風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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よも”ヤマ”話  第65話  南アルプス南部・大縦走 その1

よも”ヤマ”話 第65話 南アルプス南部・大縦走 その1 《畑薙ダム~千枚岳〔静岡県〕’93・8
   千枚岳 2880m 〔名峰次選 17峰目〕

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千枚岳から望む
南ア南部の盟主・赤石岳

  南アルプス南部 みなみアルプスなんぶ (南アルプス国立公園)
南アルプスは白峰三山を越えると、頂を踏むのに二日がかりとなる。 それだけに、深山の趣をあふれんばかりに感じ取る事ができるのである。 まず、『漆黒の鉄兜』の異名を持つ塩見岳 3052メートル。 
この山は南アルプスのほぼ中央にあり、どこから登っても二日以上かかるのだが、頂上に立つと南・中央・北と全てのアルプス、そして日本の全ての3000m級の山を見渡せるのである。 

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南アルプス・赤石南嶺の山なみ

塩見岳を越えると、南アルプスの盟主・荒川三山と赤石岳がそびえたつ。 
悪沢岳 3141メートル ・荒川中岳 3083メートル ・荒川前岳 3068メートル と連なる荒川三山は、赤石岳の雄大な眺めと鞍部ごとにある広大なお花畑が素晴らしい。 中でも、荒川前岳の標高差400mにも及ぶ大斜面を染め上げるお花畑が赤石岳を借景に広がる風景は、言葉にできない雄大さがある。 

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朝の紅に染まった富士

もう一つの盟主・赤石岳 3120メートル は、赤みを帯びた山肌とその巨大な山容が印象的だ。 
そして、その巨大な山陵から望む朝の紅に染まった富士や悪沢岳の美しさには、思わず息を飲む。 

そして南部には、最後の3000m峰・聖岳 3013メートル がある。 この聖岳まで、赤石岳から僅か6km。 しかし、この間にピークが4つもあり、全て頂を越えていかねば聖岳までたどり着けない。 
この苦しい登りこそ南アルプスの魅力であり、これを克服してこそ雄大な風景を思いのままに味わう事ができるのである。

また、更に南に進めば、『お花畑』との地名を持つ上河内岳 2803メートル や、“光石”を抱く光岳 2591メートル など個性的な魅力を持つ山々が連なり、広大で懐の深い山域なのである。



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南アルプス南部・大縦走〔椹島~千枚岳〕行程図

    行程表            駐車場・トイレ・山小屋情報
《1日目》 静岡市街より車(2:30)→畑薙第一ダム(4:40)→椹島
《2日目》 椹島(3:20)→蕨段(2:00)→千枚小屋、千枚岳へは往復1時間20分
《3日目》 千枚小屋(0:45)→千枚岳(1:30)→悪沢岳(1:30)→荒川中岳
     (0:25)→荒川前岳(1:10)→荒川小屋
《4日目》 荒川小屋(0:40)→大聖寺平(1:45)→赤石岳(2:00)→百間平
     (0:50)→百間洞露営地
《5日目》 百間洞露営地(1:30)→大沢岳(2:00)→兎岳(2:30)→聖岳、奥聖岳へは片道20分
     (1:50)→聖平
《6日目》 聖平(2:20)→上河内岳(1:30)→茶臼小屋(1:45)→柿窪沢小屋
     (1:00)→ウソッコ沢小屋(1:30)→畑薙大吊橋(0:50)→畑薙第一ダムより車
     (2:30)→静岡市街


 《1日目》 大井川東俣林道を椹島へ
建前では、静岡市街から車で2時間半・・、バスだと3時間半をかけて《畑薙第一ダム》のダムサイトに着く。
だが、当時の道は今のような道路整備前で、井川に抜けるだけでも車で半日かかる全線すれ違い困難な狭隘道路だったよ。

井川からも集落はあるものの道が狭く、畑薙ダムまでは所々路辺崩壊を起こして、ゼブラロープだけの強制「片側相互道路」になってたよ。 普通なら路辺が崩れた時点で通行止となるのだが、この地は静岡市内とつながる生活道路がこの道のみで、通行止にして閉鎖する訳にはいかなかったのですね。

だから、朝は始発電車が走る時刻に静岡市内を発たないと、昼過ぎの畑薙第一ダムからの《東海フォレスト》の『椹島・二軒小屋ロッジ宿泊者用の送迎バス』に乗れなかったのですね。
ここで、なぜこのバスを『登山バス』と言わずに、『送迎バス』としたかは後ほどに・・。

車で5時間くらいかかって畑薙第一ダムの堰堤上に着く。 《東海フォレスト》の『椹島・二軒小屋ロッジ宿泊者用の送迎バス』は、このダム堰堤を渡った山側のスペースをバスの転回場及びバス停としていた。

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以前のリムジンバスは
ダムサイトの奥側スペースを
バス転回場&バス停としていた
※ 静岡市観光課のウェブサイトより

ここから延びる『大井川東俣林道』は、“一般車通行止”だ。 そして、今のように駐車場が設けられてる訳でもなく、ダムサイトの周辺の道路の空きスペースに路駐するしかなかったのである。

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かつてはこの上にズラ~と
登山者のマイカーが並べてあった
※ 別の機会に撮影

・・幸い、ダムの堰堤上に車を止めるスペースがあったので、ダムの堰堤上に車を止める。
でも、ダムの堰堤上に登山者の車が隙間がない位にズラ~と並ぶ光景は、今では有り得ない事だろうね。
今の整備された登山者駐車場に駐車している車を目にすると、時代が流れて移ろっている事を肌で感じるのである。


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現在はダムサイトの1.5km程手前の
ダム建設の資材置き場跡に500台の
駐車が可能な駐車場が設けられている
※ 別の機会に撮影

さて、確か昼の12時半が、畑薙ダムから椹島及び二軒小屋ロッジに向かう『宿泊者向けの送迎バス』の発着時間である。 確か、今のピストン輸送と違い、便数は一日に1~2往復のみだったと思う。

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南アルプス・大井川東俣林道のリムジンバス
※ グーグル画像を拝借

ここで、なぜ『送迎バス』と記したか・・というと、当時のこのバスは、「椹島及び二軒小屋ロッジの食事付宿泊利用者」以外は乗る事ができないという、《東海フォレスト》による『魔設定』のバスだったのですね。 さすがに、この『魔設定』は不評で、《東海フォレスト》や親会社の《東海バルブ》に抗議や怒りの投書が殺到して、この数年後に「3000円払えば乗れる(この3000円は椹島・二軒小屋ロッジの宿泊代の一部)」に制度が改正されたようだけど・・。

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今は宿泊代として3000円を前払いすれば
乗せてもらえるように改定されたけど・・
ホント・・『魔設定』だったよ
恐るべし・・《東海フォレスト》
※ グーグル画像を拝借

まぁ、放浪旅に出る前に事前の下調べ(今のネットのように簡単には調べられず、地元静岡の役場の観光課に電話するか、ガイド本を買って調べねばならない)をしていたので、この時はすんなりと乗れたが、翌年の放浪旅では「金がない故のテント泊」を採用したので、このバスへの乗車は拒否されて、畑薙ダムから椹島まで15.5kmをテント一式装備のザックを担いで歩かされたよ。

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歩いたらたっぷり5時間はかかる
南アの登山基地・椹島
※ 別の機会に撮影

椹島ヒュッテ宿泊費8000円をケチったが為に、林道を延々5時間近く歩かされたのである。
我がホームページの『日本百景』の『南アルプス南部大縦走』の項目の冒頭部にも、次の様に記してある。


ここから延びる『大井川東俣林道』は、“一般車通行止”だ。 従って、ここにマイカーを置いて、林道を延々5時間近く歩くしか“手”はない。 悲しいかな・・、今日1日の行程は、この単調極まる林道歩きに費やす事になる。 だが、林道歩きをハショる“チョンボ”もできなくはない。 それには、8000円~20000円を要するのだが・・。
その方法とは、《椹島》の山荘に予約して宿泊する事である。 赤石山系の私有林のほとんどを所有する《東海パルプ(株)》系の観光!?会社《東海フォレスト》の運営する山荘(椹島山荘と二軒小屋ロッジ)の利用者のみに、乗車が認められる送迎バスがあるのだ。 このバスは昔から岳人に知れわたる“リムジンバス”なのだが、現在は静岡鉄道に委託されて新型のマイクロバスを運行している。 
聞く所によると、「山荘予約者以外は、たとえ道端に行き倒れていても乗せるな!」との“お達し”が入っているらしい。 何とも、高飛車な運営をしている感じが否めないが。 なお、このバスは、林道の状況によっては運行されない年もあるので、その時は覚悟を決めて“さぁ、歩こう!” 


と・・。 まぁ、この日は移動日で、まだ放浪旅にどっぷりハマる程にスレてない「2度目の放浪」だったので、この時は南アの全行程が山荘宿泊でバスの事以外に書く事のない『アプローチ日』なのであるが・・。

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椹島ロッジ・管理棟
山荘を運営する《東海フォレスト》の
悪逆非道ぶりはまた次の機会に・・
※ 別の機会に撮影

でも、この時以来、椹島ロッジの宿泊棟は泊った事ないなぁ。 早飯食って・・、早く寝てしまうに限る。 そして、『送迎バス』の事に留まらない《東海フォレスト》の悪逆非道ぶりは、その時の『よも“ヤマ”話』にて・・。



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椹島も山の頂上で
こういう情景が拝めるほどの早発ち必須だ
チト苦しいけど「椹島早発ち」
に関する写真無いもん・・

 《2日目》 椹島より蕨段を経て千枚岳へ
《千枚小屋》までは約7.5km、標高差1500m・・。 千枚岳までに至っては、標高差1700mを越える“半端”でない登りを越えねばならない。 従って、《椹島》の早発は、反射的に行う必要がある。

幸い、南アの登山において早発ちが必須な事は《椹島ロッジ》も理解しているようで、朝飯の代わりにおにぎり弁当(大きめのおにぎり2ヶで1000円はチト高い)持参への代替えもできる。

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残念ながらここでは咲いてないよ・・
掲載写真がなく苦し紛れに貼っただけ

さて、《大井川林道》を300m程進んだ所に、小さな滝を落とす支沢が派生している。 
この沢に架かる橋のたもとが、千枚岳への登山口である。 小さな滝を見やり、支沢に沿って所々に鉄網の架かる道を歩いていく。 まだ道は平坦で、足早に通過する事ができる。

やがて沢から離れていくと、徐々に傾斜を増して山肌を縫うようになる。 道は枯草が覆う土道で、クッションが良く効いて楽に登れる。 この状態でしばらく登っていくと、《千枚小屋》下の《駒鳥池》付近まで延びる『造林作業林道』と交差する。 

林道を少し歩いて緩く右にカーブするとハシゴがあり、これに登山道を示す看板が掲げられている。
看板の指示通りにハシゴを登ると、小さな丘の上の広場に出る。 ここが、《小石下》という三角点のある小ピークだ。 この小ピーク辺りから、徐々に針葉樹林の割合が多くなってくる。

・・とここまでが、以前の《小石下》までの道程だ。 今は沢筋の崩壊などにより、山の尾根筋を巻いていくルートに変更されているので、この時よりもアップダウンがキツくなっている。(3年ほど前に下りでこの道を通った) 

小ピーク少し下って先程に交差した林道を横目に見ながら、“登山道”を緩やかに登っていく。
しばらくするとまた林道をクロスするのだが、林道を4WDの車が土煙りを上げて通り過ぎる様を目にしたなら、“本当に山に登っているのか!?”という疑問さえ頭を過ってくる。 林道をクロスして、枯草に覆われたキツくもなく緩くもない傾斜を単調に登っていく。 相変わらず林道は、100m程離れた所を平行しているようだ。 

やがて、針葉樹林の密度が濃くなってくると、そばを平行している林道と離れて山肌をジグザグに切って登るようになる。 ようやくの“らしい”急登に、なぜか安心する事だろう。 急登で樹林帯の奥深くへ分け入っていくと、沢のせせらぎが耳に入ってくる。 《清水平》の水場である。 最初で最後の“まとも”な水場であるので、喉を潤すだけでなく水筒にも十分補給していこう。 

《清水平》を越えて更に傾斜を増す坂を登っていくと、三角点のある《蕨段》の上に出る。 
ここの標高は2073m。 《椹島》から1000m登った事になる。 しかし、《清水平》の手前から傾斜を増してきたとはいえ、1000mも登った実感が余りないのだから変なコースである。 

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蕨段あたりから花もチラホラと・・
※ グンナイフウロはここには咲いてません

この《蕨段》から次第にシダが生い茂り、切株や岩に苔が蒸しるジュクジュクした感じの道となる。 
足元も水はけの悪い粘土質の道となり、折からの降雨と重なって歩き辛い。 晴れていたなら赤石岳の絶好の展望台となる《見晴台》を越えると、このコース最大の“アルバイト”が待ち受けている。

それは、《駒鳥池》までの標高差350mの急登だ。 所々植林したのか、背丈の低い若い針葉樹林の樹林地帯もある。 だが、晴れていたなら、この樹林の上に赤石岳が悠然とそびえる様を望む事ができるだろう。 

この樹林帯の急登を乗り越えると、切株の目立つ小さなの丘の上に出る。 ここは両側は林に覆われた湿地帯で、一見何もないように見えるが、この林の右側に『駒鳥池』との看板がある。
どうやら、この林のブッシュを掻き分けると池があるのだろう。 だが、ブヨが飛び交い、水面を微生物が漂う澱んだ池らしく、ブッシュを掻き分けてまで見る価値もなさそうなので、ここは無視して先を急ぐ。 

《駒鳥池》付近の湿地帯を越えて少し登ると、樹林帯を抜けてハイマツが生い茂る見晴らしの良さそうな岩ガレ地帯に飛び出る。 この辺りから、ポツリポツリと高山植物も顔を現し出す。
湿性のお花畑を見ながら再び樹林帯の中に入り込むと、あまりにも突然とばかりに《千枚小屋》の冬小屋が目に入ってくる。 あまりにも突然に視界に入ってくるのでにわかに信じ難く、当初はトイレか何かだと思った程だ。

夏山の午後は総じて天気が崩れ、この日も昼間では快晴だったのが、昼過ぎから曇り出して2時頃にはスコールとなったので、千枚岳は明日回しにして今日はここでストップとする。

続く千枚岳への登路のガイドは、次回の『第66話』の《その2》で記す事にしよう。
明日は、いよいよ憧れの峰・悪沢岳の頂に立つ。 でも、ヤマへの『アプローチ日』で、ここまで写真を撮らずにきてチト寂しいので、その情景をひとつまみ。

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翌朝・・千枚岳に登る最中に
樹木の間から魅せられた富士

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朝の光を浴びて輝くミヤマキナバイ

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感動のかぎろい色の雲海に浮かぶ富士

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果てしなく深い山・笊ヶ岳の双耳峰が
朝のまどろみに茫洋と浮かぶ

・・続きは、次話の『よも”ヤマ”話 第66話 南アルプス南部・大縦走 その2』にて、乞う御期待!


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所詮相容れないのだろうね・・


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No Subject * by ●kuromaru
こんばんは。
南ア南部、麻雀用語でダブ南とか呼んでました。
人が少なさそうで憧れの山域ですが、時間がかかりすぎるので未だに行けていません。
ここもいつの日にか行きたい…って場所ばかりですね。

No Subject * by 根室大喜
感動ものですね@@;

Re: No Subject * by  風来梨
●さん、こんばんは。

> こんばんは。
> 南ア南部、麻雀用語でダブ南とか呼んでました。
> 人が少なさそうで憧れの山域ですが、時間がかかりすぎるので未だに行けていません。
> ここもいつの日にか行きたい…って場所ばかりですね。


『ダブ南』いいですね~。
南ア南部は、南に行けば行くほどに難度が高くなりますね。 この前に日本百景・夏 第381~382回の『赤石南嶺』の記事に挙げた池口岳や笊ヶ岳などは、山小屋は一切なく、猛烈な登りを強いられます。

今回の南ア南部では『銀座』となる悪沢岳・赤石岳も、椹島まで1日、山頂まで1泊2日かかりますね。南アでは『銀座』という事で、山小屋ば充実していますが・・。

でも、充実した山行が味わえる味ある山域ですね。 機会があれば是非に・・。


Re: No Subject * by  風来梨
根室大喜さん、こんばんは。

> 感動ものですね@@;

山の上でしか撮れない情景・・。
これがあるから、多少しんどくても山はやめられませんね。

東海フォレストよ! * by hanagon
その昔、私も畑薙ダムに車を止め、この林道を延々と歩いて椹島から千枚岳方面へ登った事があります。ダンプカーの通行量が思いのほか多くて閉口しました。土埃まみれになるし。。東海フォレストを恨みましたよ。
それにしてもよくこんな昔の山行の事を詳細に記事にできますね! 大したものだと思います。


Re: 東海フォレストよ! * by  風来梨
はなゴンさんも、『東海フォレスト災禍』の被害者でしたか(笑)。

> その昔、私も畑薙ダムに車を止め、この林道を延々と歩いて椹島から千枚岳方面へ登った事があります。ダンプカーの通行量が思いのほか多くて閉口しました。土埃まみれになるし。。東海フォレストを恨みましたよ。
> それにしてもよくこんな昔の山行の事を詳細に記事にできますね! 大したものだと思います。

私は、次の南ア山行で食らいました。 大井川東俣林道の5時間かけての歩き・・。 その時の事は、いずれの『よも”ヤマ“話』で・・。

ヘタレとなった今は、倍の金払ってもバスに乗るでしょうね(悲)。
3年前は3000円払ってバスに乗ったし・・。

コメント






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No Subject

こんばんは。
南ア南部、麻雀用語でダブ南とか呼んでました。
人が少なさそうで憧れの山域ですが、時間がかかりすぎるので未だに行けていません。
ここもいつの日にか行きたい…って場所ばかりですね。
2019-07-02 * ●kuromaru [ 編集 ]

No Subject

感動ものですね@@;
2019-07-02 * 根室大喜 [ 編集 ]

Re: No Subject

●さん、こんばんは。

> こんばんは。
> 南ア南部、麻雀用語でダブ南とか呼んでました。
> 人が少なさそうで憧れの山域ですが、時間がかかりすぎるので未だに行けていません。
> ここもいつの日にか行きたい…って場所ばかりですね。


『ダブ南』いいですね~。
南ア南部は、南に行けば行くほどに難度が高くなりますね。 この前に日本百景・夏 第381~382回の『赤石南嶺』の記事に挙げた池口岳や笊ヶ岳などは、山小屋は一切なく、猛烈な登りを強いられます。

今回の南ア南部では『銀座』となる悪沢岳・赤石岳も、椹島まで1日、山頂まで1泊2日かかりますね。南アでは『銀座』という事で、山小屋ば充実していますが・・。

でも、充実した山行が味わえる味ある山域ですね。 機会があれば是非に・・。

2019-07-03 *  風来梨 [ 編集 ]

Re: No Subject

根室大喜さん、こんばんは。

> 感動ものですね@@;

山の上でしか撮れない情景・・。
これがあるから、多少しんどくても山はやめられませんね。
2019-07-03 *  風来梨 [ 編集 ]

東海フォレストよ!

その昔、私も畑薙ダムに車を止め、この林道を延々と歩いて椹島から千枚岳方面へ登った事があります。ダンプカーの通行量が思いのほか多くて閉口しました。土埃まみれになるし。。東海フォレストを恨みましたよ。
それにしてもよくこんな昔の山行の事を詳細に記事にできますね! 大したものだと思います。

2019-07-04 * hanagon [ 編集 ]

Re: 東海フォレストよ!

はなゴンさんも、『東海フォレスト災禍』の被害者でしたか(笑)。

> その昔、私も畑薙ダムに車を止め、この林道を延々と歩いて椹島から千枚岳方面へ登った事があります。ダンプカーの通行量が思いのほか多くて閉口しました。土埃まみれになるし。。東海フォレストを恨みましたよ。
> それにしてもよくこんな昔の山行の事を詳細に記事にできますね! 大したものだと思います。

私は、次の南ア山行で食らいました。 大井川東俣林道の5時間かけての歩き・・。 その時の事は、いずれの『よも”ヤマ“話』で・・。

ヘタレとなった今は、倍の金払ってもバスに乗るでしょうね(悲)。
3年前は3000円払ってバスに乗ったし・・。
2019-07-04 *  風来梨 [ 編集 ]