風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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路線の思い出  第346回  大糸線・白馬駅

路線の思い出  第346回  大糸線・白馬駅 〔長野県〕

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昨日見たけど
かつてと違った駅舎の印象があるなぁ
※ ウィキペディア画像を拝借

《路線データ》
     営業区間と営業キロ             輸送密度 / 営業係数(’15)
    松本~糸魚川 105.4km             5691  /  176
                            ※JR東日本管内の数値     
電化区間運行本数(’19)
          松本~信濃大町 上下とも1時間毎1本
          松本~有明・穂高に区間運行有
          信濃大町~南小谷 10往復〔上り最終便は快速〕
          松本〜南小谷 新宿より直通の特急【あずさ】1往復

白馬駅(はくばえき)は、長野県北安曇郡白馬村大字北城四ッ谷にあるJR東日本・大糸線の駅である。 かつては善光寺白馬電鉄線という鉄道会社線によって、長野市の南長野駅(廃駅)と当駅間を結ぶ計画が存在したとの事である。 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の2面3線のホームを持つ駅で、互いのホームは跨線橋で連絡している。 かつては3番線の外側に電化された留置線が1線存在したが、2005年に撤去された。

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駅構造は『国鉄型標準タイプ』の
単式ホーム1面・島式ホーム2面の2面3線構造だ
※ ウィキペディア画像を拝借

直営駅であり、管理駅として白馬村に位置する4駅(南神城駅・神城駅・飯森駅・信濃森上駅)を管理している。 みどりの窓口及び自動券売機が設置されている。 2018年度の1日平均乗車人員は281人との事である。

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駅利用客よりタクシーの使用客
多いのでは?と思う程に
タクシーが待機しているよ
※ ウィキペディア画像を拝借

長野オリンピック開催決定をきっかけに1996年に駅舎の改修が行われ、それまでの箱形の外観をもつ駅舎から、北アルプスの景観に合わせた三角屋根を持つロッジ風の駅舎となった。 また駅舎の2階部分には改修前より登山客向けの簡易宿泊施設「エステル」が営業しており、改修後はJR東日本ホテルズの長期滞在型ホテル「フォルクローロ白馬」としてリニューアルされたが、2006年9月30日をもって閉鎖されたとの事。



ぢ・つ・わ・・、この12月でブログを始めて丸9年となるが、恐らく24時間以内に発生した本日の出来事を記した事は、日記の近況を除いて初めてではないだろうか・・と思う。 そう・・、写真付きの記事では恐らく初めてだろう。 だから、今日の帰りに大阪のヨドバシカメラにフイルム現像に出したばかりなので、ほとんどの写真・・特に駅関係は全てウィキペディア画像の拝借となるのである。

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白馬岳の頂上に1500人収容の山荘を持つ
白馬館の案内所も白馬駅にある
でも山荘というより旅館だね
※ (株)白馬館のウェブサイトより

また、取り上げたお題の駅の白馬駅も、この駅が話題の中心駅となった訳でなく、帰りの道中全てが話のネタとなったのである。 まぁ、こんなムチャクチャなネタ展開をしたのは、やはり帰ったばかりで記事を書く時間がなかったからであるのは言うまでもない。

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爺ヶ岳より望む
残雪の剱・立山の山屏風

それは鹿島槍ヶ岳と五竜岳を縦走すべく山行を計画したのだが、どうもこのヤマ企画は台風に憑いてまわられ、去年の9/30から始まって、今年の夏の7/22・9/21と尽く台風が接近・上陸してオシャカとなったのである。 そして今回の10/3も、台風18号崩れの温帯低気圧が前線を引き連れてきて挙行が危ぶまれたのである。

だが、台風は予測より早く移動して、夜行バスに乗り込んだ10/3夜の出発時点では新潟県の佐渡付近まで進み、登り始めの朝方に少し雨が残る程度との予報に上方修正されていたのである。

これで「朝にちょろっと降られる程度を我慢すればいい」と、気分も上々に扇沢行の直通夜行バスに乗り込む。 ・・で、翌朝着いた扇沢では、「朝にちょろっと・・」以上に薄日が射す最高の状況だったのである。 こうなれば「台風一過で待望の秋晴れの山びより」になるハズだったし、扇沢のレストハウスでの天気概況もお墨付きだったのが・・である。

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登り始めは「この剱の夕景再び・・」
でバラ色に脳ミソが膿んでいたよ

それが、9時頃から急に空が崩れ出して瞬く間に台風並みの暴風雨が吹き荒れ、登っているワテを直撃したのである。 もうスプ濡れとなって、「稜線上をこのままいくのはちとヤバイ」という事で、稜線の入口に建つ種池山荘に逃げ込む。 この日はテントどころではなく、山荘に素泊まりとなる。

どうやらこの暴風雨の正体は、台風崩れの低気圧に金魚の糞の如く着いてきた前線がモロに後立山の稜線に被ったみたいである。 この暴風雨で種池山荘で足止めを食らった事で、先の冷池山荘まで進まないと日程的に無理な五竜岳までの縦走は断念となり、鹿島槍ヶ岳の往復のみとなったのである。 

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今回の鹿島槍は只今現像中でっす
上ったらまた記事にしますね

翌10/5は台風一過の快晴で、計画変更した予定通り鹿島槍ヶ岳のピストン山行を終えて、旅日程の通り10/6に下山して帰路に着く。 ちなみに天気は続かず、今日のこの日も小雨の中の下山だったよ。
・・で、この帰路の最中に、鉄道に絡む出来事という程でもないひと悶着が起ったのである。

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『奇跡の体力』有りし四半世紀前のこの頃は
登りでコースタイム1時間アンダーで
下りもコースタイム通りだったよ

『奇跡の体力』を失ってヘタレとなったワテは、登りはそれほど酷くないが下りは壊滅的というか、絶望的に遅くなったのである。 今回も登りは雨宿りや合羽の着替えなどの時間のロスを含めても、テントとカメラ一式の21㎏担いでコースタイム10分オーバーで済んだが、下りは食料が減って3㎏軽くなったにも拘らずコースタイム1時間オーバーで、登りのタイムに拮抗する数字を叩き出していたのである。

・・で、上の記述の如く下山で遅れに遅れて、扇沢から信濃大町行のバスをタッチの差で乗り遅れたのである。 でも、バスの2m前を歩くワテを見捨て、定刻通り発車するアルピコ交通バスって。
もう、「バスの前で倒れてやろうか!」と思ったよ。

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今日のこの事で
アルピコの株がイッキに下がったよ
※ アルピコバスの案内サイトより

しかも次の信濃大町行のバスは、11;30まで1時間半も間が開いていたのである。 この事で「ア~ァ」と思った矢先、バス切符売り場のオバちゃんがバスの発車を止められずにワテが置いてきぼりを食らったのを気マスく思ったのが、代替え案を出してくれたのである。

ワテに「(信濃大町から)どちらへ向かわれますか?」と尋ね、ワテが「大阪」と答えると、「白馬行のバスなら今から20分後にありますよ」と教えてくれたのである。 これはワテにとっては、信濃大町に出るより好都合だったのである。 でも、この扇沢から白馬コルチナ行の特急バスであるが、全区間乗客はワテ一人だったけど大丈夫か? 来年無くなってたりしないだろうな。 今回の鹿島槍~五竜の断念で、来年もう一回乗らねばなんねぇのに。

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五竜岳の四半世紀ぶりの3度目は
来年回しとなりますた

・・で、バスはつづがなく白馬駅へ。 しかも、乗れる予定になかった南小谷行の特急【あずさ3号】の発車時刻15分前に着いたのである。 この【あずさ3号】に乗る事で、1本早く大阪に帰れるのである。

一本早く帰れる事に喜び勇んで『みどりの窓口』に行き、「糸魚川から北陸本線経由の大阪まで」、「金沢からのサンダーバードだけ指定券」と切符の注文をする。 すると駅の窓口氏は、「指定席は列車が何号か言ってもらわねば発売できません」と、客のワテからすると「ハァ?」ってな返事。 続いて「(窓口にあった)時刻表で調べて下さい」との事。 でも、この時刻表は大糸線のページの付箋を貼っている訳でもなく、刻一刻と発車時間が近づいてくる。

ワテも少しイラっときて、「そっちで調べれないの? 機械あるでしょ? 調べてよ!」というと、シブシブ調べやがったよ。 まぁ、接客態度の悪い切符売り場だ事・・。 巷で聞くJR各社の接客評判ではトップがJR九州、続いてJR西日本、JR四国・JR北海道に続くJR6社のブービーの5位がJR東日本だという事である。 最も接客態度が悪いのが、東海道シンカンセンで頭に乗っているJR東海ですね。

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あまりのブサイクさに撮る気が失せたよ
※ ウィキペディア画像を拝借

白馬駅での出来事はこれにてお終い。 この後も騒動は続くが、引っ張るべく次回の駅に続けようか。
でも、特急【あずさ】のE353系ってブサイクだなぁ。 一枚だけフイルム余っていて撮ろうと思ったけど、見た瞬間にあまりのブサイクさに撮る気が失せたよ。



根付く人気がないねぇ
このブログは・・

ずっと守っていた『山・高原』の
トップから陥落したよ


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