風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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日本の滝を訪ねて 第2回  唐岬ノ滝・白猪ノ滝

日本の滝を訪ねて 第2回 唐岬ノ滝・白猪ノ滝 〔愛媛県〕

は四国の秀瀑・唐岬ノ滝(からかいのたき)と白猪ノ滝(しらいのたき)を取り上げよう。 
この滝は愛媛県の東温市(旧川内町)にある滝で、滝へのアプローチは松山と面河渓を結ぶ国道494号線であるが、この道は面河方面へ入れば入る程に車のすれ違いが困難になる狭隘道路となるので注意が必要だ。 それでは唐岬ノ滝より、滝のデーターと滝までの道の概要を書き記そう。
 
唐岬ノ滝入口にある案内板

  唐岬ノ滝 からかいのたき 落差114mの7段・段瀑  愛媛県・東温市
 
面河から松山方面へのバイパスを、荷う国道494号線を久万高原町と東温市の境である黒森峠を越えて下る事4km程で滝入口の駐車場に着く。 この国道494号は、前述の如く黒森峠付近はかなりの狭隘道路で、また峠の下りという事もあって道が狭い上につづら折カーブの連続となるので、通行には注意されたい。
 
辿り着いた唐岬ノ滝の駐車場であるが、カーブ脇の小スペースで定数4台と行楽シーズンならまず滝見は不可能となる。 もちろん狭隘道路の途中なので、道路に路駐は通行の支障となり顰蹙を買うだけだ。
また、駐車場には公衆トイレがあるので、滝へ向かう前に用は足しておくべきだろう。
 
滝へは約500mで徒歩で20分程である。 500mで20分はかかり過ぎではないか?と思われるかもしれないが、伐採地を大きく迂回してその斜面を100m位下るので、それ位の所要時間は必要だろう。
また、荒涼とした急斜面の伐採地を通り、そして道中も手すりや階段が朽ちて相当に痛んでいる事などから、転倒や転落には十分注意されたい。
 

美しい絹糸の調べを魅せる滝姿は
スローシャッターで
表現したいものだ

次に白猪ノ滝を書き記そう。
 

白猪ノ滝
滝前より100mは離れないと
滝の全容が拝めぬ大瀑だ

  白猪ノ滝 しらいのたき 落差96mの段瀑

唐岬ノ滝より10kmほど松山よりに位置する。 国道494号も唐岬ノ滝を過ぎてしばらくすると道幅が広くなってきて、沿岸の愛媛県主要都市に近づいていることが実感できる。 道が完全な2車線道路となると、イベント公園の如くに造園された噴水公園が現れ、滝へ1.3kmの案内板が現れる。
 
この噴水駐車場(無料)で車を止めて坂道を含めての1.3kmを歩くか、800m先の有料駐車場に止めて起伏のない滝遊歩道のみを歩くかは、個人の意志に委ねよう。 ちなみに、有料駐車場までは舗装された坂道で、滝遊歩道は整備された砂利道である。
 
滝前には祠が奉ってあり、またあずま屋をめぐる滝を周回する遊歩道が設けられている。 そして、滝前の石碑には、この滝に感銘を受けた四国ゆかりの文豪・夏目漱石や正岡子規などが何度もこの地を訪れては詩を詠み、その絵姿に酔いしれた・・とのエピソードが刻まれている。

滝の直下まで近寄って
飛沫を浴びながら
スローシャッターで切り取る

  ※ 滝ガイドの詳細はワテのメインサイトのコンテンツ『撮影旅行記』の
    『四国の滝めぐり』から『唐岬ノ滝・白猪ノ滝』でどうぞ。



 
 
 
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