風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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よも”ヤマ”話  第95話  飯豊山・川入ルート その2

よも”ヤマ”話  第95話  飯豊山・川入ルート その2 〔福島県・山形県・新潟県〕 '94・8 
飯豊山〔本山〕 2105m 【名峰百選 38峰目】、飯豊・駒形山 2038m、飯豊・種蒔山 1791m、
飯豊・三国岳 1644m (種蒔山と三国岳は往路に続き下山でも登頂)

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夕陽に染まる飯豊本山
※ もちろん撮ったのこの記事から20年後デス

  飯豊連峰 いいでれんぽう (磐梯朝日国立公園)
福島・山形・新潟の三県にまたがる飯豊連峰は、主峰・飯豊山 2105メートル を中心に、最高峰の大日岳 2128メートル ・花の御西岳 2013メートル ・東斜面に幾筋もの雪量豊富な雪渓を持つ北股岳 2025メートル など、標高2000m前後の個性的な峰が並んでいる。 これらの山々は、豪雪地帯にそびえているので雪食が目立ち、特に主稜線東斜面は多量の積雪によって大いに削られて急峻な地形となっている。

一方、季節風によって雪が飛ばされて積雪が少ない西斜面は、あまり雪食の影響を受けず穏やかで、主稜線の山々は両面非対称の山容を示している。 この飯豊連峰も、東北の名峰と同じくアプローチが長い熟達者向きであるが、雪渓やお花畑を多く抱き、バリエーションルートも充実して登山心をくすぐられる山域だ。

・・魅力的な登山コースとして特にお薦めは、北股岳北東斜面に広がる《石転ビ沢大雪渓》を伝うコースだ。 このコースは、そこそこの登山経験が必要なバリエーションルートではあるが、長さ2.8km・標高差1000mの雄大な雪渓を直登する醍醐味を味わえる素晴らしきコースで、夏の飯豊登山のメインルートである。



y94-m.jpg
今回の別名
『ヤマの相棒のオチャメ山行』
の悲しき詳細図

   行程表             駐車場・トイレ・山小屋情報
《1日目》 喜多方市街より車利用(1:20)→御沢駐車場(0:10)→御沢小屋
      ※ 御沢小屋は取り壊されて、現在は存在しない
《2日目》 御沢小屋(2:20)→峰秀水(1:00)→三国小屋(1:10)→切合小屋
《3日目》 切合小屋(2:00)→飯豊本山小屋(0:15)→飯豊山〔本山〕(0:30) →飯豊・駒形山
     (0:30)→飯豊山〔本山〕(1:45)→切合小屋
《4日目》 切合小屋(1:10)→三国岳(1:30)→横峰小屋跡(1:20)→御沢小屋 
     (0:10)→御沢駐車場(1:20)→喜多方市街
       ※ 前回の『第94話 飯豊山・川入ルート その1』の続きです

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この山行では拠所ない事情で
掲載できる写真が一枚もないので
20年後に飯豊山で撮った
『一番星』を羅列しようかと

  《3日目》 飯豊・本山と最高峰の大日岳を踏むつもりがアクシデント・・
今日は飯豊本山 2105m と飯豊山系の最高峰・大日岳 2128m の2つの盟主を踏んでくる往復行程だ。
これは標準のコースタイムで大日岳までの往復で9時間超と、この時の『奇跡の体力』全盛期でないと組めない行程プランである。 なぜなら、標準コースタイムで9時間という事は、休憩時間や頂上についての写真を撮るなどの「お約束」の時間消費を含めると、実際は10時間半から11時間くらいかかるからである。

なので、この行程プランをこなすなら、キッチリと歩行時間を9時間で収めて許容ギリギリって事である。 要するに、タイムオーバーは日没後の暗闇歩行の危険が生じるからである。 
まぁ、タイムオーバーで日没となっても、飯豊山頂上の飯豊本山小屋に泊まるという逃げ道はあるけどね・・っていうか、山の行程プランを立てるなら、まずは行程が上手くこなせなかった時の逃げ道の確保が最重要であるのはセオリーであるけれど。

y95 (1)
掲載写真の貼り付け位置に
何の脈絡もないしィ

でも、この時の『奇跡の体力』全盛期のワテなら、標準コースタイム9時間を7時間半~8時間で踏破する力があったので、結構余裕でキツめの行程プランが立てる事ができたのである。 あぁ・・、あの時の体力は真に『奇跡』だったなぁ。 どこをどう間違えたらヘタレまくって、下りで最盛期の2.4倍の時間を食って夜にカンテラ点けて歩くハメとなるのだろう・・、謎だ。

y95 (12)
この写真をこの位置に貼りつけた理由
それは「この写真を撮った時刻と
この時出発した時刻がほぼ同じ」って事

いくら『奇跡の体力』があるといっても、長時間歩行である事は変わりないので、夜明けと同時の朝5時には切合小屋を出発する。 でも、『奇跡の体力』最盛期のワテ・・、今とケタ外れに違うよ!
小屋に鍋などの炊事用具やシュラフなど荷物をデホっての空身ではあったが、登りで先に出た登山者をゴボウ抜きにして、『イニシャルD』のタクミ君の如くブッちぎっていたのだから。

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途中でマツムシソウを撮りつつ登っても
ブッちぎりの速さだったよ

真剣に、化け物の如く早かったよ。 もう、今の下り三倍満(先程のリンクでコースタイムの2.4倍→麻雀でいう3倍満の24000点から)が犯罪の様に思えるよ。 ほんと、何でこんなになったんだろうねぇ・・、謎だ。 解明するとノーベル賞モノだよ・・、きっと。

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飯豊本山小屋の脇にある
飯豊本山神社の鳥居
記事内容と撮った位置が同じという事で

さてさて、この驚異なまでの登りの早さで、飯豊山頂神社の鳥居の立つ本山小屋には6時半には着いていたよ。 それも、登りに専念していた訳でもなく、途中でマツムシソウなどの花を見かけてはシャッターを押してフイルムを巻き上げて、『オチャメ(しけい)判決』までのカウントダウンをしていたしィ。

あまりにも早く着き過ぎたので、本山小屋で宿泊者に紛れて小屋内で休憩を取る。 それで、朝飯代わりに持参のパンとステック紅茶を飲むなど、30分ほどタムロってから出発。 本山小屋から5分程ゆくと、飯豊山 2105m の頂上だ。

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拠所ない事情(←クドイ)で
20年後の二度目の登頂が
「初めて飯豊で撮ったアリバイ写真」に

当然、飯豊山系自体が初めての登頂なので、『オチャメ(しけい)判決』ラス前のシャッターを切り巻き上げる。 この時から、『オチャメ(しけい)判決』を示すが如く巻き上げが重くなってきていたよ。

天気も昨日から今日に渡って雨はないものの、ドン曇りで今イチであったせいか、なかなか山風景のシャッターチャンスがなく、ここまでフイルム1本に満たない20枚ほどの撮影となっていたが、飯豊本山の頂上を越えて飯豊山系屈指のお花畑である『駒形山のお花畑』で最後のカウントダウンを刻んで、終焉の時を迎えたよ。

y95 (3)
駒形山付近はこういう情景デス
こんなのを魅せられちゃぁ
カウントダウンのツボを踏んでしまうよ・・ね

フイルムの巻き上げが硬くなって、動かなくなったのである。 でも、『奇跡の体力』最盛期で力の有り余るこの時のワテは、渾身の力を込めて巻き上げる。 すると、「パキッ」と音が鳴って、巻き上げレバーが力なくブラブラと風にそよいでいたのである。 そう・・、それは「♪タン・タン・タヌキのホニャニャラは~」の如くに。

・・力があり過ぎるのも、時として考えモノですねェ。 力を持つなら、それを冷静に制御するオツムも必要なんだって事を、このイタイ失敗を食らって知りましたよ。 まぁ、今のように、タワケのままで力も失う『最悪』よりは遥かにマシだけれど。

y95 (8)
若さも早さも体力も全て無くなったけど
フイルムカメラがあったから
写真をやめて何もなくなる「本当の最悪」は免れたよ

これで、カメラ一式は約4㎏の鉄とガラスとプラッチックのゴミ同然となっちまったのである。
いや・・、ゴミとして処理できるならまだマシで、修理をするべく下まで担ぎ下ろして修理を依頼して修理代を払わねばならなくなったのである。 正直、この時は放浪旅の途中で、まだヤマを縦走する計画も複数残っていたし、なにより放浪旅=『無職のプー』って事で、幾らかかるか判らん修理代に慄いたのである。

まぁ、自身の力を誇示した代償がコレですね。 いっときの快楽を求めた先が、自滅へのカウントダウンの橋渡しになったって事で。 こんな自ら墓穴を掘るタワケだけれど、唯一の救いが「一度『オチャメ』ると途端に冷静となる」精神構造であった。

y95 (2)
今回はさすがに大日岳は諦めざるを得ず
登頂は来年以降にする放浪山旅回しに

「壊れてしまったのは仕方ない」として、取り敢えず大日岳までの往復は来年の放浪山旅回しとして、折り返しにかかる。 そして、引き返した先の行程や、この後に続く放浪山旅のプラン修正の想定を頭に浮かべる。

すると、答えがでたよ。 取り敢えず今日は切合小屋まで戻って、予定通り宿泊して翌朝は早めに下山しよう。 下山後は新潟に出て、新潟のキャノン販売センターに出向いて修理の概況(修理に何日かかって、修理代はいくらか?とか)を訪ね、その結果を元に次のアクションを起こす。

そのリミットは2日間で、次のヤマである北アルプスへは、新潟から北陸経由でアプローチして、最悪この「♪タン・タン・タヌキのホニャニャラは~」カメラがお亡くなりになっても、予備で持ってきている元『撮り鉄』カメラの『canon AE-1+programをメインカメラに昇格させて、残りの山旅を予定通り完遂させよう・・と。 だから、旅程は最大2日間の繰り下げとなるな・・とまで、完璧な修正プランを思いめぐらす事ができたのである。

y95 (7)
ヘタレて撮った写真が『一番星』になるって事は
『オチャメ』ると途端に冷静になる」
って事と相通じるのでは?

いゃぁ・・、『オチャメ』ると冴えてますねェ、ワテ。 これが普段でもできていたら、ワテは相当ビックになってたかも・・ね。 まぁ、「天は人に2物の才を与えないけど、全く才のない無能にも処さない」って事で。 でも、この「『オチャメ』ると途端に冷静になれる」って才は、ホントに数々の場面でワテを命を含めて助けてくれたよ。 この才が無ければ遠の昔にクタばって、ワテはもうこの世に存在していないだろうし・・ね。

y95 (14)
山の喜びを手元に形あるモノとして残す
フイルムカメラもワテの心を
大いに救ってくれたなぁ
カメラが手元に形あるモノとして
残せないデシタルだったら
遠の昔に写真の世界から離れていたよ

さて、今後の方針が決まったら、切合小屋へ戻り着く時間を想定して、早く着き過ぎてヒマを持て余す事のないように本山小屋で昼前まで昼寝する。 カメラは壊れた事だし、写真を撮らずに歩き周っても気が滅入ってしまうだけだし、それなら小屋で休憩料金300円払ってでも昼寝で時間を潰した方が得策と思ったからである。

で・・、予定通り11時半まで本山小屋で昼寝して、元来た道を予定通りに下って切合小屋へ。
予定と違うのは大日岳へ登れなかった事と、カメラが約4㎏の鉄とガラスとプラッスチックの混合物体に変わった事・・、そして来年の放浪旅でも飯豊山の登山を計画せねばならなくなった事であろうか。

y95 (6)
本山小屋で昼寝をしたおかげで
大日岳を往復したのとほぼ同じに
切合小屋に戻り着いたよ

昼寝で時間を潰した甲斐があって、切合小屋に着いたのは2時半頃と、理想的な時間だったよ。
今夜は予定通り食糧を消費して、早く寝るとしよう。 昼寝したけど、この時のワテは若いからいくらでも寝れるわ・・な。 夜飯で消費して荷を軽くして、明日は朝早くに下る事にしようか。



y95 (13)
切合小屋がこの日の宿泊場所って事で
飯豊本山のテント場の夜明けおば・・
でもこのテント場はトイレまで300m
離れているなど「使えない」けど

  《4日目》 飯豊山からの下山後に新潟のキャノン販売センターへ直行
今日は下り道で、カメラも壊れて約4㎏のガラクタと化したので特に何もない。 下りで登り時のようなバテた高校生がいても、この時のワテの精神状況なら、たぶん無視だろうなぁ。 あぁ、あれが登り時の出来事で良かったねェ。

・・で、昨日と同じく切合小屋を5時に出たので、朝の9時過ぎには御沢の駐車場に降り着いたよ。
新潟へ急ごうとするはやる心を落ち着かせるべく、取り敢えず下山後の予定通りに川入の民宿で風呂に入って(今は川入の7~8km手前に温泉施設の『いいでの湯』があるので、民宿では風呂を立てていない)から新潟へ。

先程でも述べた通り、目指すは新潟市街にあるキャノンの販売センターであるが、当然そこの位置など知らないので、取り敢えず新潟市内の大き目のキャノン販売店に出向いて、修理の取次先であるキャノン販売センターの位置を訪ねるって寸法だ。

10時に川入を出て所要4時間の予定通り、昼の14時過ぎに新潟駅につく。 大型カメラ店ってのは、地方都市ではたいがいが県庁所在地駅の駅デパートのテナントとして入っているので、大型カメラ店を探して新潟市街を車でうろつくより、新潟駅に行った方が早いのである。

y95 (4)
ここまでは山頂に咲くイイデリンドウのように
美しく完璧に事が運んだけど

それよりも手っ取り早いのが、『カメラのキタムラ』を見つけて聞く事である。 なぜなら、『カメラのキタムラ』は中古カメラに強いからである。 いい塩梅に新潟市内に入る前に『カメラのキタムラ』を見つけてキャノン販売センターの住所を聞き出して、そこに直行する。

ここまでは完璧だったけど、肝心の『キャノン販売センター』がクソ極まりない対応だったので、これまでの『完璧』が水泡に帰したよ。 それは、言葉遣いは丁寧ではあったが「ここは地方の販売センターに過ぎず、修理受付は『東京の本社販売センター』でないと出来かねます」の一点張りで逃げまくっていたのである。

y95 (10)
キャノンって会社はクソ極まる会社だけど
ここが産み出したcanon F-1 だけは
カメラ史上で誇れる名機なんだよね~
だってウデが『写真床』のタワケでも
これだけのモノが撮れるんだから

それも、その「できません」の一点張りの係員の面を見ると、明らかに「新しいの買えよ、こんな古いの使ってないで・・」という心の中が透けて丸見えなのである。 これで、キャノンという会社はユーザーを屁とも思わないクソ会社だ」と確信したよ。

・・この結果を受けて、次のヤマからは『canon AE-1+program』がメインカメラに昇格する事が決定したのである。


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まずは病原体であるシナ・チョンの
徹底的な国内からの排除命令を出し
感染リスクである病原体の根絶を図り

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比べたら消費税3%分の損失など想定内でしょ

あまり恐れすぎるな・・と言うけれど
感染して14日間隔離される影響が
生活的に最もコタえるのだし


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No Subject * by hanagon
カメラが壊れての撤退はさぞ悔しかった事と思います。ヘコみ具合が推察されます。
飯豊山は若い頃一度縦走したきりです。東赤谷~梅花皮~本山(大日)~川入~山都駅のコースで、アプローチはどちらも途中からヒッチハイク。今じゃ考えられません。。
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-176.html

No Subject * by 根室大喜
美しい風景^^)

Re: No Subject * by  風来梨
hanagonさん、こんばんは。

> カメラが壊れての撤退はさぞ悔しかった事と思います。ヘコみ具合が推察されます。
> 飯豊山は若い頃一度縦走したきりです。東赤谷~梅花皮~本山(大日)~川入~山都駅のコースで、アプローチはどちらも途中からヒッチハイク。今じゃ考えられません。。
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-176.html

前の山行の早池峰山でカメラ内部から外れて落ちたピンが、フイルムが逆に巻き付くのを防ぐ『フイルムガイドローラー』だったのですね。 それを知らずにポイッと捨てたのが事の始まりでした。 ガイドローラーを失ってフイルムが逆に巻き付き、巻き上げレバーに過負荷が掛かったのを若さに任せてムリヤリ巻いたので、「パキッ」という音と共に終了しましたよ。

遣っちゃった時はヘコむというより、「遣っちまったのは仕方ねぇなぁ」、「この放浪旅を切り上げる訳にもいかんしィ」と「放浪旅を続けるには?」と結構前向きでしたね。 普段でもこれだけ前向きだと、もっとしっかりした人間になってたのでしょうけど・・。 普段は、徹底的に「後ろ向き」思考ですね。

Re: No Subject * by  風来梨
根室大喜さん、こんばんは。

> 美しい風景^^)

山でヘタレればヘタレる程に、いい写真(但し、私基準)が撮れる不思議です。 この時の代替写真も、全て20年後にヘタレてから昇って撮ったモノですね。 この時のブリバリ最盛期の時は、それを証明する写真が若気の至りで1枚も撮れませんでした。

なかなか、上手くいかないもんですねぇ。

コメント






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No Subject

カメラが壊れての撤退はさぞ悔しかった事と思います。ヘコみ具合が推察されます。
飯豊山は若い頃一度縦走したきりです。東赤谷~梅花皮~本山(大日)~川入~山都駅のコースで、アプローチはどちらも途中からヒッチハイク。今じゃ考えられません。。
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-176.html
2020-03-23 * hanagon [ 編集 ]

No Subject

美しい風景^^)
2020-03-24 * 根室大喜 [ 編集 ]

Re: No Subject

hanagonさん、こんばんは。

> カメラが壊れての撤退はさぞ悔しかった事と思います。ヘコみ具合が推察されます。
> 飯豊山は若い頃一度縦走したきりです。東赤谷~梅花皮~本山(大日)~川入~山都駅のコースで、アプローチはどちらも途中からヒッチハイク。今じゃ考えられません。。
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-176.html

前の山行の早池峰山でカメラ内部から外れて落ちたピンが、フイルムが逆に巻き付くのを防ぐ『フイルムガイドローラー』だったのですね。 それを知らずにポイッと捨てたのが事の始まりでした。 ガイドローラーを失ってフイルムが逆に巻き付き、巻き上げレバーに過負荷が掛かったのを若さに任せてムリヤリ巻いたので、「パキッ」という音と共に終了しましたよ。

遣っちゃった時はヘコむというより、「遣っちまったのは仕方ねぇなぁ」、「この放浪旅を切り上げる訳にもいかんしィ」と「放浪旅を続けるには?」と結構前向きでしたね。 普段でもこれだけ前向きだと、もっとしっかりした人間になってたのでしょうけど・・。 普段は、徹底的に「後ろ向き」思考ですね。
2020-03-24 *  風来梨 [ 編集 ]

Re: No Subject

根室大喜さん、こんばんは。

> 美しい風景^^)

山でヘタレればヘタレる程に、いい写真(但し、私基準)が撮れる不思議です。 この時の代替写真も、全て20年後にヘタレてから昇って撮ったモノですね。 この時のブリバリ最盛期の時は、それを証明する写真が若気の至りで1枚も撮れませんでした。

なかなか、上手くいかないもんですねぇ。
2020-03-24 *  風来梨 [ 編集 ]