風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第329回  沖縄の岬

『日本百景』 春  第329回  沖縄の岬  〔沖縄県〕


沖縄の守護神・シーザー

   沖   縄 おきなわ (沖縄海岸国定公園・沖縄戦跡国定公園)
太平洋戦争で唯一、本土地上戦のあった地・『沖縄』。 1972年まで他国であった『沖縄』。 
ここでは美しい景色をあれこれ語るよりその戦跡を訪ねる方が、より心に刻まれる旅となろう。 
《姫百合ノ塔》・《健児之塔》など平和を訴え祈る石碑、朽ち果てた砲座や銃座の跡、数々の兵士の墓など、平和となるまでに日本がたどった足跡がみえる。




沖縄地図と南北両岬の位置図

   行程表              駐車場・トイレ・山小屋情報
《1日目》 東  京・羽田空港より旅客機利用 所要2:30
       大  阪・関西空港より旅客機利用 所要2:00 → 沖縄・那覇空港へ 
       鹿児島・鹿児島空港より旅客機利用 所要1:15
       那覇市街観光の後・市内宿泊
《2日目》 那覇市街よりレンタカー利用(1:00)→具志川城址・喜屋武岬~沖縄戦跡めぐり
     (1:00)→那覇市街(1:40)→名護(0:50)→国頭村・辺戸名 宿泊
《3日目》 国頭村・辺戸名(0:30)→茅打バンタ(0:10)→辺戸岬
     (3:40)→那覇市街でレンタカー返却 宿泊
《4日目》 沖縄市街よりバス(0:10)→那覇空港
                     東  京・羽田空港へ 所要2:30
       那覇空港より旅客機利用 →   大  阪・関西空港へ 所要2:00
                     鹿児島・鹿児島空港へ 所要1:15


沖縄本島南西端の喜屋武岬灯台
※ ウィキペディア画像を拝借

  レンタカーを利用して沖縄南端めぐり
宿を早めにチェックアウトして、市内でレンタカーを借りよう。 この日からまる2日間借りるので費用の事を考えて、できるだけ安めの小型車を借りることにしよう。 ひと通りのチェックをしてガソリンを補給したなら、目指す《喜屋武岬》に向けて出発しよう。 那覇市街から約35km、車で所要約1時間弱という所だろう。 


喜屋武岬の近くにある平和の塔
※ ウィキペディア画像を拝借

岬につらなるトウキビ畑の前で車を止めて、草々としたトウキビの葉が覆う畦道を白亜の灯台に向けて歩いていこう。 やがて、白亜の灯台が輝く陸の果て、岬展望台にたどり着くだろう。 展望台からは、断崖絶壁が北方へ“見果てぬ夢”の如く連なっている。 


美しくも儚さ漂う
喜屋武岬の眺め

そして、その下を潮騒が荒く、全てを無に帰すように鳴り響いている。 この絶壁は、沖縄戦で追い詰められた人々が身を投じた“生命の果て”であったという。 それゆえ、無常感がこの岬を漂っているのであろうか。 


身を投げた者の魂が
花になったのだろうか

岬を眺めて無常感にさいなまれたなら、《喜屋武岬》の横にある《具志川城址》を訪ねてみよう。 
もはや石垣を残すのみとなったこの城址からも、哀しい敗者の歴史がうかがえる。


巨大な石垣が残る
具志川城址の石垣
※ ウィキペディア画像を拝借
 
ここも、また無常感が漂っているのである。 後は海岸べりに沿って、《沖縄戦跡》や《知念ビーチ》などをめぐって那覇市内に戻ろう。 なお今日は、明日の行程を考えて、できるだけ北部へアプローチしておいた方がいいだろう。




断崖絶景と
砂浜の妙を魅せる辺戸岬

  レンタカーを利用して沖縄北端めぐり
今日は、レンタカーで『沖縄』北端めぐってみよう。 今日の行程を実行するに当たって、できるだけ北部にアプローチしておくのが前提条件である。 なぜなら、美しい情景とは、朝や夕方の日の出入り時により輝くのである。 従って、朝の内に目的たる景勝地に着いておくのがセオリーであろう。 
この項目の行程では、今日の出発点は《オクマビーチ》に近い《国頭村・辺戸名》である。 


どこまでも広がる
紺碧の海原

朝の清々しい海岸線を眺めながら車を走らせていく。 道は完全舗装で快適だ。 
それに加え、沖縄北部地域は人口過疎が進み、ほとんど対向車はない。


車道をゆく車より望む
茅打ちパンダ
※ ウィキペディア画像を拝借

大陸が海にストンと落ちた断崖絶壁を上に見ながら車を走らせていくと、柱状摂理の節模様が美しい《茅打バンタ》に着く。 この絶壁の上まで車道が敷かれているので、立ち寄ってみよう。


巨大な断崖絶壁”大陸”の茅打ちパンダ
※ ウィキペディア画像を拝借

岬を示す石碑が
ポツンと立っていた

この上からは、海原の遙か沖にうっすらと与論島が望まれる。 この《茅打バンタ》から沖縄本島最北端・《辺戸岬》へは一投足だ。 岬手前の駐車場に車を止めて、徒歩で《辺戸岬》灯台や付近の海岸を散策する。

そそり立つ隆起サンゴ礁の断崖に荒波が砕け散る様は、雄大で力強い。 日本人の感覚では、北に行くほど哀愁を帯び、南へ行くほど明るく躍動的となるのだが、この2日間で感じた『沖縄』は、その感覚とは全く逆であった。


北に行くほどに
明るい雰囲気となる
辺戸岬にて

明るく力強い景色に今までのやや沈んだ気持ちも持ち直し、楽しく海岸風景を観賞できる事だろう。
また、この近くに縄文遺跡の《宇佐浜遺跡》があり、太古の昔を伝えている。 


沖縄北部の
茅打バンタでの落日

『沖縄』の南も北もひと通りめぐってみた。 そろそろ、那覇市内へ戻ろう。 明日は『沖縄』を離れ、帰路に着く。 今夜は那覇の歓楽街で、『沖縄』最後の日を打ち上げるとしようか。













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No title * by たけし
沖縄へはツア-で行きました。
ひめゆり部隊の最後の壕跡でバスガイドさんが突然恐くなって驚きました。

No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。

私は勤め先の慰安旅行で行きましたが、他の者はビーチに入り浸りでつまらなかったので、一人レンタカーを借りて岬巡りしましたね。

ツアー旅行は肌に合わないので、参加したことないです、ハイ。

No title * by 鳳山
私も一生に一度は嘉数、シュガーローフヒル(安里52高地)は訪れたいと思っています。

ナイス

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

沖縄はあまり詳しくないので、恥ずかしながら『シュガーローフヒル』は知りませんでした。

調べると、沖縄激戦の地だった所ですね。 いつになるか分からないですけど、次に訪れる機会があれば訪ねてみようと思いますね。

コメント






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No title

沖縄へはツア-で行きました。
ひめゆり部隊の最後の壕跡でバスガイドさんが突然恐くなって驚きました。
2018-04-22 * たけし [ 編集 ]

No title

たけしさん、こんばんは。

私は勤め先の慰安旅行で行きましたが、他の者はビーチに入り浸りでつまらなかったので、一人レンタカーを借りて岬巡りしましたね。

ツアー旅行は肌に合わないので、参加したことないです、ハイ。
2018-04-23 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

私も一生に一度は嘉数、シュガーローフヒル(安里52高地)は訪れたいと思っています。

ナイス
2018-04-25 * 鳳山 [ 編集 ]

No title

鳳山さん、こんばんは。

沖縄はあまり詳しくないので、恥ずかしながら『シュガーローフヒル』は知りませんでした。

調べると、沖縄激戦の地だった所ですね。 いつになるか分からないですけど、次に訪れる機会があれば訪ねてみようと思いますね。
2018-04-26 * 風来梨 [ 編集 ]