2018-08-19 (Sun)✎
よも”ヤマ”話 第50話 不帰ノ嶮 〔長野県・富山県〕 ’92・8
白馬鑓ヶ岳 2903m 、唐松岳 2696m 〔名峰次選 12峰目〕
後立山随一の難所・不帰ノ嶮に挑む
後立山連峰 うしろたてやまれんぽう (中部山岳国立公園)
秀峰・白馬岳を盟主とした後立山連峰は個性的で優れた山容を持つ名峰が多く、人気・魅力とも北アルプスではトップクラスである。
秀峰・白馬岳を盟主とした後立山連峰は個性的で優れた山容を持つ名峰が多く、人気・魅力とも北アルプスではトップクラスである。
大雪渓と広大なお花畑を擁する盟主・白馬岳 2932メートル 、高山のいで湯とお花畑が自慢の白馬鑓ヶ岳 2903メートル 、山々の姿を映す八方沼と広大なお花畑をかかえる唐松岳 2699メートル 、武田氏の御陵菱を雪形に持つ五竜岳 2814メートル 、2つのピークが吊尾根で結ばれていて他の山から眺めてもひときわ目立つ後立山連峰のもう一つの盟主・鹿島槍ヶ岳 2890メートル など、今すぐにでも飛んでいきたい名峰がそろっている。
登山コースはどのルートを取っても素晴らしいものばかりだが、特に白馬岳から栂池へ下っていくコースは、山上の楽園を散歩する気分を満喫できる最高のコースである。 その他にも、唐松岳の北側にノコギリ刃のような岩峰を連ねる《不帰ノ嶮》を通るコースや、鹿島槍ヶ岳の北にある《八峰キレット》など、バリエーションコースも豊富である。
登山コースはどのルートを取っても素晴らしいものばかりだが、特に白馬岳から栂池へ下っていくコースは、山上の楽園を散歩する気分を満喫できる最高のコースである。 その他にも、唐松岳の北側にノコギリ刃のような岩峰を連ねる《不帰ノ嶮》を通るコースや、鹿島槍ヶ岳の北にある《八峰キレット》など、バリエーションコースも豊富である。
後立山連峰(白馬岳~五竜岳)縦走路 行程図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
《1日目》 JR白馬駅よりバス(0:30)→猿倉(0:55)→白馬尻(1:40)→葱平
《1日目》 JR白馬駅よりバス(0:30)→猿倉(0:55)→白馬尻(1:40)→葱平
(2:00)→白馬山荘(0:15)→白馬岳(0:25)→白馬岳キャンプ場
《2日目》 白馬岳キャンプ場より白馬岳往復・所要約1時間(0:45)→杓子岳
《2日目》 白馬岳キャンプ場より白馬岳往復・所要約1時間(0:45)→杓子岳
(1:00)→白馬鑓ヶ岳(0:40)→天狗平(1:40)→不帰ノ嶮(2:50)→唐松岳
(0:15)→唐松岳頂上山荘
《3日目》 唐松岳頂上山荘(0:50)→大黒岳(1:10)→五竜山荘・五竜岳へは往復約1時間40分
《3日目》 唐松岳頂上山荘(0:50)→大黒岳(1:10)→五竜山荘・五竜岳へは往復約1時間40分
(1:20)→大遠見山(1:30)→小遠見山(1:00)→地蔵ノ頭よりリフト
(0:05)→アルプス平駅よりテレキャビン(0:10)→山麓駅(0:25)→JR神城駅
※ 前回の『第49話 杓子岳』からの続きです。
幾度か山行をこなして登山に対して多少なりに自信をつけ、ヤマの魅力に心奪われて本当にヤマが好きになった。 それと同時に『名山』と冠して当然の峰が選に漏れ、峰の至る所に宗教建造物が建てられ、まるでその建造物を有する宗教法人所有の峰のような到底『名山』の魅力を持たない山が、『名山』と囃し立てられる事に大いなる疑問を持つようになってきた。
そして、その抱いた疑問からこの『名山』を選定した深田久弥を調べて、このオッサンの下劣な醜態を知って愕然としたのである。 それは、このオッサンの出した書物で『百名山』以外は、全て放送作家であった前妻の書いたモノの『盗作』であったのだ。 そして、その後に前妻を捨てて別の女に走ったこのオッサンの腐り果てた男ぶりも知ったのである。
こんな腐った男の選んだ『名山』に到底納得できなくなり、自らで100の峰を独自に選ぶ構想を強い意思として抱くようになったのである。 このように【名峰百選】の編纂の構想を胎動し始めてから、「その選定候補の山として登頂して、その魅力が選定に足り得る峰か確認したい」と思った杓子岳の頂を踏んで、我が選定の意が正しかった事を確認した所までが、前話の第49話である。
それでは、【名峰百選】の峰として選定を確定させた杓子岳より先の行程を記していく事にしよう。
それは、この山行の最大の魅力ある区間である《不帰ノ嶮》越えである。
冒頭で「幾度か山行をこなして登山に対して多少なりに自信をつけ・・」と記したが、今回の《不帰ノ嶮》のような岩峰の難所越えは初めての経験なのである。 だから、多少なりともドキドキしていたのを覚えている。 でも、それと同時に白山の雪山をコナした自信もあって、心のウチとしては『ドキドキ』感より初めての体験に対する『ワクワク』感の方が大きかった気もするのである。
杓子沢ノコル
露出した岩が庭園情景を魅せていた
杓子岳山頂にて「自分の選定が正しかった」と確証する心地良さに浸るひとときを過したなら、元に戻って越中側片尾根水平道を歩いていく。 ほぼ水平に杓子岳の山塊を巻くと、《杓子沢ノコル》といわれる白馬鑓ヶ岳との鞍部に出る。 信州側には、杓子沢が杓子岳の《天狗菱》の基部を削るように深い筋をつけている。
タカネシオガマ
砂礫地に咲く小さな薔薇の花
ミヤマオダマキ
大きな頭を垂れる影の女王花
モヤに煙る後立山連峰第二の高峰・白馬鑓ヶ岳へ
ここから、タカネシャクナゲ・ミヤマオダマキなどの砂礫地の花を見ながら岩礫を登っていく。
一度“肩”状のテラスを踏んでから岩稜をたどると、後立山連峰では標高第二位を誇る白馬鑓ヶ岳 2903メートル 山頂に立つ。 頂上の展望は広く、山なみが斜行線を引いたように並んで見渡せて壮観だ。
展望を十分楽しんだなら先に進む。
頂上からは、ザクザクのザラ場を右に緩やかなカーブを描きながら下っていく。
下っていくうちに小さなコブを2つ越えると、《鑓温泉》を経て《猿倉》へ向かう下山ルートがあり、一般のハイカーはこの道を通って下っていく。 縦走目的ならば、荒天時のエスケープルートとして把握すべき道である。
頂上からは、ザクザクのザラ場を右に緩やかなカーブを描きながら下っていく。
下っていくうちに小さなコブを2つ越えると、《鑓温泉》を経て《猿倉》へ向かう下山ルートがあり、一般のハイカーはこの道を通って下っていく。 縦走目的ならば、荒天時のエスケープルートとして把握すべき道である。
天狗平で再建中の天狗山荘
※ 北ア・山荘紹介のウェブより
この分岐を見送って更にザラ場を伝っていくと岩が赤茶けたピークがあり、その手前から岩にペンキで記してある指示通りに信州側に下ると《天狗平》に出る。 ここには、村営の《天狗山荘》が建っている。
白馬鑓ヶ岳が背後にそびえる
絶景のテント場・天狗山荘路営地
※ 北ア・山荘紹介のウェブより
なお、《天狗山荘》は’17年冬の積雪による一部倒壊で再建の為に閉鎖中との事で、’18年度(恐らく来年度も・・)はテント場のみの営業となっているとの事である。
万年雪渓の雪解け水が天狗平の水場だ
※ 北ア・山荘紹介のウェブより
この辺りは“信州おろし”がキツイのか大きな雪田が消える事なく残っており、この雪解け水は山肌を船窪状に削り、やがて《天狗池》に流れ込んでいる。 これによって、シーズンを通して冷たい清水を得る事ができるのである。 だからであろうか・・、この山荘の食事は美味しいとの評判を耳にするのである。
山荘を出て《山荘》を見やると、稜線に戻って幅広い緩やかな主稜線を歩いていく。
ワテが通った時は残念ながら曇り気味で展望はなかったのだが、晴れていれば後立山・剱・立山・槍穂高の名だたる名峰を一望できる事だろう。 これを30分程伝うと徐々に稜線が痩せてきて、信州側を中心に崖状に切れ落ちているピーク《天狗ノ頭》に出る。 これから、いよいよ《天狗ノ大下リ》に取りかかる。
天狗ノ大下リ
標高差350mの大下りだ
《不帰キレット》までの標高差350mの“大下り”だ。 信州側に切れ落ちる高度感あふれる眺めに生唾を飲み込みながら、左へ巻き気味に下っていく。 ここで注意しないといけない事は、ガスなどに巻かれた時に“大下り”の下り口を見誤らない事であろう。
それは踏み跡が2つあるからである。 それも間違った踏み跡の方が正しいルートっぽいからである。
それは踏み跡が2つあるからである。 それも間違った踏み跡の方が正しいルートっぽいからである。
その間違った道の方は《天狗ノ頭》からハイマツの中へ明瞭な踏跡がついているが、これは《祖母谷》側へ延びる支稜上に続いている道である。 たぶん、沢伝いのバリエーションルートだろう。
正しいルートは崖っぷちで
道が無いように見えるので間違えやすい
正しいルートは、《天狗ノ頭》で前方が途切れたような印象を受ける為に迷いやすいのである。
下り口から左へ少し痩せた岩稜を巻いてから、ルンゼ状の崖を鎖片手に急下降していく。
前方には、《不帰ノ嶮》の峻峰が空に衝き上げているのが見える。
前方には、《不帰ノ嶮》の峻峰が空に衝き上げているのが見える。
信州側の不帰ノ沢が切れ落ちた
不帰キレット最深部
“大下り”の中で一番てこずるのは、スラブ状の大きな露岩の乗り越しであろうか。
足を掛ける所が少ないつるつるした岩場なので、鎖片手に慎重に下っていく。
この岩の上に出ると懸垂下降となり下り辛くなるので、概ね右に巻き気味に下るといいみたいである。
この“大下り”はとにかく長いので、調子づいて下ったりすると膝を痛めたり落石を引き起こしたりして危険だ。 焦らず、ゆっくりと下っていく事にしよう。
でも、この頃は若かった! 足に踏ん張る力もあり、難なくスラブの一枚岩を下る事ができたよ。
この頃から四半世紀経った今・・、足腰は崩壊して踏ん張る力が無くなり、難所の下りでこの頃の倍の時間がかかるようになってしまったしィ。
この頃はコレ位の下りは難なくコナせたが
今は降りるのに倍以上の時間がかかり
他の登山者に心配される身になっちまったよ
今年(’18年)も北アの大キレットから北穂・涸沢を通る山旅をしたが、大キレット通過に5時間、北穂から涸沢への下りに雨の中とはいえ通常の2.5倍の4時間かかっちまったよ。 他の登山者全てに、「遅すぎる! 大丈夫か?」と心配されたよ。 アララ・・、話が脱線したが元に戻そう。
キレット最低鞍部から
不帰Ⅰ峰とⅡ峰を見上げる
これを下りきると、越中・信濃両側が切れ落ちた《不帰キレット》の最低部に下り立つ。
信州側は、《不帰沢》が急峻な雪渓の帯を輝かせている。 越中側は、《祖父谷》の支沢が遙か下に沢滝を掛けている。 これらが両側から突き上げて、ナイフエッジのような“窓”を形成している。
前方にはササくれ尖った《不帰ノ嶮》の岩峰が進路を阻むように立ちはばかり、行く手の厳しさをひしひしと感じさせる。 キレットの“窓”を通過すると、いよいよ《不帰ノ嶮》のチャレンジが始まる。
少し広くなったテラスより
下を見下ろして・・
:
見た目は垂直の崖だが
ホールドが欲しい所にあって
思ったより楽に登れる
際に咲くお花畑をカメラに収めて気分を落ち着けたなら、《不帰Ⅰ峰》の岩峰に垂れ下がっている鎖片手に登っていく。 この《不帰Ⅰ峰》は、大きな一枚岩盤がブロックのように積み重なったような感じで、この岩々の角を上手く利用すると大下りから見た感じよりは案外楽に登っていける。
但し、逆縦走の場合は下を見ながらの高度感のある岩下りとなり、それなりにおっかないであろう。
岩にペンキで示された指示通りに登っていくと、おおむね越中側を伝って《Ⅰ峰》の頂上に出る。
不帰Ⅰ峰の頂上より
キレットの窓と天狗ノ大下リを見下ろして
:
半端ない高度感だわ
この頂上はケルンが積まれているだけで、あまりパッとしない所だ。 頂上のケルンを越えると、すぐに《Ⅱ峰》との鞍部に向かって急下降していく。 ここから《Ⅱ峰》にかけてが、《不帰Ⅰ峰》と呼ばれる難所である。
不帰ノ嶮の核心部
白亜の岩峰で明るく
吸い込まれるような恐怖感は感じないが
《Ⅱ峰》との鞍部から、黒部側の岩場を鎖につかまってトラバース気味に登っていく。
これを伝うと黒部側に岩峰が迫り出してくるので、この岩峰の基部を右に巻きながら登って信州側に抜けていく。
これを伝うと黒部側に岩峰が迫り出してくるので、この岩峰の基部を右に巻きながら登って信州側に抜けていく。
不帰の難所に挑む
この岩の基部は、スラブ状で足をかけ辛いので注意しよう。 後はだいたい信州側につけられた道を伝うようになる。 途中に『不帰ノ嶮』と記された看板がかかり、難所をチャレンジしている事を実感できる。 トラバース・針金のバンド・アングルの橋・鎖場・切れ落ちた岩の飛び越え・ハシゴ・・と、難関アイテムが次々と現れる。 詳しくは、下の詳細図を参照されたい。
不帰ノ嶮 詳細図
前衛峰の信州側を巻いていくと、《不帰Ⅱ峰》・北峰の直登に入っていく。 ここも連続した鎖場なので油断はできない。 最後は越中側に出て、ハシゴを伝って大岩を巻いてピークに登り着く。
最後の部分を覚えておけば、終わりを予測できるのでいいだろう。 《Ⅱ峰》の北峰から南峰へは、痩せた吊尾根の越中側の一段下につけられた道をゆく。
南峰を越えるとハイマツ帯の下りとなり、幅の広くなってゆとりのある鞍部に下り着く。
眼前には“イカツイ”《Ⅲ峰》がそそり立っている。 この《Ⅲ峰》は見た目に最も嶮しく、菱形にもたげた大岩盤を上部に乗せて、ちょっとやそっとでは乗り越えれない感じである。 でも、心配は不要だった。 縦走路はこれを登らずに、越中側に展開するハイマツ帯に入って山裾を大きく巻いていくのである。
《Ⅲ峰》を巻いてから稜線に戻ると、一投足で唐松岳 2696メートル の山頂だ。
難所を越えての唐松岳頂上にて
御満悦のアリバイ写真おば・・
山頂からは、剱岳の《八ッ峰》が深い黒部の谷ともども見渡せる。 水面標高差2000mのすざましい景観だ。 振り向けば、“難関”『不帰ノ嶮』が以外におとなしく見えるから不思議だ。
以外におとなしく見える不帰ノ嶮
少しでも嶮しさを魅せるべく
ズームってみた
最も岩峰の迫力を魅せるのは
対峙する剱岳であった
今日は3つ先の白馬岳より
歩いて来たんだなぁ
見通しが良ければ、五竜岳の“御領菱”や《八方池》も見渡せるかもしれない。
展望を楽しんだなら、足下に見える《唐松岳頂上山荘》へ下っていく。
唐松岳頂上山荘と
明日のターゲット・五竜岳
下り道は唐松岳頂上より左に折れて続いているので(山頂から直進すると、雪渓と崖に行く手を阻まれる)、見通しの利かない時などは注意が必要だろう。 《唐松岳頂上山荘》に着いて宿泊手続きを済ませて、付近に群落をなすコマクサにカメラを向けてみる。
高山植物の表の女王・コマクサ
垂れこめた鈍重な空が
剱の嶮しさを一層引き立てて
コマクサだけでなく、大きくそびえる剱岳も格好の被写体となるだろう。 明日の行程の五竜岳の頂を踏んでの下山は、次話の『第51話 五竜岳』にて語る事にしようか。
- 関連記事
スポンサーサイト
No title * by 風来梨
tatsuya11147さん、こんばんは。
不帰の嶮・・。 意味深な名称ですね。
確か、「かえらず」=「引き戻す事ができない」って聞いた事がありますが確証はないです。
難度は、鎖場としては槍・穂高の大キレットより遥かに容易ですね。 まぁ、大キレットも奥穂~西穂に比べるとまだマシですが・・。
山の花に詳しいですね。 どうやら、私は間違って覚えていたようです。 訂正しときますね。
不帰の嶮・・。 意味深な名称ですね。
確か、「かえらず」=「引き戻す事ができない」って聞いた事がありますが確証はないです。
難度は、鎖場としては槍・穂高の大キレットより遥かに容易ですね。 まぁ、大キレットも奥穂~西穂に比べるとまだマシですが・・。
山の花に詳しいですね。 どうやら、私は間違って覚えていたようです。 訂正しときますね。
No title * by 鳳山
不帰ノ嶮、素人の私は見るだけで恐ろしいです。高山植物とか山荘とかテントとか、やはり山はいいですね。
ナイス
ナイス
No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。
大袈裟に言えば・・ですが、難所越えって人生の困難と同じなんですよね。 やり方しだいでは簡単に越えられるし、経験があれば尚更です。 もちろん、引き返す事もアリだし、わざわざ通らなくてもよい訳でもあるのですね。
そう考えると、結構奥が深かったりして・・。
大袈裟に言えば・・ですが、難所越えって人生の困難と同じなんですよね。 やり方しだいでは簡単に越えられるし、経験があれば尚更です。 もちろん、引き返す事もアリだし、わざわざ通らなくてもよい訳でもあるのですね。
そう考えると、結構奥が深かったりして・・。
No title * by たけし
49話と一緒に拝読しました。
風来梨さんと同じコ-スでしたが。不帰の剣の直前に天狗の大下りで膝のアンバイがおかしくなり、疲労と恐怖で不帰の剣での証拠写真を撮る余裕すらなく・・・・・恥・・泣・・涙
風来梨さんの体力と技術、行動力は凄いですね-!
次回の山行記録、楽しみにしています。
風来梨さんと同じコ-スでしたが。不帰の剣の直前に天狗の大下りで膝のアンバイがおかしくなり、疲労と恐怖で不帰の剣での証拠写真を撮る余裕すらなく・・・・・恥・・泣・・涙
風来梨さんの体力と技術、行動力は凄いですね-!
次回の山行記録、楽しみにしています。
No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。
コレ・・、四半世紀も前の晴れやかな時の体力ですね。 技量は無くとも、体力だけで乗しまくる事ができました、ハイ。
でも今は、奥穂~西穂の最も厳しい所に行って、時間内に踏破できずに西穂独標(2701㍍)の上で「ナシナシビバーク」←(シュラフも何も無しで頂上で夜を明かす事・・山の関係者に知れたらドヤされます)をやっちゃいました。
まぁ、こんなオチャメができるくらいですから、行動力はあるのかもしれないねすね。 方向は完全に「アウトロー」だけど・・ね。
コレ・・、四半世紀も前の晴れやかな時の体力ですね。 技量は無くとも、体力だけで乗しまくる事ができました、ハイ。
でも今は、奥穂~西穂の最も厳しい所に行って、時間内に踏破できずに西穂独標(2701㍍)の上で「ナシナシビバーク」←(シュラフも何も無しで頂上で夜を明かす事・・山の関係者に知れたらドヤされます)をやっちゃいました。
まぁ、こんなオチャメができるくらいですから、行動力はあるのかもしれないねすね。 方向は完全に「アウトロー」だけど・・ね。
「不帰ノ嶮」の名が気になりながら行ったことはありません。
「誰が帰らなかった」からこの名がついたのか、
言い伝えはあるのでしょうか。
ともかくも、踏破したような気分にしていただきました。
「タカネシャクナゲ」はまちがいです。
赤は葉形からタカネシオガマ、
白はシコタンソウでしょう。