風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

TOP >  路線の思い出 >  路線の思い出 301~350 >  路線の思い出   第340回  神岡鉄道・漆山駅跡

路線の思い出   第340回  神岡鉄道・漆山駅跡

路線の思い出  第340回  神岡鉄道・西漆山駅跡 〔岐阜県〕

r340 (1)
現役時代の漆山駅

《路線データ》
    営業区間と営業キロ       廃止年月日        廃止転換処置   
  猪谷~奥飛騨温泉口 19.9km.    ’06・12・1      濃飛乗合自動車バス
                                富山地方鉄道バス  
移管先廃止時運行本数
             猪谷~神岡(奥飛騨温泉口)6往復
             神岡(奥飛騨温泉口~神岡口(神岡鉱山前)3往復

漆山駅(うるしやまえき)は、かつて岐阜県飛騨市神岡町西漆山にあった神岡鉄道・神岡線の駅である。 神岡鉄道の路線廃止に伴い、2006年12月1日に廃駅となった。 単式ホーム1面1線で無人駅となっており、ホーム上には小さな待合所と寿老人の木像を奉った祠が設置されていた。 開業当初は、駅名標のうち照明に取り付けられていた縦型のものは、国鉄時代の「にしうるしやま」の「にし」を取ったものになっていた。

駅は高原川沿いにあり、当駅と対岸を走る国道41号線とは鉄橋で結ばれている。 駅の周りには西漆山の集落が開けており、正眼寺、白山神社がある。 駅の対岸にある集落としては東漆山と牧があるが、西漆山ほど規模は大きくない。

駅の北東1キロメートルほどの土(ど)という場所で、高原川に跡津川が合流している。 当駅と茂住駅の間の神岡線はほとんどが茂住トンネルの中であった。



行楽の帰りに、ちょっと立ち寄る機会ができて立ち寄った神岡鉄道の漆山駅跡であるが、普通の廃止線と違って、駅施設は維持されたままとなっていた。 これには少し驚いて、ホームの上に上ってみる。

r340 (12)
廃止になって数年経つのに
現役そのままの道床が
維持されていたその理由は・・

ホームの上に立って、あの最後の年やその前年の夏や秋に訪れて撮影した事を思い返していた。
そう・・、この駅は秘境駅の立ち位置ではあったが、隣の茂住や飛騨中山の集落は川のの対岸やトンネルを越えた向う側にあって駅前は無人地帯であったものの、この漆山の集落は駅側の川の縁の狭い崖っぷちに寄り添うようにあり、国道のある対岸よりも駅側が集落の中心となっていたのである。

だから、前出の途中3駅の中では、最も人や車と出会う可能性が高い駅だったのである。
だから・・といって、それが利用客につながらなかったから、路線全体が廃止の憂き目となったのであるが・・。

r340 (8)
夏のセイタカアワダチ草と・・

話が少し飛んでしまったが元に戻すとして、何故にこの駅の施設が廃止後も往時そのままで維持されているかというと、毎年のように神岡鉄道の線路跡を利用したロードバイクのイベントが行われるから・・との事である。

ロードバイクの一般観光客への開放区間は旧神岡口(神岡鉄道時代は『神岡鉱山前』駅であるが、ワテには旧国鉄神岡線での駅名である神岡口の方がピンとくる)~奥飛騨温泉口であるが、最も渓谷美を魅せて楽しめる区間は神岡口より先の漆山までなのである。

r340 (10)
神岡鉄道跡でロードバイクをするなら
高原川をカーブしながら渡る
この橋梁を渡りたいよね・・

だが、この区間は高い橋梁と長大なトンネルが連続し、一般観光客の『ロードバイク』に開放するには、完璧な安全整備を施さねばならないのである。 云わば、その予算の工面が着かないから、今まで解放できずにいたのだろう。

r340 (5)
眺めは最高だけど
2kmを越えるトンネルがあったり
観光事業化の難しい区間でもあった

それで「ツアーを組む」=「参加者を旅行保険に加入させた上で、飛騨市内の旅館での宿泊をセットにする」という条件の下で、漆山から割石温泉のある二ツ井という所までを数年前から旅行社経由の観光ツアーの企画として開放していたのである。 だから、その出発点となる漆山駅は、路線営業時より整備されていたのであった。 

そして、ロードバイクの運営元の飛騨市も、「渓谷を魅ながらロードバイクを走らせたい」と要望する観光客の為に、新たに『渓谷コース』というコースを新設したようである。 ワテが立ち寄って目にしたのは、この『渓谷コース』新設の為に駅跡を観光施設に改装している最中だったようである。

でも、ロードバイクは結構いい値段を取られるので、ワテ自身はパスかな。 やっぱり、鉄道が行き交った現役時代の姿には到底敵わないし・・。 そして、渓谷を見るなら、自分の足で実際に渓谷を歩いて楽しむ方がいいかな・・なんて思うし。

なお写真は、『渓谷コース』をゆく神岡鉄道の現役時代の写真でっす。 それと、この西漆山駅跡を訪ねる小旅行の時に訪れた『渓谷美』でっす。

r340 (7)
セイタカアワダチソウ茂る夏風景

r340 (2)
涼し毛な枝垂れ滝
福井・龍双ヶ滝

r340 (11)
ドアンダーだけど
雰囲気的にはアリかな

r340 (4)
飛騨・根尾ノ滝
幽谷の行き着く先に
滔々と勇壮な白布を掛けていた

r340 (6)
展望の良い橋梁を渡る

r340 (3)
人知れず落差100mを落とす
秘滝・仏御前ノ滝



ピンチ! 駅ネタ仕込むの忘れた・・

夏の終わりって鉄道ネタが
あまりないのよね・・



関連記事
スポンサーサイト



No Subject * by 根室大喜
カッコええ^^)

Re: No Subject * by  風来梨
根室大喜さん、こんばんは。

> カッコええ^^)

国鉄時代はもっとカッコ良かったです。 但し、ワテ基準ですが・・。
昔は良かった・・。 ワテの体力を含めて・・(悲)

コメント






管理者にだけ表示を許可

No Subject

カッコええ^^)
2019-09-10 * 根室大喜 [ 編集 ]

Re: No Subject

根室大喜さん、こんばんは。

> カッコええ^^)

国鉄時代はもっとカッコ良かったです。 但し、ワテ基準ですが・・。
昔は良かった・・。 ワテの体力を含めて・・(悲)
2019-09-10 *  風来梨 [ 編集 ]