寺》の前に着く。

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『四国霊場24番』の札所《最御崎寺》
宿坊はユースホステルとなっている
※ ウィキペディア画像を拝借

この寺の先は室戸岬の展望台となっていて、寺の境内を通り過ぎると岬灯台がある。 室戸岬の灯台は、海面から160mの崖の上に立っているのである。 この灯台の光源はかなり大きく、発光レンズの直径は見た感じでも5mはあった。

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巨大な光源レンズが
海の難所である事を示している

この巨大な光源レンズが、『室戸岬』沖が台風の通り道で海の難所という事を端的に示しているのである。 また、室戸台風で一躍有名となった《気象観測測候所》も、この一角にある。 岬灯台から海岸を望んだなら、いよいよ待望の岬海岸線へ下っていこう。

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2回の大ヘアピンカーブで
ジェットコースターの如く
イッキに下っていく
※ ウィキペディア画像を拝借

岬灯台からの《室戸スカイライン》は、160mの高さをたった2回のつづら折りで海抜0m地帯まで一気に急降下する。 上にいる時の《室戸市街》や港、ともすれば《高知の街》も望めるか・・という眺めから、ジェットコースターにでも乗ったかのようにイッキに変わっていくフロントガラス越しの視野は、車を運転する者にスリルを与えるだろう。 

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岩礁が並ぶ豪快な海岸風景

《室戸スカイライン》を下りてすぐにある駐車帯に車を止めて、カメラ用具を持って岬遊歩道を散策しよう。 海岸線にぴったりと設けられた遊歩道からは、岩礁が並ぶ豪快な海岸が視界いっぱいに広がる。 
そろそろ日が暮れてきた。 ここは一心に釣竿を垂れる釣り人に御出演願おう。 

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ここは一心に釣竿を垂れる
釣り人に御出演願おう

岩礁の上に立ち、釣竿を垂れる孤高の釣り人に夕日が当たる。 そのシルエットの美しさは、カメラ映像の極みであろう。 また、獲物を釣り上げた瞬間はドラマチックだ。

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撒き餌をする姿も絵になる

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今日最後の獲物を仕留めた

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そろそろ陽が沈む
一日の終わりが迫ってきた

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そろそろ帰り支度を始めようか

その他、撒き餌をする姿、帰り支度をする姿など、絵になるシーンが次々とやってくる。
だが、くれぐれも釣り人の邪魔はせぬように。 また、岩礁を飛び越えていくので、海にはまらぬように。

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海岸線からは
樹木に隠れて灯台が見えない

なお、高台にある灯台を下から狙おうと海岸線を歩いたのだが、なかなか思うようには撮れなかった。 
灯台が樹木に埋もれて、はっきりと見えなかった為だ。 たぶん、風景写真集にある写真などは、海上から望遠レンズで切り撮ったのだろう。 岩礁と岬灯台。 このシーンが撮れなかったのは、唯一残念な点である。 

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夜明け前に月の光で
照らされた海際に出てみる

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夜明け前の海を流して
冬の海を表現してみた

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岩礁を波が洗う
海の原風景が広がる

・・こんなに素晴らしい景色なのだ。 何も急いで帰る事はない。 《最御崎寺》の宿坊(ユースホステルにもなっている)で一泊して、朝日を眺めてから(朝日は昇る角度が今いちなのか、夕景と比べるとやや落ちる)帰るとしよう。

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1日泊って朝の海岸風景を
望んでから帰路に着くとしよう


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