風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

TOP >  写真 >  鉄道写真 >  このブログがFC2に移転してから全ての季節に突入できた奇跡を祝って・・

このブログがFC2に移転してから全ての季節に突入できた奇跡を祝って・・

なんか訳の判らんお題だが、それは掲載機会を失いつつあった「ヘタレてから撮った『○鉄』写真」の東日本編の記事を掲載する為のムリヤリな理由付けである事はヤブの中に・・。

Yahoo!の仕向けた「拠所ない事情」により、FC2にブログ移転したのが4/21・・。 その後2週間はGWを挟む事でGWの九州の山旅が控えていた事や、記事の上げ方などを覚える必要があったが為に記事が書けずに「放置プレイ」となっていたので、FC2での本格的な始動はGWの九州旅から戻った5/5からである。

それから10000アクセスまでは約半年と、この不人気ブログにしては奇跡の如くの早さだったが、それ以降は元の不人気ブログに戻りつつある。 要するに、Yahoo!ブログ時代の1日平均のアクセスと同じく、20~30に落ち着いてきたようだ。

ちなみに、Yahoo!の場合は自身のアクセスもカウントしてたので、カウンターが日に50ほど伸びてたが実質はこんなモノだろう。 コメント数も普通の人ならブログをやめたくなる水準である、「1記事当たり1コメ」をギリギリ保つYahoo!当時の数値に戻りつつあるし。

それでは、なかなか記事掲載の機会が見いだせなかった「ヘタレてから撮った『○鉄』写真」の東日本編おば・・。


それでは唯一の関東地域の路線から・・
   小湊鉄道・月崎〔千葉県〕
kominato (1)
撮っていて思ったんだけど、小湊鉄道の車輌って車輌全体を撮らない方がいいかも・・。
まぁ、後ろの樹に桜が咲いてたらベストだけど、その時は『撮り鉄』が殺到して落ち着いて『○鉄』ができないかも・・ね。

   小湊鉄道・上総鶴舞〔千葉県〕
kominato (2)
無人の踏切の先は掘割の中に沈んでいくので、こちらにやってくる上り列車は、いきなり地中から現れる感覚となって撮り辛い。

続いて東日本の『大御所』路線おば・・
   只見線・入広瀬〔新潟県〕
tadami (13)
西日本の三江線で桜満開だった3月31日。 只見線の行き交う越後の国・魚沼は、全てを覆っていた雪がそろそろに解けだして、地表が現れ出し始めたばかりだった。

tadami (4)
雪景色はこんな平凡なアングルでも「魅せる力」を抱かせるね。 アップにして窓から空気を運ぶ車内が覗けて、コレはコレでいいかもしれない。

   紅葉の只見線・大白川~田子倉〔新潟県〕
tadami (6)
この時はお日さんに嫌われて、列車が来た時だけ陽が陰ったよ。 この大白川~田子倉の六十里越区間は1日3往復で、実質撮れるのは朝の1往復と昼の只見行の上り列車のみだから、この日が陰ったのは痛かったよ。

   紅葉の只見線・六十里トンネル直前〔新潟県〕
tadami (10)
只見線の1日3往復区間では、陽のある内に撮れる最後の列車が、この只見行の上り2番列車だ。
だが、午後の紅葉が映える所はほぼ全てが逆光で、下手したら真っ黒けとなる『ド逆光』の所もある。
只見線のこの区間は、思ったより撮影場所探しに苦労する。

   豪雪の只見線・大白川〔新潟県〕
tadami (3)
冬の豪雪は全ての道路を封鎖し、会越国境を越える事ができるのは只見線の1日3本の脈のみとなる。
そんな冬に只見線の越後・会津の両方を『撮り鉄』したいと欲すれば、自ずとから真冬の駅寝&徒歩による『撮り鉄』となる。 これを撮った時も大白川でテント駅寝したよ。

   只見線・紅葉に包まれた田子倉湖と〔福島県〕
tadami (14)
1日3往復の只見線・会越国境区間で『撮り鉄』するなら、撮影パターンは固定される。
8時台~9時台の朝の1往復は田子倉湖と、昼の只見行上り列車は大白川まで下って狙うのが最も合理的だ。 それ以降の列車は日が陰って撮影が厳しくなるので、上りの只見行2番列車を撮った後帰路につくのがパターンだった。

tadami (15)
こういう前に湖などの平面的な被写体がある所では、平衡感覚が狂って橋を渡る列車が斜メって急坂を下る姿となる。 コレは数枚撮った内で最も斜メっていないコマであるが、それでも50‰の急勾配を下るが如くの写真となっちまったよ。

   只見線・冠雪の浅草岳を望んで〔福島県〕
tadami (2)
ここは浅草岳と紅葉の絶景の撮れる只見線きっての『撮り鉄お立ち台』であるが、「入る!邪魔だ!」、「そこは入るから退け!」などという、そういう場所でいつも起る場所取り争いが繰り広げられる。
そういうのに限って、望遠で引っ張って紅葉と列車のアップを仕留めるだけのアングルを採る奴が多い。
そう、後ろに控えた冠雪の浅草岳は、列車とコラボする被写体とは成り得ないらしい。

だがワテは違った。 それは昨日に、実際に浅草岳に登ってこの自然豊かな名峰を堪能したので、こういう巨大三脚に超望遠レンズの取り付けたデジカメを据え付ける奴らが比較的アングルから外す浅草岳を中心に、比較的離れた位置でアングルを採る。 前日にこの田子倉で車寝をして一番乗りだった事もあって、他の撮影者と被る事なく冠雪の浅草岳と紅葉とをコラボした『一番星』が撮れたよ。

   只見線・春、秋、冬の第一只見川橋梁〔福島県〕
tadami (5)
春に有名撮影地の第一只見川橋梁に撮りにいったのだが、ワテの住む西日本では散り始めている桜もこの奥会津ではまだ「つぼみ堅し」で、春情景を魅せる所はほとんどなかったのである。
それで早々に『○鉄』は諦めて、満開だったカタクリの花を愛でにいったのである。

tadami (9)
第一只見川橋梁は、地元の町・三島町イチオシの観光・展望スポットとなっている。
その第一只見川橋梁の展望スポットへは『道の駅』から整備された遊歩道をひと登りで行く事ができるので、『撮り鉄』は元よりスニーカーとスマホの一般観光客もやってきて、列車の橋の通過時刻となると、狭い坂に設けられた展望台はごった返すのである。

ここでのアングルは最上段の展望台からの一望を狙うか、中段の只見川の水面に映る列車の絵を狙うか、下段で川面から漂う川霧を狙うか・・である。 でも、最初に訪れたなら、ワテを含めてほとんどの方が「一望を狙う」最上段で撮る事だろう。

tadami (12)
この年は雪が少ないらしく、お立ち台からだと全く雪の乗らない平凡な絵となっていたので、橋梁の裏に周る事にした。 ここで列車をまっていると空が急に崩れて小吹雪となって、この冬の旅でようやく「冬の写真」を撮る事ができた。

   只見線・豪雪の駅にて〔福島県〕
tadami (11)
この年は雪が少ないとの事で、先に掲載した第一只見川橋梁も期待した通りに雪情景は撮れなかったが、この会津檜原付近だけはパラレルワールドに入ったが如く、豪雪で真っ白の雪情景となっていた。
豪雪で全てが閉ざされたような雰囲気の中、雪で定刻より少し遅れてやってきた列車の灯は、列車を待ち焦がれていたワテにはとても温かい灯だったのである。

   只見線・紅葉の第三只見川橋梁〔福島県〕
tadami (7)
昔のワテが小僧の時には、撮影の邪魔となる障害物もなく比較的楽にアングルが採れたこの第三只見川橋梁だが、20年ほど前に国道の拡幅工事でシェルターが被されるようになってからは、歩道がほとんどなく車が高速で行き交うシェルターの中へ行かねばならぬという、危険極まりない撮影地となってしまった。
そして車もシェルター内という事で止める場所に乏しく、「先着2名様限定」のアプローチの困難な撮影地ともなったのである。

tadami (8)
第三只見川のアプローチに失敗した時の抑えとして目を着けていた所が、この眼鏡陸橋である。
でも、すぐ下を国道が通っていて、撮影時に車高の高いトラックなどが来ると橋の下部にトラックの屋根がデカイ斑点として入ってしまうという、ほぼ「運まかせ」のドキドキの撮影場所でもあるのだ。

tadami (1)
春を見誤って桜は「つぼみ堅し」のボウズな時にやってきて、もう半分フテ腐れて「温泉めぐり」をしていたのだが、ふと日暮れ時に今日の寝床の田子倉休憩舎駐車場に向かう途中でふと思い立ったのがこの光の輪である。 30年近く前に今は無き天北線で撮った『光の輪』を思い出して、久々に『○鉄』で興奮したよ。

        左沢線・柴橋〔山形県〕
aterazawa (1)
この写真は山形県・御当地の名峰・朝日連峰に登った帰りに、夜行バスの待ち時間を左沢線で潰した時に撮ったモノである。 背にテント一式20㎏のザックを担ぎ、登山靴を履いて、三脚の代わりにピッケルを突いてムリクリ撮ったのだが、その割には夕日がセピア色となって雰囲気上々のモノが撮れたよ。

   五能線・広戸~深浦〔青森県〕
gonow.jpg
五能線はこの深浦海岸の撮影場所の他にも魅惑的な撮影地があるが、ワテのように「駅寝」をしながら・・だと、駅寝に最適な駅舎があり、なおかつその駅から徒歩で通う事が可能な所となり、それに合致するのはこの広戸から深浦海岸の《行合崎》以外に候補が見当たらなくなってしまうのである。
結構厳しいのだよ・・、『乗り鉄&撮り鉄&野宿旅』って。



東日本では旧国鉄型の車両が走る所のみを狙っているので、撮影路線が思いっきり偏っているね。
まぁ、ワテの写真の基本は『山岳風景』で、『撮り鉄』に関しても『山岳風景』のような情景に準ずる『鉄道情景』・・、即ち風景が『主』で鉄道が『従』の『風景鉄道』なのである。

そして、『撮り鉄』を復活したといっても、春・夏・秋はヤマ中心に旅行程を企画している。
だから、歳食ってヘタレが進行してヤマに行けなくなった冬が『撮り鉄』の時期で、春・夏・秋はヤマへの行き帰りについでに立ち寄ったり、ヤマで魅せられた紅葉風景に近い情景を撮っている。

だから、『撮り鉄』の計画したのに、行程変更して地図でふと見つけた滝に立ち寄ったりして『撮り鉄』がポシャる事もしばしばである。 でも、こういう旅って、ワテに合ってるのか、結構楽しい旅となるのである。



今年の冬は東北の岬めぐり
と『乗り鉄&撮り鉄』を計画しているが
台風19号で三陸鉄道が不通となり
『撮り鉄候補』の堀内の
復旧が間に合わないらしい
ど~しよう・・

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どちらも * by hanagon
小湊鉄道も只見線も大好きでした。只見線は学生時代に何度か乗ったのですが、その後の相性は良くなかったです。
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1264.html

小湊は千葉赴任時に近かったので何度も出掛けました。ここはやはり菜の花と桜時期がベストですかね。石神の菜の花は以前は結構マイナーだったけど、私が千葉から引き上げる頃には観光客が押し寄せるようになっていました。
月崎駅も好きだったですね~
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1359.html

Re: どちらも * by  風来梨
hanagonさん、こんばんは。

> 小湊鉄道も只見線も大好きでした。只見線は学生時代に何度か乗ったのですが、その後の相性は良くなかったです。
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1264.html
>
> 小湊は千葉赴任時に近かったので何度も出掛けました。ここはやはり菜の花と桜時期がベストですかね。石神の菜の花は以前は結構マイナーだったけど、私が千葉から引き上げる頃には観光客が押し寄せるようになっていました。
> 月崎駅も好きだったですね~
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1359.html

御紹介頂いた記事は、羨ましく思いつつ拝見させて頂きました。

田子倉は、本州における『我が青春の駅』でした。 冬の雪に埋まった駅から見た田子倉湖の輝く青い湖は今も忘れませんね。
そういった『ブリバリ時代』の事は、来年にでも記事にしようかと。

田子倉駅の名所案内版は常々『大風呂敷』だと思っていましたよ。 秋の浅草岳(頂上付近冠雪)で5時間かかりましたけど・・。

浅草岳・秋
https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-1464.html


小湊線は春に行きたいのですが、関西在住で4月の関東は遠いですね。 でも、いつか近い内に・・。


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どちらも

小湊鉄道も只見線も大好きでした。只見線は学生時代に何度か乗ったのですが、その後の相性は良くなかったです。
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1264.html

小湊は千葉赴任時に近かったので何度も出掛けました。ここはやはり菜の花と桜時期がベストですかね。石神の菜の花は以前は結構マイナーだったけど、私が千葉から引き上げる頃には観光客が押し寄せるようになっていました。
月崎駅も好きだったですね~
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1359.html
2019-12-22 * hanagon [ 編集 ]

Re: どちらも

hanagonさん、こんばんは。

> 小湊鉄道も只見線も大好きでした。只見線は学生時代に何度か乗ったのですが、その後の相性は良くなかったです。
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1264.html
>
> 小湊は千葉赴任時に近かったので何度も出掛けました。ここはやはり菜の花と桜時期がベストですかね。石神の菜の花は以前は結構マイナーだったけど、私が千葉から引き上げる頃には観光客が押し寄せるようになっていました。
> 月崎駅も好きだったですね~
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html
> https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-1359.html

御紹介頂いた記事は、羨ましく思いつつ拝見させて頂きました。

田子倉は、本州における『我が青春の駅』でした。 冬の雪に埋まった駅から見た田子倉湖の輝く青い湖は今も忘れませんね。
そういった『ブリバリ時代』の事は、来年にでも記事にしようかと。

田子倉駅の名所案内版は常々『大風呂敷』だと思っていましたよ。 秋の浅草岳(頂上付近冠雪)で5時間かかりましたけど・・。

浅草岳・秋
https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-1464.html


小湊線は春に行きたいのですが、関西在住で4月の関東は遠いですね。 でも、いつか近い内に・・。

2019-12-22 *  風来梨 [ 編集 ]