風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第355回  浅草岳・秋

『日本百景』 秋  第355回  浅草岳・秋  〔福島県・新潟県〕


雪の乗った浅草岳を
田子倉の駅跡から見上げて

   浅草岳 あさくさたけ (越後三山只見国定公園)
只見川上流の福島・新潟県境一帯は『奥只見』と呼ばれ、近年までは交通不便な“陸の孤島”として、訪れる人も少ない“秘境”であった。 だが、上越新幹線の完成以来、“秘境”ブームも手伝って、にわかに注目を浴びている地域となってきた。 この辺りの景観はどこも優れているが、中でも田子倉湖から望む浅草岳 1586メートル の姿が素晴らしいのである。 

この山は登山を志す山としても魅力いっぱいだ。 山頂付近の池塘を散りばめた湿原やその周りを咲き乱れるお花畑の群落、そして眼下に望む蒼紺の田子倉湖、守門岳 1537メートル ・鬼ヶ面山 1465メートル ・越後三山など、眺望においても東北の名峰にひけを取らない。

また、訪れる人がほとんどいないこの山の北側には秘めたる大湿原・沼ノ平があり、ベールにつつまれた神秘的な情景を魅せている。




浅草岳・田子倉~ネズモチ平登山ルート 行程図

     行程表
JR長岡駅より車〔レンタカー〕利用(1:20)→田子倉休憩舎駐車場〔浅草岳登山口〕
(2:20)→剣ヶ峰(2:40)→浅草岳(0:20)→前岳分岐
(2:20)→ネズモチ平登山口より車利用〔ヒッチハイク〕(0:40)→JR大白川駅
(0:30)→JR只見駅(0:25)→田子倉休憩舎駐車場〔レンタカー回収〕(1:20)→JR長岡駅


雪を被った頂と
200mを越える無名滝と
彩る山肌の紅葉と

奥只見・只見郷の秋に魅せられて、去年と今年の2年に渡って訪れている。 その秋の奥会津の旅では、最も魅せられた秋の浅草岳への登山を計画していた。 だが、去年にこの小旅行に出る前の月に山でハデに転んで酷い捻挫を負ってしまったのである。


去年は足を捻挫して
只見線の『撮り鉄』のみとなったが

それで去年の浅草岳は断念(それでも往生際が悪くて日帰りの登山装備を持って来ていた)となって、只見線の『撮り鉄』がメインの旅となった。 それ以来、浅草岳の秋へのリベンジ登山をすべく、この年の秋を心待ちにしていたよ。


六十里越の紅葉とか


「紅葉の中のトーチカ」
なんかも撮ったけど


基本は只見線の『撮り鉄』でした

その浅草岳へのリベンジの為には、まずこの捻挫を治さねばならない。 でも、この捻挫はかなり酷かったようで、完全に治るまで半年かかったよ。 いや・・、今も足首を伸ばすと捻挫特有の突っ張り感があるなど、後遺症化してるし・・。


田子倉湖に直接落とす
秘滝・あいよしノ滝

それでも春から身体を作って、夏の最大イベントの『奥穂~西穂』も『オチャメ満開』の内にこなして、この浅草岳リベンジの旅を迎えたのである。 只見線の『撮り鉄』に充てた初日は空模様がクズつき気味で、今年の秋の『撮り鉄』は浅草岳を背景にした1枚以外の手応えは全くなかったよ。


今年撮った『只見線の秋』で
手応えあったのはこの1枚のみ


でも・・去年のこのカットとほとんど同じ
違いは浅草岳に雪があるかないか・・だけ

でも、今回の主目的の『浅草岳リベンジ』に気を集中できたのが、この山行は心に残る印象深い山旅となったのである。 それでは、この記事で語った夏の断念を含めて、2回の断念と初めて登った時から25年の時を経た壮大なリベンジ登山を語っていこう。

さて、この浅草岳のリベンジ登山であるが、当初は《入叶津》からのルートを登るつもりでいた。
だが、《入叶津》の登山口は駐車場はあるが、トイレはシーズン中のみ仮設トイレが設置されるだけ・・との事で、前夜に車寝で泊まり込むには難がある事が判ったのである。


ウォシュレットトイレ付の休憩舎に
建て替えられたのは
浅草岳へ登る登山者よりも
秋に田子倉湖に訪れる
写真撮りの為だったりして

これだと、トイレのある『道の駅・かなやま』からは30km以上離れていて早出には不利な事と、沼ノ平の紅葉風景も捨て難いが、浅草岳の山頂から田子倉湖に向かって波の如く押し寄せる紅葉風景も捨て難く、ウォシュレットトイレ付きの近代施設に建替えられて前夜の車寝環境が格段に向上した《田子倉休憩舎》のある《田子倉ルート》を取る事にしたのである。 その決定は、登山前日である事はヤブの中に。

朝6時半前に《田子倉休憩舎》より出発する。 前日から泊まり込みの車はいなかったが、夜明け前に登山者と思しき車数台やってくる。 どうやら、今日この山に登る登山者は6~7人いるようだ。
そして、明け方の空模様であるが、雨は落ちてないモノの昨日と同じく濃い霧模様だった。


沢に橋が架っていたのは
最初の沢にかかるこの橋だけ

登山口を越えると、沢伝いに登っていく。 道には落ち葉が覆い被さり、それが夜露で濡れて滑りやすい。 特に木道なんかはズル滑りする。 程なく沢を木の桟橋で渡り、以降は沢を縫うように数回渡りながら登っていく。

だが、渡渉点は最初に通った木の桟橋を除いて、その後全てでワテの苦手な「飛び石伝い」の沢渡りで、途端にペースが落ちる。 ワテって、昔から通称『運痴』との呼称を地で行く程に身体能力が劣っているのである。 特に跳躍力では、垂直飛び33cm、走り幅跳びで生涯一度たりとも3mの壁を越えた事がないなどの『金字塔』を打ち立てる程に難があるのだ。


沢を渡るのに躊躇するような『運痴』でも
写真界の底辺を這いずる『写真床』のウデでも
山で遭難寸前の『オチャメ』をカマシても
山での写真がそれなりのデキとなる不思議

だから、いつも沢の飛び石伝いでは、躊躇して時間をロスしてしまうのである。 それは、飛び石伝いにシクじって沢にハマって、気が萎えて『ゲームオーバー』となるシーンが頭に過るからである。
でも、『奇跡の体力』在りし頃は、難なく渡ってたよな。 いつから、このようになったんだろ?


最後の水場となる大久保沢の水場

さて、数度の渡渉で躊躇してタイムロスしたものの、何とか最後の渡渉点で最後の水場である《大久保沢》に着く。 ここまで沢を遡ると水量も細くなって小川状となり、この山行で”初めて”躊躇する事なく沢を渡る。


彩り鮮やかな紅葉を愛でながらだと
急登も苦にならない

《大久保沢》を渡ると、つづら折りの急登となる。 周囲は紅葉で鮮やかに彩られて、それを眺めながら登ると、それほどこの急登は苦にならなかったよ。 まぁ、今年の春から5度の山歩きをしてきたので、ヘタレながらも身体がデキ上ってきたのかも・・。 また、空も霧が晴れて、いつの間にか快晴となっていたよ。


レンズについたモヤが
いい感じに滲んでくれた

このつづら折りの急登をつめると、田子倉湖と対峙する鬼ヶ面山の山屏風が見渡せる《剣ヶ峰》の展望台に登り着く。 そう言えば、浅草岳の『ファースト山行』では、眠さに負てここにあった平たい岩の上で眠りコケてタイムオーバーとなる『ビック・オチャメ・プレー』をしたよな。 その『オチャメ』のあらましについては、リンクを辿ってミソ。


雪で白く染まる頂と紅葉のコラボ

その《剣ヶ峰》では、雪をまぶした浅草岳の頂陵部の下から麓の田子倉湖へ、壮大な紅葉の波を魅せていた。 また、田子倉湖にそそぎ、やがて雄大な只見川の流れとなる浅草岳に源を発する源流沢が、落差200mはあろうかという4段の大瀑布を魅せていた。 振り返ると、鬼ヶ面山の大岩盤が、黒い岩の地肌に雪と紅葉と乗せた三色の彩を魅せていた。


振り返ると鬼ヶ面山の岩屏風と
彩る紅葉の絶景だった


落差200mは裕に越える
浅草岳を源に発する只見沢の無名滝

さて、登り着いた《剣ヶ峰》では、ワテより20分程早く出発した4人組のグループが行動食を取っていた。 もしかして、この登山者が座っていた岩が四半世紀前にワテが眠りコケた『平たい岩』なのでは? 


下に霧を添えると
雪を被った鬼ヶ面山が一層引き立つ

でも、今回のワテは山で昼寝する程の余裕もなく、この登山者達に軽く会釈して追い抜く。
追い抜いて程なくすると、雪が現れ出してきた。 進む毎に雪はどんどん深くなっていく。
その最中に、沢で躊躇するワテをアッサリと抜き去った登山者が下りてきたのである。

そのあまりの早さに「(頂上に・・)もう、登ったんですか?」と声をかけると、この登山者は「雪が深くなって、雪山装備もないから引き返しました」と返事したのである。 続いて「この先は雪で真っ白になってますよ」との事。


田子倉湖を望む
でも下を見下ろすと
ギラギラの日差しだったよ

この方とも軽く会釈して行違うが、行違って程なくこの方の言う通りに完全な雪山となってきた。
今日はヘタに体調がよく、《剣ヶ峰》で先行グループを抜いてしまったので、『雪道でトップ』というイヤな展開に突入してしまったのである。


ラッセルのようなしんどい事はヤメて
写真を撮るフリして立ち止まって
とっとと抜かれれば良かったよ

なぜ『雪道でトップ』がイヤな展開というと、ラッセルして踏み跡を作りながら進まねばならないからだ。 コレって、一歩一歩雪を蹴り込んで進まねばならず、かなりの重労働なのである。
しかもワテ・・、先程に登頂を断念して引き返した方と同じく「雪山装備を全く持ってません!」なのである。

・・で、ラッセルに躍起になっていると、後のキチンと雪山装備を持った猛者のおっちゃんに抜かれ、程なく《剣ヶ峰》で抜いたグループにも抜かれて引き離される『定位置』を確保するに至る。
儚いトップ行は、こうして『三日天下』ならぬ『30分天下』となったとさ・・。


浅草岳の頂稜から続く紅葉の波


沸き上がるガスが
鬼ヶ面山をより凛々しく魅せる

さて、雪道になってからは、更に鬼ヶ面山が眼前に迫力をもって差し迫ってくる。
また、浅草岳の紅葉の斜面に霧が漂い、アートな様相を魅せていた。


鬼ヶ面山の節の間にも
落差100m超の無名滝が潜んでいた

だが、足元は更に厳しくなってくる。 25年前には「こんなデンジャラスゾーン・・、あったっけ?」というような岩場のトラバースである。 しかも雪付きで・・。 も一つ付け加えるとピッケルがないので、ピッケルの代わりに手を雪に突っ込んで身体を支えるオマケ付で・・。


登っていく毎に
白い雪の占める割合が大きくなっていく

ここで、やっちまったよ。 登りで滑って落ちかけてしまったよ。 コレはとっさに残置ロープをつかんで事無きを得たが、以降は身体が委縮してしまったよ。 身体がある程度デキ上っていたせいか、この山行ではあまり疲れはかんじなかったが、元から無かった歩行技術が更に下がって危険域にたっしてますねぇ。 まぁ、夏の『北ア・大キレット』では、あまり下りの遅さに北穂高小屋に先に着いた登山者に「最後に来る人ヤバいよ」と心配されていた・・らしいし。


紅葉風景から一転して
雪山となっちまったよ

この『死亡なりかけフラグ』で萎縮して、「下りは田子倉に降りるのはチトヤバい」と思い、帰りは距離は永いが緩やかな傾斜の《入叶津ルート》を取る事に決めて、頭上直ぐ上にある頂上をめざす。
このヤバかったトラバースを越えると、雪の乗った頂稜部に周りこむ様に入っていき、程なく人がたむろする頂上が見えてくる。 見えてから、程なく頂上に登り着く。


頂上の高みを目指して

登り着いた頂上では、朝にコンビニ弁当食って以来呑まず食わずで登ってきた事を思い出して、マーガリン付ロールパンとステック紅茶の昼飯を取る。 時計はどれだけかかったのかを知るのが怖くて見なかったが、恐らく12時前後だろう。


浅草岳頂上標柱
ピント合せて撮ってもらう事を
頼むのが面倒くさいので
アリバイ写真は撮らなくなったよ

頂上でパンを喰いながら周囲を眺めると、裕に100人以上の登山者がいる。 だが、ワテが登ってきた田子倉からは、ワテ自身と引き返した方を含めて8人だ。 この登山者の多さに、「ひょっとして、皆距離の長い《入叶津ルート》を登ってきたの?」と驚いたよ。

すると、ワテの脇で昼を取っていた夫婦の登山者が、「田子倉からですか? 凄い健脚ですね~」と語りかけてきた。 この問いに頷いて、「イャァ・・、5時間もかかっちゃって、オマケに雪で滑っちゃいましたよ」と答える。 「田子倉の下りは滑ってコワいから、緩やかな《入叶津》へ降りようかな~」と続けると、この夫婦から「エッ、5時間! 私たちには無理だわ・・」との驚きの言葉が入る。


越後の方向に
そんな『安全牌』ルートがあったのね

この言葉とこの頂上周辺の人だかりに疑問を感じで、「あの~、どこから登られましたか?」と尋ねると、「私たちはネズミ・・?平(正しい名称を知らなかったらしい)からですよ」、「ここにおられる登山者の方のほとんどが私たちと同じ所から登ってきたようですよ」と返、地図を広げて《ネズモチ平》のルートを指示して答してくれた。


あの紅葉の彩の中に
《ネズモチ平》があるんだね

この事で初めて、浅草岳に2~3時間で登れるルートがある事を知ったよ。 そして、その後に素晴らしい景色同様の『神展開』が待っていたのである。 「良ければ、大白川駅まで送ってあげるので、このルートを下りませんか?」、「入叶津よりも安全ですよ」といって誘ってくれたのである。

これで、帰りの足が確保できる超安全ルートを降りる事が適ったよ。 下るのが遅いワテは「この夫婦より早く下り着かねば・・ この御夫婦を待たせる訳にはイカンし・・」と、食いさしのパンをかっ込んで、この夫婦に大白川まで送ってもらう事をお願いして下山をし始める。


『神展開』で安心が手に入って
写真を撮りながら下る
余裕をカマシ過ぎて御厚意を受ける夫婦に
下で待ってもらう・・という大顰蹙を買うタワケ

この《ネズモチ平》へのルートは、最短コースの割には傾斜もさしてキツくなく、またキケンな岩場も皆ない、山の猛者ならモノ足りなさを感じるような安全牌ルートだ。 雪もそんなに深くなく、下っていくと程なく雪が消えてヌタ場となっていく。


さすがにヌタ場は撮る気が起きないので
周囲の雪と紅葉の混在する景色おば

でも、この『安全牌ルート』に「転んでも構わない」との『免罪符』を得たこのタワケは、遠慮なしにコケまくったよ。 雪のある所で4回、雪の消えたヌタ場でも3回転んだよ。 そして、転び続ける内に『新たなる事』を発見したよ。 それは、「ヌタ場で転んでも、さして泥汚れしない」という画期的な新発見を・・。 それとも転び続ける内に、「転んでも汚れない究極の受け身」を会得したのだろうか?
このように『後ろ向き』な事に対しての探求心旺盛なワテ(タワケ)なのでした。


後ろ向きな考えに犯されているのに
写真はソコソコのモノが上る不思議

転びながら下っていくと、やがて整備された跡を示すヌタ場に置かれた丸太や踏み板が現れる。
これが現れると登山口は近いと思えるが、これが現れてからがなかなか着かない。
「丸太を目にしてから、1時間は経ったのと違うか?」と思われる程に長い時間を要して登山口に下り着く。


ネズモチ平の登山口

ここから簡易舗装の道を300程行くと、車止めゲートの先に《ネズモチ平》の駐車場がある。
この駐車場は200台は駐車できる広いスペースと、トイレと監視員の詰所がある。 そして、ルート全体がヌタ場ではあったが、危険な所は皆無で、2時間半位で登頂できる初心者向ルートだ。 でも、景色は単調だけど。


登山口で登った山を振り返り


越後側の紅葉は
会津側より少し早いみたい
ネズモチ平の紅葉は
既に終わり始めていた

・・で、着いた《ネズモチ平》の駐車場では、頂上で大白川駅まで乗せてもらうお願いをした夫婦が、ワテより後に下り始めたにも拘らず、既に着いて山の荷物を車に積んでいたよ。 「抜かれた記憶ないのになぁ~ 知らず知らずの内に抜かれたのかな?」と、少しびっくりして尋ねてみる。

すると、「(前岳分岐より)もう一つ先の尾根ルートを取ってきた」と教えてくれた。 「少し遠回りだけど、ヌタ場を避けるべく通ってきた」との事である。 それにしても、御厚意を受けるのに待たせるのを避けるべく早く降り始めたワテが遅く着くって、救いようのない下りの遅さですなぁ。 それでも嫌な顔見せずに待ってくれていたこの御夫婦は、神様のような方ですネ。


車の窓から見た紅葉に魅せられて
明日も《ネズモチ平》への紅葉狩り決定!

後は、車の窓から《ネズモチ平》の紅葉を味わいながら、大白川まで送ってもらう。 この《ネズモチ平》の紅葉は、明日にもう一度立ち寄る事にしようか。

でも、これより大白川から1日3本の登り最終列車で只見に出て、タクシーで《田子倉休憩舎》に戻ってレンタカーを回収する・・という、短絡コースを通った事で生じた「最後の仕事」が残っている。
レンタカーの回収を記しても仕方ないので、最後の締めは《ネズモチ平》の紅葉をひとつまみ。


様々な色彩に彩られ


手の着けられていない自然情景
を意識して沢を入れてみた


青空と雲に出演願うのもいいね


樹とネコジャラシを配して
秋深しを演出してみたけど


陽が傾き出すと
絶妙のコントラストを魅せてくれた





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No title * by 鳳山
奥只見、名前だけは聞いていましたが景色が良い所ですね。

ナイス

No title * by pikes peak
こんばんは。
紅葉+雪山+滝+青空+雲海(霧?).... 全て満喫できて、これは素晴らしい!
頑張る分だけのご褒美がある感じがします。

山の風景の臨場感が味わえましたが、現場に行くと感動でしょう^^

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

奥只見・・、秘境ブームで脚光を浴びた所ですが、越後側からの国道252号は冬に入った直後の12月中旬から4月末のGW直前まで積雪の為に閉鎖されて陸の孤島となる所です。

秋の紅葉時は、日本でも屈指の名景ですね。

No title * by たけし
浅草岳、山行予定がありましたが事情があり断念しました。
風来梨さんの山行記録はリアルで自分が登頂した気分になれます。
ありがとうございます!

No title * by 風来梨
pikes peakさん、こんばんは。

天気に恵まれて、山裾の田子倉湖周辺の紅葉の絶景から、山の中腹の落葉風景、そして頂稜部の雪と、最高の情景に魅せられました。

頂稜部の雪の白から季節の波が秋に駆け下る情景は圧巻でした。 この絶景に魅せられて、もう一度登りたくなりましたよ。

No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。

『オチャメ』な山体験の数々が、リアルっぽく見せているのか? 普通の登山者の登山記なら『オチャメ』な目に逢うことなどないだろうから、単調なモノになるからかな? イヤァ、『オチャメ』も時に記事内容に深みと味わいを与えますねぇ。 山での『オチャメ』も捨てたモノでもないですね。

それと、飛び石伝いの渡渉に躊躇する『運痴』で、写真界の底辺を這いずる『写真床』のウデで、後ろ向きな事ばかりしてるヘタレなのに、不思議に山で撮る写真はソコソコなモノが上がる『七不思議』にも、大いに救われております、ハイ・・。

No title * by ZODIAC12
只見線は「海外の反応」系の記事でも取り上げられた事があります。景色が絶品だと。
写真見たら、紅葉景色と雪景色が素晴らしかったです。

私もこのような紅葉景色や雪景色を眺めるのは好きですよ。
紅葉はあの虹みたいなグラデーションがたまらないですなあ。

No title * by 風来梨
ZODIAC12さん、こんにちは。

東北や北海道の紅葉は、寒暖差が大きいので色づきもスケールも抜きん出ていますね。 その中でも只見線沿線となる会越国境は、更に抜きん出てます。

会越国境は紅葉の後、僅か1ヶ月足らずで雪で閉ざされて半年間入ることが出来なくなる所。 半年間雪で閉ざされて、人の暮らしとは離れてしまう所。

だから守護の峰・浅草岳は、人の心が我が存在を忘れてしまわないように、人々に凄ましい紅葉の波を魅せつけて、雪に閉ざされた半年の間も人の心に畏敬の念抱かせるようにしているのかも。

コメント






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No title

奥只見、名前だけは聞いていましたが景色が良い所ですね。

ナイス
2018-11-26 * 鳳山 [ 編集 ]

No title

こんばんは。
紅葉+雪山+滝+青空+雲海(霧?).... 全て満喫できて、これは素晴らしい!
頑張る分だけのご褒美がある感じがします。

山の風景の臨場感が味わえましたが、現場に行くと感動でしょう^^
2018-11-26 * pikes peak [ 編集 ]

No title

鳳山さん、こんばんは。

奥只見・・、秘境ブームで脚光を浴びた所ですが、越後側からの国道252号は冬に入った直後の12月中旬から4月末のGW直前まで積雪の為に閉鎖されて陸の孤島となる所です。

秋の紅葉時は、日本でも屈指の名景ですね。
2018-11-26 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

浅草岳、山行予定がありましたが事情があり断念しました。
風来梨さんの山行記録はリアルで自分が登頂した気分になれます。
ありがとうございます!
2018-11-27 * たけし [ 編集 ]

No title

pikes peakさん、こんばんは。

天気に恵まれて、山裾の田子倉湖周辺の紅葉の絶景から、山の中腹の落葉風景、そして頂稜部の雪と、最高の情景に魅せられました。

頂稜部の雪の白から季節の波が秋に駆け下る情景は圧巻でした。 この絶景に魅せられて、もう一度登りたくなりましたよ。
2018-11-27 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

たけしさん、こんばんは。

『オチャメ』な山体験の数々が、リアルっぽく見せているのか? 普通の登山者の登山記なら『オチャメ』な目に逢うことなどないだろうから、単調なモノになるからかな? イヤァ、『オチャメ』も時に記事内容に深みと味わいを与えますねぇ。 山での『オチャメ』も捨てたモノでもないですね。

それと、飛び石伝いの渡渉に躊躇する『運痴』で、写真界の底辺を這いずる『写真床』のウデで、後ろ向きな事ばかりしてるヘタレなのに、不思議に山で撮る写真はソコソコなモノが上がる『七不思議』にも、大いに救われております、ハイ・・。
2018-11-27 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

只見線は「海外の反応」系の記事でも取り上げられた事があります。景色が絶品だと。
写真見たら、紅葉景色と雪景色が素晴らしかったです。

私もこのような紅葉景色や雪景色を眺めるのは好きですよ。
紅葉はあの虹みたいなグラデーションがたまらないですなあ。
2019-03-04 * ZODIAC12 [ 編集 ]

No title

ZODIAC12さん、こんにちは。

東北や北海道の紅葉は、寒暖差が大きいので色づきもスケールも抜きん出ていますね。 その中でも只見線沿線となる会越国境は、更に抜きん出てます。

会越国境は紅葉の後、僅か1ヶ月足らずで雪で閉ざされて半年間入ることが出来なくなる所。 半年間雪で閉ざされて、人の暮らしとは離れてしまう所。

だから守護の峰・浅草岳は、人の心が我が存在を忘れてしまわないように、人々に凄ましい紅葉の波を魅せつけて、雪に閉ざされた半年の間も人の心に畏敬の念抱かせるようにしているのかも。
2019-03-06 * 風来梨 [ 編集 ]