風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第460回  余ノ滝

『日本百景』 冬  第460回  余ノ滝 〔大分県〕

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滝枝垂を魅せる
岩のオブジェと蒼い釜淵と

  余ノ滝 あまりのたき
 駅館川上流の恵良川支流余川にかかる滝で、院内・余温泉から東南に約1kmほどの奥地に位置する。
落差48mで末広がりの美しい落水が見られる事から、『末広の滝』とも呼ばれている。

余の滝は直下型の滝と違い、水が滝の途中で岩に当たりながら幾重にも分かれて落下していて、その姿が別名の『末広の滝』とも呼ばれる所以である。 静かに水が落ちていく姿はとても美しく、趣のある姿を魅せている。

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滝前にある余ノ滝の滝説明板
※ 宇佐市公式観光ガイドより

幕末から明治維新にかけての国学者・渡辺重治が記した『豊前志』では、「白布(しらぬの)を三段四段(みきだよきだ)にたちきりて巌(いわほ)の上(うへ)にたれさらすらむ」と詠まれており、この滝に感銘した著者の心をよく伝えている。

滝の近くには「日本の棚田100選」に選ばれた両合棚田もあり、散策するには絶好のコースとなっている。 また、逸見邸庭園、余温泉などの観光スポットもあるので、大分の温泉めぐりに秘境滝めぐりを加えるのは如何だろうか。



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余ノ滝 位置図

   余ノ滝  あまりのたき   落差 48m  大分県・宇佐市(旧 院内町)
滝へのアプローチ  『道の駅・いんない』の南方約10km
            『道の駅・いんない』より車利用(0:20)→滝駐車場
  行程表        滝駐車場より遊歩道を5分で滝前に出る

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岩をかみ流れ落ちる滴が
更に新たなオブジェを創造して

『道の駅・いんない』より国道387号を5km程戻ると、《余温泉》なる鄙びた温泉へと向かっての分岐に差しかかる。 道路地図には載っていない温泉だ。 そして、これからめぐる《余ノ滝》に至っては、レンタカーのカーナビにも記載されてないみたいである。 だが、温泉の方は特養施設を兼務しているらしく、『⇒いんない余温泉 あと○○km』といった案内表示が国道沿いの随所に設置されていた。

特養施設もある《いんない余温泉》温泉までは道も狭いながらも安定していたが、これを過ぎると舗装はされているものの、道幅は更に狭まって「トラクターがやっとこさ」位となってアプローチは至極厄介だ。 そして、坂の斜度もトラクターに合わせた狭く窮屈な急登攀 とはん となり、運転していて「ちょっとヤバいかな?」と感じる位である。 まぁ、距離は短いので何とかなるが・・。

道がこんな感じなので、10km足らずの距離で20分の所要は見ておいた方がいいだろう。
それでも『道の駅・いんない』を夜明け前に出たからか、6時頃には駐車場と思しき場所に着く。
これよりは道はついているものの、落葉で埋まった更なる急坂で、これ以上先への車の進入は無理であろう。

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改良される前の駐車場は
狭い・転回不能・草ぼうぼうの三悪だったが
どうやら使えるように整備されたみたい
※ 宇佐市公式観光ガイドより

『駐車場と思しき所』は下に広がる段々畑の上にある『収穫物の仮置き場』のような空地で、左右に分かれると5台くらいの車が止めれそうだ。 だが、帰る時に車を転回する事を考えれば、仲間内でもない限り3台以上の駐車は『NG』だろう。 ちなみに、車止めと思しき柵にある滝の案内板には駐車場の表記がなされてあった。 ※ 最近は駐車場が改良されたようで、地元自治体の観光課のウェブにも駐車場の写真が掲載されていた。

さて、今の『6時』だが、空を見ると「九州って南なんだなぁ」ってつくづく思う。 未だ、縁が白くすらなっていない真っ暗闇だったのである。 案内板では「滝までは徒歩で5分程」との事なので、さすがに滝へ赴くのは早すぎる。

で・・、車の中で待機していたのだが、7時前となっても「まだ夜明け前」の雰囲気。 もう辛抱堪らず、薄暗い中を滝へと向かう。 滝への遊歩道は落葉で埋まり、倒木が通路を塞ぐなど荒れ始めていたが、下地は簡易舗装の急坂と一応は整備されていたようである。

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岩のオブジェを
縫うように白絹を掛けて

滝前へは、この遊歩道を5分程で着く。 滝の展望台は広く、滝を正面に望めるいい位置にある。
そして、この《余ノ滝》は、落水が岩に当たって何条もの枝垂れを分ける美しい枝垂れ滝であった。
滝の解説板も、「この近辺は『宇佐の三瀑』(『百名滝』に選定された西と東の椎屋滝と福貴野滝)と謳われるように、60mを超える大型の直瀑が数多く見られる中で《余ノ滝》のような枝垂れの妙を魅せる滝も、また風流で貴重な存在だ」と書き記されている。

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滝のオブジェは
落水によって更に磨かれて

空が完全に開ける7:20過ぎまで滝前で待機し、空が明るくなって写真を撮れるまでの光を確保してから、存分にこの枝垂れの妙を堪能しようと思う。 その経緯は、拙の掲載写真をもって『カメラを通しての語った記憶』として表現したいと思う。

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この落水が岩にあたって散らばり
岩と水のおりなす妙が奏でられる

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落水によって
磨かれ育った岩の造形美

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枝垂れの部分全てが
岩と落水のおりなすオブジェだ


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今シナが自国の思い通りになる操り人形のバイデンを
勝たせるべく大がかりな選挙不正工作を行う
アメの乗っ取りを仕掛けている

それはもはやアメとシナが水面下で
戦争状態になっていると言っていいだろう
そう・・それは共産・全体主義勢力と
西側自由主義諸国の存亡をかけた戦いだ

だが無防備な西側自由主義諸国は
盟主であるアメの政治機構を乗っ取られ
傀儡を立てられようとしている
云わば前哨戦で西側諸国は遅れを取ったのだ

この国民の全てが為政者の為に全てを奉げ
生殺与奪の権限を握られる全体主義は
何も共産主義だけではない

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天皇信奉右翼が唱える戦前の
天皇が国の元首となる帝国主義も
「陛下の為には国民はその命をも奉げて尽くす」
という北朝鮮型の全体主義なのである


天皇信奉右翼の思惑通りに天皇が国家元首となり
チョンの日本人成り済ましである
天皇信奉右翼が裏で天皇を操ると
北朝鮮同様の全体主義の完成だ
だからその芽は早急に潰さねばならないのだ





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