風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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3000コメまで7年半もかかる不人気ブログが継続できた奇跡を祝って・・

3000コメまで7年半もかかる不人気ブログが継続できた奇跡を祝って・・。

人気ブログや政治を取り上げた旬の話題のブログなら、下手すりゃ1ヶ月もあれば届く3000コメ・・。
実に7年半・・、ひと月3000コメの人気ブログの約90分の1の人気しかないワテのこのブログも、「チリが積もればなんとやら」で、6/16に遂に3000コメを達成できましたよ。

偏にこの快挙(但し、ワテのブログ基準、他のブログなら屁でもない単なる通過点)が達成できたのも、「消えかけのローソクを消すまい」と訪問頂いた皆様方の御支援と、普通なら1記事1コメのデットライン(普通の人ならブログ辞めたくなるライン)ギリギリの不人気でも、メケる事なく記事を書き続けたワテの極太な精神の賜物だろう。

幸い不人気のお陰で、『日記』など検閲にひっかかりそうな内容でもスルーされる『特典』はあるし・・。 でも、日記に書いてる「検閲に引っ掛かりそうな事」は、全て本当の事だよ。
それにも増して、閑古鳥が鳴く以上に忘れられたヤフー登録サイトのワテのメインサイト『日本百景』よりマシ・・という概念に、「下には下がある」という悲しい概念で持ちこたえる事ができたよ。

それでは、100000アクセス記念で用意して、「クド過ぎるから」と止めたシリーズ(その後、3000コメがはるか遠い現実に2回分消化)の最終弾の第6弾・『花・動物・草』をば・・、ごろうじろ。


’11・5 『5月の風物詩・ミズバショウ』

春の光を浴びて
ほのかに浮き立つ水芭蕉


妙高高原・イモリ池にて


’11・6 『可憐に浮き立つ』

可憐に浮き立つ・・

北海道・暑寒別岳(1491m)の
頂上に広がるお花畑にて・・
 
可憐な花なれど
イチゲ科の花って毒花なんですよね


’11・8 『白鳥雲』

朝の東大雪の山なみ・・

明けの空を白鳥雲が
優雅に翼を広げていた・・
 

東大雪・石狩連峰縦走路・ブヨ沢の頭にて・・


’11・9 『黄金の穂』

ただのネコジャラシが
朝の光を浴びて
幻想的な黄金の穂となった・・
 

白川郷・荻町城址にて・・


’11・11 『銀の海』

たまらなく美しい銀の波しぶき・・

だがこの美しい波も
彼にとっては押し寄せる津波
となるのだろうか・・
 
北海道・厚内の浜にて
 
『銀の海』という題名は
HPでリンクして頂いている
絵師さんにつけてもらいました。 

素晴らしい感性に
脱帽と大いなる感謝を・・


’11・12 『雪紅葉』

『雪紅葉』

山小屋で一泊しての翌朝
密閉された小屋の扉を開けると
一面の銀世界だった

秋だと思っていたら
突然来襲した冬の頼り

秋は抵抗を試みるものの
瞬く間に蹴散らされ・・

周囲を白銀に変える一晩で
積雪50cmからの大雪が・・

冬将軍が秋を瞬く間に
蹴散らした事を表していた

でも最後まで抵抗する『秋』が一つあった
それがこの『雪紅葉』

突然に冬将軍が吹き荒れて
冬の準備をする間もなく
秋と冬が混在してしまったのだ



巻機山・井戸尾根にて・・


 ’12・7 『雪渓を彩る華』

雪渓を彩る華

立山・奥大日岳の頂上で
ある情景を撮りたくて
頂上ビバークを敢行した

それは夜明け時しか撮れない情景・・
日の出前の『夜間』に稜線を伝い歩きして
頂上まで行かねばならないのだ

その「この瞬間しか撮れない」情景は
またの機会に・・

今回はその傍らで撮った
「こういうのもいいかもしんない」
っていうのを一つ・・

「雪渓を背景にすると花が引き立つなぁ」
誰もいない『我一人のパラダイス』で
ボソッと呟く自分がいた・・


奥大日岳頂上直下のお花畑にて・・
 

’12・8 『ヤマはもう秋の装い』

もう晩夏も過ぎて・・
山は急いで秋の装いへと
衣替えをしていく
 
南アの雄峰・塩見岳に隠れて
あまり知られない蝙蝠岳
そんな山をある年の盆に登ってみた
 
塩見岳までは登山客と
かなりすれ違ったが、

稜線の縦走路より
片道2時間半も外れたこの山まで
来る人はほぼ皆無であった
 
そんな中で目にした
小さな秋への装い


’13・9 『秋の花・マツムシソウ』

秋の花 マツムシソウ
 
山の季節の変わり目は
花の色を見れば感じる事ができる
 
6月7月はピンクや黄色の
鮮やかな色の花が咲き競い

7月下旬から8月は
暑さを払拭させるような白い花・・
 
そして秋が漂い始める
8月の盆の終わり位から
花色が青・・そして
淡い紫色となっていく
 
山で紫色の花を見ると
漂う秋の気配と盛夏が終わる
哀愁を感じてしまう


鳥甲山にて


’14・7 『神の創造し楽園にて・・』

可憐な姿を魅せて・・
チングルマの群落
 
花の楽園・・ 花のパラダイス・・
日高・七ッ沼カールは真に『花の器』だ
 
『神秘』の一言しか出てこない
大自然の創造し情景
 
この大自然の創造し情景こそ
地上に降臨した唯一無二の
『神』と言えるだろう
 
下らぬ宗教が擁立する偶像なんぞ
『神』と名乗る自体驕しいのだ
 

日高・七ッ沼カールにて


’14・11 『触れたら消える儚き宝石たち』

枯れた枝がいっとき宝石となる
 
初冠雪となった前夜の小吹雪が
夜明けの情景を一変してくれた
 
吹き荒れた氷とブリザードは
翌日に宝石を創造していた
 
触れたら消える儚き宝石たち
そして日が昇るにつれて姿を消していく
夢まぼろしの宝石たち
 
その美しくも儚き情景に
ヤマの・・自然の尊さを感じ取って・・
 
 
甲斐駒ヶ岳頂上にて
一夜を明かした翌朝の情景


’15・2 『一斉に羽ばたく』

鳥たちが一斉に羽ばたいて・・

その情景に古いアニメの
1シーンを重ねていた・・

ここは日本の最果ての地・・
そして野鳥の楽園の地だ

その日本離れした北欧の情景に
シャッターを押す指が・・
心が・・震えた

これは素晴らしい1シーンに
遭遇した感動の震え?

それとも「こんなシーンは
二度と拝めない」という緊張?

恐らく答えは
「そのどちらも」なのだろう・・

素直な感動の心と打算的な下心が
交わっている小さな人間・・
それが私だと思う


夕暮れの根室・春国岱にて


’16・1 『今年は撮れませんでした・・(悲)』

朝日の照らす黄金のシジマを渡る渡り鳥

こういうのが撮りたくて
冬の北海道に毎年のように行ってるが
なかなか上手くいかないもんですなぁ・・

今年は7泊8日いた道内で
晴れた時は通算3時間ほど・・

○鉄部門は全滅に近い
結果が予想されるよ・・

野鳥部門も白鳥はたくさん撮れたけど
手応えは今イチかなぁ・・

初めての時に上手くいって
味を占めて『2匹目のウナギ』を狙うと
必ずコケる今日この頃

まぁ、『写真床』のウデの分際で
スケベ心を出すと必ずコケますなぁ

で・・、今回も過去のモノで飾りまっす!
「根室・氷結の温根沼の夜明けと渡り鳥」



次のこういった企画は5000コメ達成か200000アクセスって事になるけど、恐らく5年近くの時が必要だろうね。 その時まで不人気にめげずに、細々と「消えかけのローソクの灯」を維持していこうかと。




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No title * by ギャメロン
こんばんわ~

3000コメ達成ですね(*^-^*)
これからも素晴らしいお写真をアップしてください
楽しみにしています

ナイス!

No title * by 鳳山
継続は力です。これからも素晴らしい記事の更新をご期待します。

ナイス

No title * by 風来梨
ギャメロンさん、こんばんは。

写真撮り冥利なコメントを頂き、有難うございまず。 これからも、フイルムカメラ片手に日本の名景を訪ねていきたいな・・と思いますので、宜しくお願いしますね。

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

美味し国・日本の名景を訪ねる旅・・、そしてこのブログ(ホームページも)に記していくことをライフワークにしたいな・・と思っています。 見て頂ける記事を書けるよう、頑張りますね。

No title * by 旅の途中
3000コメおめでとうございます。不人気でもなんでも良いんです。自分が良ければ、別に自分のためにやっていることですから。

No title * by 風来梨
旅の途中さん、こんばんは。

仰る通り、記してて楽しい事が何よりですね。 山に登り、滝を訪ね、素晴らしき情景を堪能して、風景鉄道情景に絆されて、それを思い出しながら記事にする楽しみ・・。 撮った写真で記事を構成するべくアレコレと張り付ける場所を考える事が、今一番の楽しみとなってますね。

記事を書く度に、新たな旅の構想をして見知らぬ素晴らしい情景に出会える事を想像できて「一粒で2度も3度も美味しい」思いをしていますね。

No title * by たけし
3,000コメ、おめでとうございます。
不人気なら私も負けてはいません。
ブログ開設12年経つのに未だに19万にも満たないアクセス数。
同じころにスタ-トしたブロガ-さんの平均は30~60万。
でもいいんです。自己満足とウサ晴らしでウダウダしてるだけですから!

お互い、これからもノ~ンビリやってゆきましょう。

No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。

ウチも自己満足満開です。 他ブログに訪問してコメやナイスを打ちまくるか『営業活動』もしないから、当然といったら当然なんでしょうね。

でも、ネタはいくらでもある(在庫コマ35000、山行は約250回、滝は200箇所、鉄道駅下車は1100駅)ので、宜しければお付き合いを・・。←こういう数値を出すクドさが不人気の原因だろうね・・

奥大日岳の頂上で * by mt minnie
奥大日岳の頂上でビバークとは恐ろしい:-))
風来梨さまは単独で登られるのでしょうか??
のんびり山小屋泊専門です、北アルプスの山小屋半分以上
とまったかもです??
雪渓を彩る白山一華、美しいですね、季節は8月初め頃?
北海道と九州の山登っていないのです。一斉に羽ばたく
素晴らしいです。

Re: 奥大日岳の頂上で * by  風来梨
mt minnieさん、こんばんは。

> 奥大日岳の頂上でビバークとは恐ろしい:-))
> 風来梨さまは単独で登られるのでしょうか??
> のんびり山小屋泊専門です、北アルプスの山小屋半分以上
> とまったかもです??
> 雪渓を彩る白山一華、美しいですね、季節は8月初め頃?
> 北海道と九州の山登っていないのです。一斉に羽ばたく
> 素晴らしいです。

頂上でのビバークは水を担ぎ上げなければならないので、体力が要りますね。
この頃は今と違って『奇跡の体力』のホルダーだったので、ヤマでは無敵の勢いがありました。
でも、今は同じ頂上ビバークでも、タイムオーバーで日が暮れて暗くなって↓りれなくなってビバークという、情けない限りの理由で頂上ビバークに陥ってます。 '14年11月の写真の甲斐駒ヶ岳では、鋸岳へ縦走するつもりがタイムオーバでどちらにも行けなくなって頂上ビバークと相成りました。

このように、ヤマでは『オチャメ』の限りを尽くしています。(悶)

コメント






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No title

こんばんわ~

3000コメ達成ですね(*^-^*)
これからも素晴らしいお写真をアップしてください
楽しみにしています

ナイス!
2018-06-20 * ギャメロン [ 編集 ]

No title

継続は力です。これからも素晴らしい記事の更新をご期待します。

ナイス
2018-06-21 * 鳳山 [ 編集 ]

No title

ギャメロンさん、こんばんは。

写真撮り冥利なコメントを頂き、有難うございまず。 これからも、フイルムカメラ片手に日本の名景を訪ねていきたいな・・と思いますので、宜しくお願いしますね。
2018-06-21 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

鳳山さん、こんばんは。

美味し国・日本の名景を訪ねる旅・・、そしてこのブログ(ホームページも)に記していくことをライフワークにしたいな・・と思っています。 見て頂ける記事を書けるよう、頑張りますね。
2018-06-21 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

3000コメおめでとうございます。不人気でもなんでも良いんです。自分が良ければ、別に自分のためにやっていることですから。
2018-06-24 * 旅の途中 [ 編集 ]

No title

旅の途中さん、こんばんは。

仰る通り、記してて楽しい事が何よりですね。 山に登り、滝を訪ね、素晴らしき情景を堪能して、風景鉄道情景に絆されて、それを思い出しながら記事にする楽しみ・・。 撮った写真で記事を構成するべくアレコレと張り付ける場所を考える事が、今一番の楽しみとなってますね。

記事を書く度に、新たな旅の構想をして見知らぬ素晴らしい情景に出会える事を想像できて「一粒で2度も3度も美味しい」思いをしていますね。
2018-06-24 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

3,000コメ、おめでとうございます。
不人気なら私も負けてはいません。
ブログ開設12年経つのに未だに19万にも満たないアクセス数。
同じころにスタ-トしたブロガ-さんの平均は30~60万。
でもいいんです。自己満足とウサ晴らしでウダウダしてるだけですから!

お互い、これからもノ~ンビリやってゆきましょう。
2018-06-26 * たけし [ 編集 ]

No title

たけしさん、こんばんは。

ウチも自己満足満開です。 他ブログに訪問してコメやナイスを打ちまくるか『営業活動』もしないから、当然といったら当然なんでしょうね。

でも、ネタはいくらでもある(在庫コマ35000、山行は約250回、滝は200箇所、鉄道駅下車は1100駅)ので、宜しければお付き合いを・・。←こういう数値を出すクドさが不人気の原因だろうね・・
2018-06-27 * 風来梨 [ 編集 ]

奥大日岳の頂上で

奥大日岳の頂上でビバークとは恐ろしい:-))
風来梨さまは単独で登られるのでしょうか??
のんびり山小屋泊専門です、北アルプスの山小屋半分以上
とまったかもです??
雪渓を彩る白山一華、美しいですね、季節は8月初め頃?
北海道と九州の山登っていないのです。一斉に羽ばたく
素晴らしいです。
2019-11-14 * mt minnie [ 編集 ]

Re: 奥大日岳の頂上で

mt minnieさん、こんばんは。

> 奥大日岳の頂上でビバークとは恐ろしい:-))
> 風来梨さまは単独で登られるのでしょうか??
> のんびり山小屋泊専門です、北アルプスの山小屋半分以上
> とまったかもです??
> 雪渓を彩る白山一華、美しいですね、季節は8月初め頃?
> 北海道と九州の山登っていないのです。一斉に羽ばたく
> 素晴らしいです。

頂上でのビバークは水を担ぎ上げなければならないので、体力が要りますね。
この頃は今と違って『奇跡の体力』のホルダーだったので、ヤマでは無敵の勢いがありました。
でも、今は同じ頂上ビバークでも、タイムオーバーで日が暮れて暗くなって↓りれなくなってビバークという、情けない限りの理由で頂上ビバークに陥ってます。 '14年11月の写真の甲斐駒ヶ岳では、鋸岳へ縦走するつもりがタイムオーバでどちらにも行けなくなって頂上ビバークと相成りました。

このように、ヤマでは『オチャメ』の限りを尽くしています。(悶)
2019-11-15 *  風来梨 [ 編集 ]