風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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路線の思い出  第387回  北上線・ゆだ高原駅

路線の思い出  第387回  北上線・ゆだ高原駅 〔岩手県

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高原駅と名乗るには
あまりにも閑散とした駅だったゆだ高原駅

《路線データ》
       営業区間と営業キロ        輸送密度 / 営業係数(’15)     
       北上~横手 61.1km           335  /  257

運行本数(’20)
       北上~横手    下り7本(うち快速2本)・上り6本(うち快速1本)
       北上~ほっとゆだ 2往復
       北上~藤根          1往復(休日運休)

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観光地駅の代名詞である『高原駅』と
しては閑散とし過ぎているが
周囲は秘境駅にほど近い高原地帯だ

ゆだ高原駅(ゆだこうげんえき)は、岩手県和賀郡西和賀町白木野(しろきの)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)北上線の駅である。北上駅管理の無人駅。 北上駅から当駅までは盛岡支社の管轄であり、西隣の黒沢駅から横手駅の間は秋田支社の管轄。

1948年12月25日に国鉄横黒線岩手湯田駅として開業した駅である。 その後の1970年にいち早く無人化されている。 1990年には公民館との合築駅舎が完成し、供用となる。 その翌年の1991年6月20日に、「岩手湯田」から「ゆだ高原」に駅名が改称となる。

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かつての駅舎は周囲の観光名所や
名産品が壁に描かれていた
※ ウィキペディア画像を拝借

駅構造は単式ホーム1面1線を有する駅で、駅舎は前述の通りに公民館との合築駅舎である。 
駅舎の左側が駅の入り口であり、待合室は公民館をかねていて、公民館所蔵の図書も借りる事ができる。 駅舎の壁は絵画で装飾されていたが、白壁に戻されている。

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湯田温泉峡の最奥にある
巣郷温泉・峠の湯
※ 湯田温泉峡紹介サイトより

駅から横手方向に進むと、県境の手前に湯田温泉郷最奥の温泉である『巣郷温泉』があり、七色の泉質が湧く同温泉峡でも貴重な硫黄泉を湧出している。 一軒宿の温泉で湯治場としての雰囲気が良く、温泉めぐりには外せない温泉だろう。



このGWに、東北のこれまでに撮りそびれていた路線やシーンを追っかけるべくの旅に出た。
まぁ、毎年いつものように、GWになると休みを使って旅に出ただけなのであるが、一つ違う事は今年がシナ発の武漢ウイルスの感染拡大により、無意味どころか反って都会の健常者を感染させかねない「ウイルス感染者が増え続ける都会での外出自粛」が叫ばれていた最中に・・である。

でも、政府の求める『自粛』に従って都会人が家に籠っていると、乏しくなる日照時間から体力低下を招いて、そこからくる免疫力の低下でより感染しやすくなるのである。 だが、『外出自粛&移動の自粛』のw自粛に従って感染しても、政府は責任を取ってくれないのだ。 要するに、自身の考えと真逆な事で感染したら、もう泣くに泣けない訳である。

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昨今の安倍政権が信用できない理由は
ウイルス災禍を引き起こした巨悪に対して
ナァナァの態度を取る事だ
そんな信用のできない政府に従うより
統計的な根拠を得ての自分の考えが正しいと
信じて行動する事が一番命を守る結果につながるのだ

だからワテは、「都会に住む者は、感染リスクの高い所・・都会の自宅でじっとしてろ!」という政府のデタラメな感染予防対策に従うのは、反って自身が感染に陥る公算が高いとみて、敢えて自粛要請に従わずに旅に出た。

そうなのだ! 都会に住む者もウイルス感染から逃れるべくの行動を取る権利がある・・、即ち誰しも自分の命を守るべくの行動を取る権利があるのだ。 それを「都会に住む者は感染拡大要因」と決めつけて、その権利を否定した政府をワテは見限ったよ。

まぁ、見限った理由は、この事よりも今回のウイルス災禍を引き起こした巨悪・シナ共産党に対して強く出れない日本政府に、そして国としてコレだけの侮辱を受けながらナァナァで済ませるような政府の弱腰にである。

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最近の旅ではメインとなる所では
なかなか本願成就せず
予定外に訪ねた所では
いいシーンに出会ってるね

あまりこの話題で突っ込むと、「鉄道駅での思い出」から外れるので話を戻すとしよう。
冒頭で述べた「東北のこれまでに撮りそびれていた路線やシーン」とは、只見線の桜風景という春のシーンと、三陸鉄道の大沢橋梁での『あまちゃんスペシャル』である。

でも、この2つのシーンは数年前から何度も企画を立てて実際に旅に出ているものの、未だに成就が叶わないでいるのである。 それは『只見線の桜』では、桜の開花時期を見誤ってまだ咲いていない「坊主」で桜がカタクリになったり、桜の開花時期と休みが合わずに出られなかったりしていたのだ。 そしてこの年も、『武漢ウイルス』での間違いだらけの外出自粛で「招かれざる者」とされた上に、桜も散り際で未だに本願成就ができないでいるのである。

一方の三陸鉄道の大沢橋梁の『あまちゃんスペシャル』でも、企画を始めた今年の年末年始は前年秋の台風災禍で『あまちゃんスペシャル』の区間が路盤流失などの被害を受けて不通となり、その仕切り直しの旅となっていた。 なお、三陸鉄道の『あまちゃんスペシャル』の方は、機会があれば記事にしたいと思っている次第である。

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始めはこの地に
立ち寄る予定さえなかったよ

前置きが長くなったが、このゆだ高原駅は当初は目的に入っていなかったのである。 なぜなら、旅のメインの目的である只見線と三陸鉄道・・、そして『日本百景』の項目で執筆予定の三陸海岸の『碁石海岸と穴通磯』をめぐる道筋に何ら関係のない位置にあるからだ。

それは本来の旅の行程計画では、只見線が終わった後に鉄道路線とBRTで三陸海岸に出て、直線的に三陸鉄道の大沢橋梁に向かい、『あまちゃんスペシャル』を仕留める計画を立てていたのである。

だが、『武漢ウイルス』の感染拡大による「移動自粛」により、東北へのアプローチ便となる夜行バスが尽く運転見合わせとなり、また観光地自らが「感染拡大となるからくるな!」と、観光地としての地位を潰す愚行に出たのである。 でも、その結果はどうだ? 都会だけが感染者の拡大を続ける・・、即ち都会に住む健常者が感染していったのである。

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こんな誰もいない湖の畔を訪ねる事が
感染拡大要因になると思うのなら
間違いなく頭がイカレているね

要は、闇雲に「移動自粛」をするのではなく、『密』にならぬように・・と考慮した移動に対しては口を出すべきではなかったのである。 そう・・、誰もいない所なら、感染者が拡大する都会に籠っているよりも断然安全なのである。

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結果は休みは外に出て人らしい
暮らしをした者は健康を維持し
自粛要請に従い都会の自宅に籠る
不健康な暮らしをした者の
より多くが感染していったのである

とどのつまり、「他府県からくる人間は感染拡大要因」という誤った考え方により、今回の旅は計画を変更せざるを得なくなったのである。 それは、できるだけ下らないイチャモンをつけられぬ為に、旅計画の全てを人との接触を避けるべくレンタカーでの周遊に変えたのである。 また、店屋にも入らぬように、食事の基本は自炊とするべく食糧は担いでくる事にしたのである。

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今回の旅では一晩を過ごせる駅を
見つける事が必須となってしまったよ

この事で、毎夜車を停めて寝る駅&自炊の場所探しが必須となってしまった訳である。 となると、この「車を停めて寝る駅&自炊の場所」で、両方の条件を満たすのは「駅舎のある無人駅」となる訳である。 ・・で、只見から三陸への長距離では停泊場所を一つ経ねばならない事も必須だったので、その駅寝場所を決める必要ができたのである。

そして、「どうせ立ち寄るなら『○鉄』をもチョロッと・・」という事で、ゆだ錦秋湖の辺りに・・と定めたのである。

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駅寝するには寂しい限りと
なってしまった
かつてあった駅舎で駅寝体験のある
ゆだ錦秋湖駅

でも、ゆだ錦秋湖駅は駅舎が取り壊されて憐れな限りな駅となってしまったし、また只見線のある福島県では少々ヒステリック気味に「よそ者の排除」が行われて、他府県居住者の共同浴場への入湯拒否までされたので、『風呂』即ち『温泉』がある事も、北上線沿線に立ち寄る決定要因となったのである。

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他の所で爪弾きにあった
他府県からの旅人を
おもてなしの心で出迎えてくれた
心地良い温泉だったよ
※ 湯田温泉峡紹介サイトより

・・で、結果は『温泉』という点でも「ストライク」だったよ。 県境を越えてすぐの所にある『巣郷温泉』では、ワテと考えが同じく『密』にならぬように、入湯客が満員にならないように見計らいながら営業をされていたのである。 もちろん、他府県からの旅の客のワテも、拒否される事なくおもてなしを受けたよ。

でも、「移動自粛」が完全な間違いである事が結果に出ているのである。 それは、『巣郷温泉』のある岩手県は、全国唯一の「感染者ゼロ」だ。 でも、声をからして間違いだらけの「移動自粛」を押し付けた都会は感染者数が下げ止らす、他府県からくる者を「感染拡大要因」と決めつけた所は、100人平均で感染者を出しているのである。

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自粛警察を気取ってた奴らに聞きたい
「移動自粛」に背いて旅に出た者に感染者が出た?
逆に「移動自粛」を守って都会で籠ってた奴が
言いつけを守っているのになぜ感染したの?

要は、最も感染拡大を呼ぶのは、飲み屋とかパチンコなどの遊技場・ライブハウスなどのエンターテイメント関連への出入りによって『密』となる事で、移動自体は何の影響もないのだ。 要は、その場所に立ち寄るに際して、『密』にならぬように配慮していけば事足りるのである。

他府県からの者でも暖かいおもてなしを受けて、心地良い「ひとっ風呂」を浴びて、後は駅寝&自炊場所を求めて無人駅めぐり。 都合よく、『巣郷温泉』からの最寄り駅のゆだ高原駅に到着する。

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駅舎の隣には水洗の洋式トイレ
駅舎内には待合室文庫にマンガ本と
「駅寝の神様が宿る駅」だったよ

この駅も「駅寝の神様の宿る駅」だったよ。 まぁ、駅前に車停めて車内で寝たけど。 でも、駅舎内にテント張って泊まる衝動に駆られたよ。 なぜなら、待合室文庫が設置されていて、その文庫には漫画単行本もあって退屈しのぎになるし、駅前を通る国道107号線は「移動自粛」もあるのだろうけど、県境地帯でほとんど車の往来がない秘境そのものだったしィ。

翌朝はほっとゆだ駅を見学してから、錦秋湖に繰り出す。 もちろん、ターゲットは錦秋湖を渡る北上線列車だ。 そして、その中でも更なる狙いは、水面に澱みがなく赤いトラスが湖面に映るシーンだ。

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湖の水面の澱みが消えた絶好の時に限って
アングルがナナメったりする不思議

でも、絶好のシーンはアングルがナナメったりして今イチに、適当に撮ったのが割とキメ写真なデキとなったよ。 やっぱり『○鉄』写真は、身体の力を抜いて適当に撮る方がいいみたいですね。

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風が吹いて水面は澱んだけど
『撮り鉄』写真としては
ワテ的にはいいデキの部類だ

でも、失敗しても、今イチなデキでも「また来て撮りたいなぁ」と思えたなら、その心に抱く気持ちこそが何よりの大収穫なのである。 まぁ、今回は『武漢ウイルス』災禍によって「移動自粛」という状況となった事で、予定外に30年ぶりの北上線の『撮り鉄』ができたのである。

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30年ぶりに撮った北上線では
『撮り鉄』の楽しさを満喫できたよ

今回の旅は岩泉線の遺構めぐりや、ミズバショウが満開の『櫃取湿原』をめぐるなど、新たなる景勝地の開拓もなった実りのある旅だったなぁ。 また、思い通りとならない状況や、『枷』をかけられた中での不具合を知恵で乗り切る意味ある旅ができたなぁと思うよ。


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シナ・チョンの思惑通りに
日本を「無抵抗のいいなり国家」に
仕向けるパヨクもそうなら

憲法改正を唱える側も
「本当に憲法を改正する気があるの?」
と思えてしまうよ

それはこの憲法成立の元凶である
チョンの背乗り天皇に下賜づく自体が矛盾の塊で
その大元の天皇信奉右翼の正体は
日本人の隷属を目論む在日チョンの
『日本人成り済まし』だからである

本当に憲法を日本の国を守れるモノに変えたいなら
事の元凶を取り除く事から始めないと
永遠に成就しないのだ

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「自分の国を守る」という事さえ
一歩も先に進まないのだ

この分ではお為ごかしな
憲法改正はできるかもしれないが
いざ国防対処をするにあたって
施行不能な枷を加えられるよ



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No Subject * by 根室大喜
駅寝を根室でもしてる人いるようです
そういうお客様のために、駅を掃除し飾りつけまでしてる根室人がいます^^)
アタイは家でテントで寝ています

Re: No Subject * by  風来梨
根室大喜さん、こんにちは。

> 駅寝を根室でもしてる人いるようです

私も根室管内の落石駅で真冬にやっちゃいました。

https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-521.html


> アタイは家でテントで寝ています

私は最近の駅寝では常にテントを使用してます(笑)
ついこないだも、四国のある駅でテント駅寝しました



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No Subject

駅寝を根室でもしてる人いるようです
そういうお客様のために、駅を掃除し飾りつけまでしてる根室人がいます^^)
アタイは家でテントで寝ています
2020-06-25 * 根室大喜 [ 編集 ]

Re: No Subject

根室大喜さん、こんにちは。

> 駅寝を根室でもしてる人いるようです

私も根室管内の落石駅で真冬にやっちゃいました。

https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-521.html


> アタイは家でテントで寝ています

私は最近の駅寝では常にテントを使用してます(笑)
ついこないだも、四国のある駅でテント駅寝しました


2020-06-26 *  風来梨 [ 編集 ]