2021-02-08 (Mon)✎
『日本百景』 冬 第465回 奥入瀬渓流・冬 〔青森県〕
・・さて、プロフィールであるが、十和田湖畔の《子ノ口》より《焼山》付近までの約14kmに及ぶ奥入瀬川の流れを『奥入瀬渓流』と呼んでいる。 上流から、《銚子大滝》・《白糸ノ滝》・《玉簾ノ滝》・《雲井ノ滝》・《阿修羅ノ流》などの滝や早瀬を連ねている。 また、滝の眺めとあいまってこの渓流の魅力を高めているのは、渓流の両岸から覆いかぶさるように枝を広げている豊な原生樹林であろう。
これらの樹木のほとんどが広葉樹林で、ブナ・カツラ・ミズナラ・カエデ等の木々が多く、新緑の頃は瑞々しい雰囲気をかもしだしている。 また、これらの樹木は、秋も魅せてくれる。 紅葉と黄葉がおりなす鮮やかな彩りが、清楚な渓流とあいまって素晴らしい眺めを魅せてくれる事だろう。 そして、冬。
冬の銚子大滝は夏の勇壮な姿と違って
水墨画のような佇まいを魅せていた
奥入瀬渓流 おいらせけいりゅう (十和田八幡平国立公園)
奥入瀬渓流は、カルデラ湖である十和田湖より流れ出る唯一の川・奥入瀬川がおりなす清楚な渓流である。 清らかで神秘的な十和田湖より流れる水が創ったこの渓流には、清らかな水がかもしだす気品高き清楚な趣を感じるのである。 奥入瀬渓流を望むに最もいい季節は、萌える新緑の頃とあたり全てに白銀の衣をまとう冬であろうか。 この頃が、清楚な雰囲気をより一層感じる事ができていいだろう。

奥入瀬渓流は、カルデラ湖である十和田湖より流れ出る唯一の川・奥入瀬川がおりなす清楚な渓流である。 清らかで神秘的な十和田湖より流れる水が創ったこの渓流には、清らかな水がかもしだす気品高き清楚な趣を感じるのである。 奥入瀬渓流を望むに最もいい季節は、萌える新緑の頃とあたり全てに白銀の衣をまとう冬であろうか。 この頃が、清楚な雰囲気をより一層感じる事ができていいだろう。

河床の水を全て落とす
奥入瀬のナイヤガラ・銚子大滝
・・さて、プロフィールであるが、十和田湖畔の《子ノ口》より《焼山》付近までの約14kmに及ぶ奥入瀬川の流れを『奥入瀬渓流』と呼んでいる。 上流から、《銚子大滝》・《白糸ノ滝》・《玉簾ノ滝》・《雲井ノ滝》・《阿修羅ノ流》などの滝や早瀬を連ねている。 また、滝の眺めとあいまってこの渓流の魅力を高めているのは、渓流の両岸から覆いかぶさるように枝を広げている豊な原生樹林であろう。
これらの樹木のほとんどが広葉樹林で、ブナ・カツラ・ミズナラ・カエデ等の木々が多く、新緑の頃は瑞々しい雰囲気をかもしだしている。 また、これらの樹木は、秋も魅せてくれる。 紅葉と黄葉がおりなす鮮やかな彩りが、清楚な渓流とあいまって素晴らしい眺めを魅せてくれる事だろう。 そして、冬。
全てを覆い尽くす白銀の衣は、清楚な渓流に静寂な時の流れを感じさせて、より一層その魅力を引き立てている。
印刷用に配布された
奥入瀬渓流マップ
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
八戸市街より車(1:30)→石ヶ戸・奥入瀬渓流入口
奥入瀬渓流入口より車で雲井ノ滝や銚子大滝などの渓流の滝を訪ねる
十和田湖畔の͡子ノ口まで約13kmが奥入瀬渓流で、滝をめぐりながらだと奥入瀬渓流入口~子ノ口の往復で、所要2時間~2時間半・奥入瀬渓流入口(1:30)→八戸市街
冬の奥入瀬に
魅せられに行こう
夏や秋の無雪期は是非にでも徒歩で訪れたい奥入瀬渓流であるが、冬・・それも厳冬期となるとそうもいかない。 それに今の御時世はマイカーやレンタカーに押されて、路線バスも運行を取り止めるなど、無雪期のシーズンでも公共交通機関の利用は覚束ないっていうか、もう路線バスは運行してないだろうね。
今の旅は「入り込めない所」が
意図的に増えているのは気のせい?
だから、シーズンを通じて『旅』というモノは、旅先でレンタカーを借りるなど車がなければ成し得ないのだろうね。 それか、ツーリスト業者が主催するツアーに参加して、観光バスに揺られてタイムスケジュールを管理されて、高いホテルで宿代を叩いて割と豪勢な食事の付く『旅』ではなく『旅行』となるのだろうね。
ツアー旅行だと
「雲井ノ滝到着は○時×分で
滞在時間は20分」
と露骨に行程管理されるからね
まぁ、歳食って老いぼれて身体が動かなくなったら『ツアー旅』も吝かでなくなるのだろうけど、今は全力をもってこういう『旅行』は拒絶したいな・・、ワテは。 だから、旅の計画でも周りたい目的地とその周辺の車寝ができる『道の駅』を把握して、その経路はその時の状況で決めるケースが多くなってきているね・・、ワテの場合は。
だから把握すべきなのは『道の駅』と大まかな目的地間の距離、そしてレンタカーの予約だね。
特にレンタカーの予約はポシャると『旅』自体がポシャるので、2~3ヶ月前から予約検索するよ。
そういう訳でヤマ以外の遠出は、『撮り鉄旅』でも年末年始かGWに限定されるよ。
あぁ・・、山旅放浪していた頃に戻りたいなぁ。
出だしから話題が脱線したが、真冬の奥入瀬渓流を訪ねてみよう。 この時は、前日に八甲田山(もちろんロープウェイだしィ)で『モンスター樹氷』を楽しんでから、この奥入瀬渓流を訪ねたのである。
奥入瀬渓流の対岸の滝は
冬は国道の山越えの道と同じく
雪によって閉ざされている
厳冬期ともなると、この地域の幹線道路といえども山越えのルートの国道103号線(酸ヶ湯周りの道)は冬季閉鎖となるので、十和田湖畔に沿ってゆく国道102号線が青森方面から奥入瀬への唯一のアクセス道となるのである。 だから、奥入瀬渓流で滝を写真に撮りながらめぐるとなると、1日日程を割いて行動する方が余裕があるのだ。
前日は八甲田山で
モンスターと戯れていた
・・と言う訳で、八甲田から十和田湖に出て、その日は滝と滝との距離を車のトリップメーターで把握し、今夜は『道の駅・おいらせ』で車寝して、翌朝一番で奥入瀬渓流に向かい、車で流して探勝する計画を立てたのである。 だから、行程表とはずいぶん異なるけど勘弁ネ。
でも、昔は食料を確保するだけでも大変だったけど、今は「道をゆけばコンビニに当たる」ってほどにコンビニはあるし、この奥入瀬渓流は温泉地で風呂の心配はないし。 昨今の『旅』は旅情は犠牲となったけど、便利になったモノだなぁ。 それでは、奥入瀬渓流に潜む滝の冬の情景を訪ねようか。
ワテにとっては
奥入瀬渓流をめぐるには
この行程がベストだろうね
レンタカーを止めて車寝した『道の駅・おいらせ』から、奥入瀬渓流の入口で奥入瀬のホテルが建つ《焼山》まで20km足らず。 夜明けの遅い冬ならば《焼山》に7時頃に着けばいいので、『道の駅』の出発は6時半頃でいいだろう。
石ヶ戸までは
際立っての魅せ場はない
そして、奥入瀬渓流の入口である《焼山》より滝が現れ出す石ヶ戸までは、目欲しい滝がないので車で流す。 レストハウスの建つ《石ヶ戸休憩所》を越えると、渓流で最初の景勝地である《馬門岩》が国道に迫り出さんばかりに現れるが、岩が迫り出している所なので車を止めるスペースもないし、それほどそそるものでもないので見送る。
冬の阿修羅の流は
穏やかな仏の流となってたよ
少し進むと、奥入瀬渓流では「5大景観の一つ」と云われる《阿修羅の流》に出る。
だが冬という事で、その流れに勢いはなかったみたい。
夏は「小さな滝」として
見逃されがちな千筋ノ滝も
冬はその"か細さ"に魅せられる
次に最初の滝である《千筋ノ滝》が現れる。 この滝は落差は10mほどの小さくか細い流れの滝で、夏ならば無視される滝だが、冬はその「か細さ」に魅せられるのである。
渓流で1~2の人気滝・雲井ノ滝の前は
ホテル泊のツアー観光客を引き連れた
バスの降車場となっていた
さらに進むと、奥入瀬でも1~2を争う人気滝の《雲井ノ滝》と、対岸に《白布ノ滝》が望める。
雲井ノ滝の対岸にあった白布ノ滝は
ツァー観光客にはほぼ無視されていたよ
だか、人気の滝という事で、旅行ツァーのチャーターしたホテルのマイクロバスがひっきりなしに滝前に停車しては、前夜ホテルに宿泊したツァー参加の観光客を下ろしては回収していく。 なので、滝前はツァーの仕立てたマイクロバスのにわか『転回所』となるので、車は止めれそうにない。 従って100mほど離れた道路の膨らみに止めて歩く事にしよう。
冬は滝前に入るのは顰蹙モノ
だから道路上の雪壁越しの
ポジションで撮るのデス
まぁ、この『マイクロバス・アタック』も1時間程で終わるので、帰りに撮ってもいいかもしれないが、朝の雰囲気も捨て難いので、バスの乗り換えを見計らってベストホジションに三脚を立て(滝をスローシャッターで仕留める時はワテも三脚を使います)、数枚撮ってそそくさと撤収する。
その先は無雪期ならば《玉垂ノ滝》や《白糸ノ滝》などの滝があるが、全て水量が少ない滝ゆえに厳冬期は「氷柱にしか見えない」ので見送る。
対岸の滝のこの九段ノ滝は
ラッセルしてでも撮りたいと思ったよ
でも、対岸にある《九段ノ滝》は、段に刻まれた滝壁を落水が絹糸模様を描いてそそったので、橋で対岸に渡って滝まで100mほどラッセルしてたどり着く。
九段の名となった段の滝壁を
落水が絹糸模様で染める
ツァー観光客はラッセルしてまで滝見しないので、この《九段ノ滝》は踏み跡のない「処女滝」だったよ。
銚子大滝は高台となった
車道上からも望めるが
周囲の木々がやや邪魔となる
ちょっとガンバれば
木々を省く事はできるが
車道から撮るツアー観光客は
そこまでしないだろうね
そして、奥入瀬渓流最大の景観である渓流の全ての水を落とす《銚子大滝》だ。 この滝の周囲は開けていろいろなアングルが取れるが、観光客は全て道路上の俯瞰場所で撮って立ち去るみたいだ。
冬は雪が乗った「ズル滑り」の
木道スロープがある為
滝前には誰も寄り付かない
なぜなら、滝前へは雪が乗ってズル滑りの木道スロープを下らねばならないからである。
だから、人気ナンバー1の滝と云えども、滝前フリーで自在に撮れたよ。
冬の静寂な滝に
夏の勇壮さを求めてみた
「ズル滑り」の木道スロープを下らねば
銚子大滝の『一番星』は撮る事が適わない
《銚子大滝》を過ぎると目ぼしい景観は終わり、どれが滝か判別不能の《五両ノ滝》や《千両岩》を見やって十和田湖畔の《子ノ口》に着く。 後は折り返ししながら、観光客であふれて撮り辛かった人気滝を撮りつつ戻っていくとしよう。
帰りは雪も止んで
日差しが差し込んでいた
《焼山》の入口まで戻ったらホテルの風呂でもいいが、ここは奥入瀬温泉郷の温泉公民館で「貸し切りの湯」を楽しもう。
『武漢ウイルス』災禍と
在日チョンによる我が国が蒙った
いわゆる『チョン災禍』
共通点が有り過ぎるっていうか
ほとんどが根底的に
同じ性質の問題だよね
それは根源を糾せば自然に
問題が解決するのに
それをせずに際で無駄な制限を加えて
より不満を煽り問題を拗らせているって事
それは『武漢ウイルス』は
シナが撒き散らした生物兵器なので
シナ共産党を滅ぼせば自然に収まるし
日本の『チョン災禍』は
在日チョンを招き入れた
チョンの背乗り天皇・皇族共を
チョンと看破してチョンに追放するだけで
明日にでもチョンと断交できるのだ
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Re: No Subject * by 風来梨
ねむろ大喜さん、こんばんは。
ぢ・つ・わ、寒くなったらレンタカーの中に逃げていたのです。 昔は歩いてめぐったモノですが、ヘタリにヘタリました(悲)
ぢ・つ・わ、寒くなったらレンタカーの中に逃げていたのです。 昔は歩いてめぐったモノですが、ヘタリにヘタリました(悲)
駄菓子菓子
冬の滝って凄まじいほど美しいものなんですね@@;