2017-10-01 (Sun)✎
路線の思い出 第229回 上越線・越後湯沢駅 〔新潟県〕
越後湯沢駅
谷川連峰縦走の下山口の最寄り駅だ
※ グーグル画像を拝借
《路線データ》
営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’83)
高崎~宮内 162.6km 12310 / 138
運行本数
下り・長岡方面 普通 毎時1~2本、快速は〔スノーラビット〕を含め3本
上り・水上方面 普通 9本
越後湯沢駅(えちごゆざわえき)は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢主水にあるJR東日本の駅である。 上越新幹線と、在来線の上越線が乗り入れている。 丘陵地の東斜面に駅舎がある為、東口側は橋上駅舎、新幹線ホーム下の西口は2階建ての高架駅という変則構造になっている。
新幹線は高架(駅舎3階)に中央に通過線2本を挟んだ島式ホーム2面4線、在来線は地上に島式ホーム2面4線と単式ホーム1面1線を持つ。 構内を屋根で囲まれている新幹線ホームは16両対応である。
上越新幹線は、当駅からガーラ湯沢駅への支線が分岐している。 これは元々保線基地への引き込み線だったものを、ガーラ湯沢スキー場へのアクセス路線として旅客扱いしたものである。 上越新幹線の列車が乗り入れるが、法律上は上越線の支線であり、在来線として扱われている。 またこの支線は、主にスキーシーズンのみ旅客営業を実施する。
また、上越線六日町駅を起点とする北越急行ほくほく線から、快速・普通列車の大半と超快速列車「スノーラビット」が上越線経由で当駅まで直通している。 2015年3月13日の北陸新幹線開業までは、ほくほく線経由で北陸方面への特急【はくたか】が運転されていた。
直営駅(駅長配置)であり、地区管理駅として上越線の土樽~北堀之内の浦佐を除く各駅および、只見線の薮神~大白川の各駅を管理している。 駅構内にはみどりの窓口、指定席券売機、自動券売機、待合室、キオスク(1番ホーム、13・14番ホーム)、NewDays(新幹線改札前、新幹線コンコース)、駅弁屋、立食いそば店(いずれも在来線コンコース、改札外利用も可能)などがある。
自動改札機は新幹線改札口と新幹線のりかえ口に設置されている。在来線改札口は有人改札となっている。 2000年度以降、3,000人前後で推移しており、2016年度の1日平均乗車人員は2,996人である。 この乗車人員には、上越新幹線と在来線を乗り継ぐ乗客の数の多くが、当駅を出場しないため、基本的に含まれない。
越後湯沢・・、関西圏からは果てしなく遠い所に位置する感覚だが、以前の特急【サンダーバード】と【はくたか】を乗り継いで5時間半、上越シンカンセンなら東京乗り継ぎで4時間で行けるのだ。
但し、シンカンセンに乗ると空母(一万円札)2隻が轟沈してしまうけど。
でも、北陸シンカンセンという関西圏にとっては『余計なモノ』ができて以来、越後湯沢までは上越シンカンセンのみしか使えなくなってしまったのである。 要するに、空母2隻轟沈コース以外に訪れる事が困難となってしまったのである。
新雪をまとう谷川連峰
一ノ倉沢にて
掲載できる写真がないしィ
何故に関西に住むワテが越後湯沢に向かう手法に拘るかというと、この越後湯沢は【名峰百選】の谷川岳から〔名峰次選〕の峰・仙ノ倉山への縦走路の下山先からの最寄り駅なのである。 また、谷川岳に登るべく『地下階段462段の日本一のモグラ駅』・土合駅へのアプローチ駅でもあるのだ。
この頃はよかった
でも今の北陸シンカンセンは全く使えない
※ グーグル画像を拝借
ワテの住む関西圏から谷川岳へは、【サンダーバード1号】から【はくたか】を乗り継いで越後湯沢まで行き、そこから普通列車で土合(こっちは上りなので土合は地上の駅)に向かえば、その日の内に登山口の避難小屋に入る事ができたのである。
前述でこの越後湯沢は「関西圏からは果てしなく遠い所」と述べたように、高速道路網が充実している現在でも関西圏からマイカーで行くのは、週末の限られた日数での谷川岳登山での手法としては現実的ではないのである。
尤も、この北陸シンカンセンは富山に向かうにしても料金が高くなって、乗り換え時間を含めると以前より数分遅くなるなど、関西圏にとっては全く使えない『癌』となっているのである。
要するに、乗り換えの手間をかけた上に料金が3000円位高くなり、なおかつ乗り換え時間や接続する列車待ち時間を含めると、大阪から富山直行だった特急【サンダーバード】よりも最小でも数分、平均すると12~13分遅くなるのだ。 コレって『癌』そのものでしょ?
まぁ、グチはこれ位にして、越後湯沢駅の思い出おば・・。 やっぱり、この駅の利点は、我が国でも指折りの温泉郷らしく、駅ビル内に温泉施設がある事だろう。 山から下りて最も欲するのは「ひと風呂浴びる」事なのであるから。
越後の地酒を集めて展示する
『ぽんしゅ館』に
『ぽんしゅ』を配合した温泉施設がある
※ 上下いずれも 越後湯沢駅ビルのウェブサイトより
この温泉施設は、越後の地酒をテーマに越後の酒蔵から取り寄せた『ぽんしゅ館』の中にあり、身体をより温める作用を期して日本酒を温泉に加えているのである。 ちなみに、谷川岳より下山してきたタワケはこの温泉に幾度とお世話となっている。
山の中ではこういう
ドラム缶に泊っていたので
下山後の風呂は必須なの
谷川連峰縦走路からの路線バスが越後湯沢駅に着くと即効に駅ビルの中に入り、テント一式のデカザックを駅コンコースの柱に、「盗れるもんなら盗って見ろ!」とばかりに『放置ブレー』そのままに立てかけ、温泉館の『ぽんしゅ風呂』に直行する。 だって、脱衣場にテント一式のデカザックを持ち込むのは顰蹙モノだしィ。
ここに装備一式のデカザックを
持ち込むのはさすがに顰蹙モノだしィ
※ グーグル画像を拝借
その『ぽんしゅ風呂』であるが、少し飲んでみたけど、酒の味はしなかったな。 「この風呂の湯を呑んで車を運転したら、飲酒運転になるのか?」、「もしかして、車を運転できなくさせて列車に誘導する手立てか?」と、しょうもない事(このタワケのレベルは所詮こんなモノです)を考えながら、『山から下りてひとっ風呂』に浸っていたよ。
山から下りた後の「ひとっ風呂」
至福の瞬間
※ グーグル画像を拝借
帰りは午後を周っている事もあり、さすがに【はくたか】、【サンダーバード】乗り継ぎは無理があるので、上越シンカンセンを使って東京周りで帰路に着いていたよ。 まぁ、一応社会人なので、空母二隻轟沈は痛いが、これで「一銭ピー」になる訳でもないし。
でも、二階建ての【maxたにかわ】の一階席・・、ホームにはいる時に恐怖を感じるわ。
目線に横から、ホームのコンクリートが刺しこむ様に視線に入るもんだから。
コレ一階席・・ ホームに入る時ビビるよ
高速でホームが目線に飛び込んでくるから
※ グーグル画像を拝借
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No title * by 風来梨
きゃみさん、こんばんは。
TB頂き、有難うございます。
関西圏から越後湯沢へは、特急【サンダーバード】から特急【はくたか】への乗り継ぎが最も安く効率的な方法でしたね。 それと急行【きたぐに】があれば、東北から北陸、越後の山々へ行くことが出来たし、実際にも使ってました。
だから、東京圏の利便だけしかない北陸シンカンセンには疑問符が付きますね。
実際に、越後の国が遠くなりましたから・・。
ガーラ湯沢線と九州新幹線の博多南線は、なかなか乗り辛いですね。
私も未乗区間です。
TB頂き、有難うございます。
関西圏から越後湯沢へは、特急【サンダーバード】から特急【はくたか】への乗り継ぎが最も安く効率的な方法でしたね。 それと急行【きたぐに】があれば、東北から北陸、越後の山々へ行くことが出来たし、実際にも使ってました。
だから、東京圏の利便だけしかない北陸シンカンセンには疑問符が付きますね。
実際に、越後の国が遠くなりましたから・・。
ガーラ湯沢線と九州新幹線の博多南線は、なかなか乗り辛いですね。
私も未乗区間です。
はくたかがまだ走っていた頃の越後湯沢駅をトラックバックします。
他の関西のブロ友も言っていましたが、上越線は行きづらい場所のようですね。北回りだと、金沢まで特急、新幹線で糸魚川、普通で直江津、北越急行で越後湯沢、と乗り継ぐんでしょうかね。。。あとは飯山から飯山線というのもありそうですが不便そうです。
ちなみにわたしは、まだガーラ湯沢までを乗りつぶしてないので、冬のシーズンにいずれこの駅には行くことになるかと思います。