2020-12-29 (Tue)✎
よも”ヤマ”話 第128話 大朝日岳 その2(大朝日岳の夕景・朝景)〔山形県・新潟県〕'95・8
大朝日岳 1870m(前話に引き続き登頂)
避難小屋が見え出したら
頂上まであと少し
朝日連峰 あさひれんぽう (磐梯朝日国立公園)
大朝日岳 1870メートル を主峰に連なる朝日連峰は、東北では珍しい隆起山塊である。
それゆえに、重厚で嶮しい山容を魅せている。 また、登山も広域な縦走コースが中心となる為、それ相当の装備と体力が必要となる。 だが、これは裏を返せば、登山者が少なく静かな山行が楽しめて、また手付かずの自然も多く残されている・・という事でもある。 もちろん、“山の楽しみ”である高山植物も豊富で、特にヒナウスユキの群落は見事である。
今回の朝日連峰山行の行程図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
《前日》 JR左沢駅より車利用(1:20)→朝日鉱泉
《1日目》 朝日鉱泉(3:00)→鳥原小屋(2:00)→小朝日岳(1:20)→大朝日小屋
※大朝日小屋から大朝日岳まで所要15分
《2日目》 大朝日小屋(1:30)→西朝日岳(0:50)→竜門小屋
※マイカー回収の為、竜門小屋で折り返し
竜門小屋(1:00)→西朝日岳(1:20)→大朝日小屋 ※大朝日岳まで往復30分
《3日目》 大朝日小屋(1:10)→小朝日岳(1:30)→鳥原小屋(2:40)→朝日鉱泉より車
(1:20)→JR左沢駅
大朝日小屋はこんなショボイの
しか撮ってなかったよ
・・登り着いた今日の宿泊場所の大朝日小屋は、トイレは内トイレの簡易水洗で、リュックや登山靴収納の棚があり、2階に昇る階段もハシゴでなくて一般の邸宅(というより豪邸)で見られるような両側手すり付の幅の広い階段と、避難小屋としては『特等』の設備を有する小屋で快適な宿泊ができる。
登山者用の靴箱とザック置き棚
居間にも荷物置き用の棚がある
築も浅い美築な避難小屋
土間と2階に昇る階段
豪邸にある両側手すり付きの階段
2階の居住性はもっといい
※ 3枚いずれも
『山形県・みどり自然課』の
ウェブサイトより
なお、宿泊には施設維持協力金として、1500円(四半世紀前は1000円だった)が必要である。
1500円は主にトイレの処理代だろうね
簡易水洗の室内トイレで夜の用足しも安心
※ 『山形県・みどり自然課』の
ウェブサイトより
ただ水場は、小屋下5~6分のキャンプ場より更に4~5分下った所にある『金玉水』という水場で、汲みに行くのに往復20分はかかるのが玉にキズである。
中央にある砂礫の窪地が金玉水
小屋から結構下った所にあるので
汲みに行くのもひと苦労である
※ 『山形県・みどり自然課』の
ウェブサイトより
なので、小朝日岳側から登ってくるならば、「朝日連峰随一の銘水」との誉れ高い『銀玉水』で汲んでくるのがいいだろう。 また、縦走を目指すのなら、稜線上の避難小屋の建つ場所には水場があるので、取り敢えずは縦走山行での水の心配は必要ないだろう。
登っている最中に空を覆っていた
ドン曇りの灰色の雲が晴れてゆき
大朝日小屋までの道中は雨が振り出しそうなドン曇りで、あまり写真が撮れなかったが、夕方近くとなってガスが退いてゆき、雲間から斜光が差し込むようになってきた。 その空模様を目にして「これは絶景の予感アリ」と、急いで山頂に赴く準備をしたよ。
雨が振り出しそうなドン曇りの空が
夕方近くには快方に向かい
青空が広がっていたのを目にして
それでは、この『特等』な避難小屋に荷物をデポって、カメラ片手に頂上を往復してこよう。
頂上へは多少の急傾斜はあるものの、15分位の登りでたどり着く事ができるだろう。 それでは大朝日岳の頂からの、みちのくの名峰がおりなす素晴らしき夕景色をごろうじろ。
ドン曇りから快方へ
夕刻の空の変化
灰色のぶ厚い雲のてっぺんに
陽の光が風穴を開けて差し込んできた
程なく灰色の雲は退き始め
夕陽の赤い色の空が魅せ始める
こうなると形成逆転し
西朝日岳の方向の灰色の雲は
一斉に消えていった
出羽の峰々がおりなす
夕景色の絶景かな・・
そして月山方向は
クライマックスシーンに突入していく
陽が沈む直前の一瞬
逆光側にそびえる西朝日の山影が濃くなる
順光の出羽・月山側も
サンセットのショータイムを
促すが如く雲海が湧き立ってくる
そしてサンセット・・
陽が1日の終わりを惜しむが如く
真っ赤に燃える光を放つ
かぎろいの空に染る中で
出羽・月山が雲海の衣を纏いさらに美しく
入道頭の西朝日岳も
スペクトルの夕空に
自身の姿を影として埋めていく
翌朝も日の出の30分位前に小屋を出て、頂上へ向けて登っていこう。 頂上まで15分だから、そんなに慌てなくてもいい。 但し、夏とは言えヤマの頂は寒くて風も強いので、防寒着を着込んで登っていこう。
朝景にも魅せられて
今朝の御来光は
陽の下に雲が貼りついて
空を輝かす事はなかった
その朝日の下に貼りついていた雲は
朝日の上昇と共に霧散・散開を始め
雲に覆われて姿を隠していた
稜線上の峰々も姿を現し出した
今日歩く稜線の方向が晴れ渡る
いい登山日和になりそうだ
昨日の夕景と今朝の日の出を堪能したら、登山口に車を置いているので縦走はムリだが、時間の許す限り縦走路を奥まで入っていこうと思う。
御来光時に朝日を遮っていた雲は
霧散して雲海となった
この朝日連峰はブロッケン現象が
よく見られるという
:
ワテはブロッケンは得てして
天気の思わしくない時の現象なので
あまり好まないけど
昨日の夕暮れ前も現れたみたい
まぁ、往復の所要時間からして、竜門山か狐穴小屋のあたりで折り返しだろうか。 もちろん、今日もこの避難小屋に止るので、シュラフや炊事用具などの荷物は小屋にデポっておく事にしよう。 それでは、以降は次話を乞うご期待。
朝日に照らされる
マツムシソウの花
完璧なまでに美しい三角錐を魅せる
大朝日岳に見送られて
稜線の『1Day・ハイク』に行ってきます
※ 続きは、次話の『第129話 その3』にて
チョンの背乗りの天皇・皇族どもを
チョンと看破して
チョンに追放せねばならない理由
それは天皇・皇族の奴ら共々
1つの国を支配できるような
能力は全く見受けられない無能であるが
シナ・チョンの工作員組織であるパヨクや
在日チョンの『天皇信奉右翼』によって
全体主義支配のお飾りのトップとして
まつり上げられるからである
要するに日本国民を隷属させる為の
『具』として使われる訳ですね
その上でパヨク・『天皇信奉右翼』が
天皇を操る事で全体主義支配が完成する訳である
今も皇室内に巣喰う創価学会によって
日本の機密はチョンや
その宗主国シナにダダ漏れだし
毎年日本の400憶という血税が
宮内庁経費として捻出され
スイス銀行に貯蓄されてるよ
もしかしたらチョン本国に横流しされてるかもね
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