2019-04-06 (Sat)✎
路線の思い出 第310回 長良川鉄道・湯ノ洞温泉口駅 〔岐阜県〕
こんな駅だったかなぁ
平屋屋根だったような記憶があるのだが
※ ウィキペディア画像を拝借
《路線データ》
営業区間と営業キロ 運行本数(’12)
美濃太田~北濃 72.1km 美濃太田~美濃市 区間30~60分毎
(旧国鉄・越美南線線からの第三セクター移管線) 美濃市~美濃白鳥 区間上下各12本
美濃白鳥~北濃 区間上下各 9本
(旧国鉄・越美南線線からの第三セクター移管線) 美濃市~美濃白鳥 区間上下各12本
美濃白鳥~北濃 区間上下各 9本
湯ノ洞温泉口駅(ゆのほらおんせんぐちえき)は、岐阜県美濃市にある長良川鉄道越美南線の駅である。 プラットホーム1面1線の駅で、駅舎内に待合室とトイレが設置されている。 ’13年の一日の平均の乗降人員は41人との事。
1926年に 国鉄・越美南線が美濃町駅(現 美濃市駅)~当駅間が開通した時に、板取口駅として開業する。 翌年には、当駅と美濃洲原駅(現 母野駅)間が延伸開業して途中駅となる。
1956年の美濃立花駅への改称を経て 1986年12月11日の国鉄越美南線の長良川鉄道への経営移管によって、同社の駅と同時に湯の洞温泉口駅に改称された。
当駅で折り返す列車もある。また、かつては交換設備があったと思われる敷地が残っているが、設備については撤去されている。 ホームには藤の木が茂っており、シーズンになると花の屋根がホームを覆う。
国鉄時代に撮ってから
30年近く御無沙汰だったよ
長良川鉄道は御存知な人は御存知な通り(御存知な人はたぶんテツ)、旧国鉄の越美南線の第三セクター移管路線である。 そして筆者は、この路線は越美南線の時以来、遥か30年近くの長い間訪れた事がなかったのである。 まぁ、この路線の付近を通った事はあったが、通った目的は滝であったり白川郷の合掌造りの撮影であったりで、この地を通るこの路線に30年近くの間、触れる事はなかったのである。
長良川鉄道の沿線に立ち寄ったのは
白川郷の合掌造であったり
ストレートの美麗瀑・阿弥陀ヶ滝
への訪問だったりした
でも、ふと「桜と鉄道でも撮ろうか」と思い立ち、夜の10時前から車を駆って”ふらり”と出たのである。
なぜ、「桜と鉄道を撮ろうか」と思い立ったか・・というと、ウェブサイトでたまたま越美南線と北線を例題にした『桜と鉄道』の撮り方指南の記事を目にした事と、「正月にカメラをいじってから全くカメラをいじってないなぁ」と思い返したからである。
ち・つ・わ・・、桜と鉄道など撮った事もなかったのである。 まぁ、筆者自体が鉄道撮影に赴いて、「重いから」と時刻表を持たない心底『ナンチャッテ』なタワケなので、事前調査とかロケハンとかいっさいナシの『出たとこ勝負』な撮影行である。
こんなにいい加減なのに
なぜか天や気候はタワケに味方する
それゆえに、成り行き任せに出かけたのが先程にも述べた夜の10時過ぎで、例の撮り方指南のウェブサイトで掲載されていた駅の近くにある『道の駅』に着いたのが午前2時過ぎ。 着いて車の中で仮眠する。 まぁ、年齢が中年の域に入った野郎の行為としては、計画性が無さ過ぎるなぁ・・と我ながら思う。
ウェブサイトに掲載されている過去に撮られた『桜と鉄道』の写真を目にしただけで、桜が咲いてるかの下調べもせずのズタボロ必至の撮影行を企画するのだから・・。
要するに、「このウェブサイトの掲載写真が4月のいつ頃なのか?」という下調べも無くやってきてるので、「やって来たわ、桜が全く咲いてない坊主だったわ」って事も、最悪桜の木が存在しない事も有り得るのである。 だが、「桜と鉄道を撮りに来て桜が坊主」という『最悪の事態』を想定するよりも、とりあえず寝る事を優先する。
まぁ、この勢いでは「寝過ごしてしまったよ」というもう一つの『最悪の事態』も想定されたが、「そうなればそうなってもいいや、寝れれば」というように、自分の欲望に忠実なタワケだった。
なぜなら後者の『最悪の事態』は、ワテにとっては何度も体験済みの失態なのであるから。
無計画の「寝坊ドンマイ」なヘタレでも
それなりに味のある写真が撮れる不思議
・・でも、なぜか運良く、6時前に目覚める事ができた。 そして、仮眠した『道の駅』から5kmほど離れた例のウェブサイトに掲載されていた写真の駅である大矢駅に向かう。 着いて、まずしなければならない大切な事が、“桜があるか、無いか”の確認である。 ・・良かった。 桜は咲いてたよ。
七分咲だったが。 これで、最低でも『桜を撮りに来て坊主』の最悪のムダ行は回避できたのである。
後は、いろいろと足場やアングルを取っ換え引っ換えしながら撮影を楽しむ。
それでは、『成り行き任せ』の『出たとこ勝負』の戦果をごろうじろ。
足場を取っ換え引っ換えしても、同じ所では飽きてくる。 そして次の列車まで2時間の空きがあるという事で、撮影場所を移動する。 次の撮影場所も、例の撮影指南のサイトに出ていたこの駅である。
もちろん、先程に撮った大矢駅同様に桜が咲いている保証も確証もない。 あるのは、「大矢駅より10kmほど南に位置して暖かいだろうから、たぶん咲いているだろう」という見込み願望だけである。
幸い、ここも咲いていた。 桜の勢いも満開に近いレベルだった。 これを確認して安心を確保したなら、取り敢えず車に戻って、自らの願望を満たすべく寝る。 ここでも、「寝過ごしたら、それでもいいや」という勢いで・・である。
初めての『鉄道と桜』は
アングルが思い浮かばずに
それでも、なぜか列車到着の15分前にキッカリと目が覚めて、眠気まなこでノソノソと適当に撮影場所と決め打ちしていた所に立ち、そこでの『行き当たりバッタリ』、『ドンブリ勘定』な写真を撮る。
それでは、その『行き当たりバッタリ』、『ドンブリ勘定』な写真をごろうじろ。
まぁ 最初なので仕方ないか
やっはり『鉄道と桜』は場数を踏まないと
いいアングルが思い浮かばないね
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No title * by 風来梨
バンポマダムさん、こんばんは。
ぢ・つ・わ・・、私もこの路線には、国鉄越美南線時代に乗った事があるのみです。 それからこの時の桜まですっかりご無沙汰でした。
まぁ、観光するにしても、終点の北濃駅は中途半端な位置で使い辛いし、東海北陸自動車道が開通して、高山も車となりましたから・・。
エトランゼで乗りに来るのは、『鉄』がほとんどでしょうね。
ぢ・つ・わ・・、私もこの路線には、国鉄越美南線時代に乗った事があるのみです。 それからこの時の桜まですっかりご無沙汰でした。
まぁ、観光するにしても、終点の北濃駅は中途半端な位置で使い辛いし、東海北陸自動車道が開通して、高山も車となりましたから・・。
エトランゼで乗りに来るのは、『鉄』がほとんどでしょうね。
実は母親の実家が美濃市にありまして、どえらい昔、越美南線に乗って行ったことがあります。大きくなってからは車での移動が主でしたので、長良川鉄道が開通しても乗る機会はありませんでした。
いつの日か、乗ってみたいです。
素晴らしい眺めですね。