2019-05-19 (Sun)✎
路線の思い出 第316回 只見線・会津川口駅 〔福島県〕
農協(JA)や郵便局・町の観光案内所との合築の会津川口駅
※ ウィキペディア画像を拝借
《路線データ》
営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’83)
会津若松~小出 135.2km 742 / 898
運行本数(’11)
会津若松~小出 3往復 ,会津若松~会津川口 3往復 ,会津若松~会津坂下 1往復
小出~只見 1往復(冬季 大白川~只見 運休) ,小出~大白川 1往復(土・休日運休)
※ ’11年7月の豪雨災害により会津川口~只見の区間が不通となり、
この区間は現在バス代行輸送となっています
只見~会津川口 代行バス 下り6本・上り7本運行
会津川口駅(あいづかわぐちえき)は、福島県大沼郡金山町大字川口字森ノ上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
災害前は列車の高官風景も見られたのだが・・
※ ウィキペディア画像を拝借
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは只見川のほとりにあり、ホームから駅舎へ構内踏切がのびている。その他、構内には手動の転車台がある。 直営駅(駅長配置)であるが、会津坂下駅の被管理駅となっている。 みどりの窓口は設置されていないが、出札窓口にはPOS端末が設置されており、料金補充券による指定券の取り扱いも行っている。
川の畔と列車を撮る事は叶わないみたいだ・・
1987年竣工の駅舎は2階建てで、JA会津よつば金山支店・川口郵便局との合築となっている。川口郵便局は集配部併設であり、簡易郵便局と無人駅との合築は比較的多いが、集配部併設局、社員配置駅及びJA支店との合築は珍しい。駅舎内には金山町観光情報センターもある。
JR東日本によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は57人である。
駅は金山町の中心部に位置し、駅周辺には官公庁や学校が所在している。
ホントは撮る予定が無かった所なんだよね~
実を言うと、今回取り上げる会津川口駅であるが、ワテがホームページ『日本百景』の旅行記集で作成している『奥会津・大白川の四季』の『春』の項では、撮影地候補には入っていなかったのである。
この会津川口駅の位置付けは、「不通区間の代行バスの乗り継ぎ駅」の認識しかなかったのである。
だが、この旅行記集の最後の季節である『春』の取材旅!?で、「やっちゃった」のである。
何を「やっちゃった」かというと、奥会津での桜の咲く時期を見誤って、見事に冬から春に移り変わる前の・・、春の芽吹きが出る前の坊主な情景が広がっていたのである。
周囲の樹々は総じて
「冬が去った直後」の状態だった
これでは『春』の取材!?として掲載するネタ写真を撮る事も適わず、途端にこの旅行の目的自体が喪失してしまったのである。 「この情景では、写真を撮っても『春』の作成には使えないな・・」と半分フテ腐れて、ひなびた温泉のハシゴやら、昼飯を同じ所で食うのがイヤだから、わざわざ道の駅をハシゴして日替わりで定食を食ったり・・と、自宅にいる普段の生活の如くダレにダレていたのである。
ダレにダレてたので今イチばかり・・
あぁ・・、そう言えば、この会津川口駅を「撮影地として使えない」と断じた理由は、この駅のある町・金山町にコンビニが全くないという事を把握していたからだ。 それも、コンビニどころではなく、夕飯を食う飯屋も見当たらないのである。 食い物屋としてあるのは、昔ながらの雑貨と食料品を一緒に扱う『商店スーパー』2軒と、何故かベーカリーショップ1軒が駅前をゆく国道252号に沿って並ぶだけなのである。
町の中心部でこの程度だもの・・
飯屋なんかある訳ないよ
その『商店スーパー』もベーカリーショップも夕方6時になると店じまいし、夜に食糧の調達ができなくなるのである。 一方、昼飯に定食を食いにいった『道の駅・かなやま』の食堂は午後4時に閉店して、これまた夜は使えないのである。 だから、この『道の駅・かなやま』は、その日の夜食を確保した上でないと使えない『道の駅』だったのだ。
使えない『道の駅』の近くで撮った
使えないダレ写真・・(自嘲)
こういった訳で『奥会津・大白川の四季』の取材!?対象から外れて、ほぼノーマークの駅がこの会津川口駅だったのである。 だが、「桜を撮りに来て『坊主』」という失態で昼飯の『道の駅ハシゴの定食めぐり』と成り下がって、会津川口に来たが何もする事がなくただ時間が余る状況となったのである。
もう・・、絶好の快晴の撮影日和なのに・・である。
絶好の撮影日和なのに・・ねぇ
なので、適当に撮っていると、少しひらめいたのである。
この只見川に沿って長々とカーブしながら駅に向かう構図は夜に使えるかも・・というひらめきである。
このショットを撮った時に
”ひらめいた”のである
・・で、早速惣菜弁当を売ってるスーバーのある会津柳津周辺で夜飯の惣菜弁当を確保して、滝谷駅で『夜桜と駅風景』を撮るべく持ってきた三脚をセットして、『光の輪・只見川バージョン』を狙う。
そのシーンの結果がコレ・・。
往路の『光の輪』
:
ちょっと明る過ぎたかなぁ・・と
思ったけとベストチョイス
『復路の光の輪』
:
川面に光が映ったのはOK!
車のライトがダブッたのはNG・・
列車は全て会津川口駅で折り返してくるので、上下列車の2回『光の輪・只見川バージョン』を狙う事ができるが、その折り返しの合間が結構長く、「発射はまだか・・」と駅の方をみつめていると、夜のカクテルライトに照らされた駅が結構「艶っぽく」輝いていたのである。
この向きは夜に「艶っぽく」なった
もう、慌てて三脚を駅方向に挿げ替えて、この「艶っぽい」情景を撮る。
でも、折り返し時間が20分程あって助かったよ。 この20分で、余裕でこの「艶っぽい」駅情景と折り返しの『光の輪』が撮れたのだから・・。
駅のカクテルライトが川面に映り
得も言えぬ「艶っほさ」だったよ・・
仕事で記事を書けなかったら
順位急降下!!
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光跡 * by TOM☆彡
こんばんは
当ブログの方でもリンクに登録させて頂きました。光跡の画像、お見事ですが、小生は上の方が好きですね。赤がないけど・・・。
当ブログの方でもリンクに登録させて頂きました。光跡の画像、お見事ですが、小生は上の方が好きですね。赤がないけど・・・。
Re: No Subject * by 風来梨
pikes peakさん、こんばんは。
> 夜間停泊が2編成で、始発は川側発着だったような
> 記憶があるのですが....
忘れてました・・。 最終列車だけは駅滞泊の関係で川側のホームが使われるみたいですね。
でも、昼間の写真が撮れる光線状態の時に、川沿いのホームは使われない=川の畔の駅の写真は撮れないようです。
早く復活して、川側ホームが小出からの上り線ホームに復活して欲しいものですね。
> 夜間停泊が2編成で、始発は川側発着だったような
> 記憶があるのですが....
忘れてました・・。 最終列車だけは駅滞泊の関係で川側のホームが使われるみたいですね。
でも、昼間の写真が撮れる光線状態の時に、川沿いのホームは使われない=川の畔の駅の写真は撮れないようです。
早く復活して、川側ホームが小出からの上り線ホームに復活して欲しいものですね。
Re: 光跡 * by 風来梨
TOM☆彡さん、こんばんは。
> こんばんは
> 当ブログの方でもリンクに登録させて頂きました。光跡の画像、お見事ですが、小生は上の方が好きですね。赤がないけど・・・。
始めは明る過ぎて飛んでしまうかな・・って思いましたが、いい感じに撮れましたね。
復路は車のライトが合わさって、少し煩雑になってしまいましたね。
でも、夜のショットに気がつかなければ、桜撮りに来て風呂ハシゴして、カタクノ撮っただけに終わってました。(汗)
> こんばんは
> 当ブログの方でもリンクに登録させて頂きました。光跡の画像、お見事ですが、小生は上の方が好きですね。赤がないけど・・・。
始めは明る過ぎて飛んでしまうかな・・って思いましたが、いい感じに撮れましたね。
復路は車のライトが合わさって、少し煩雑になってしまいましたね。
でも、夜のショットに気がつかなければ、桜撮りに来て風呂ハシゴして、カタクノ撮っただけに終わってました。(汗)
只見線は深いですね。
なかなか足を伸ばせないのがネックです。
夜間停泊が2編成で、始発は川側発着だったような
記憶があるのですが....