2017-03-19 (Sun)✎
『日本百景』 春 第282回 淡路島めぐり 〔兵庫県〕
淡路島には我が国有数の
スイセン群落地がある
:
灘・黒岩水仙郷と
紀伊水道をゆく漁船
以前は明石淡路海峡フェリー(通称・たこフェリー)などの船でしか渡れぬ離島だった淡路島が、四国への玄関通路として劇的に変化したのが、明石海峡大橋が開通した1998年4月である。 このように書くと、随分前のような記憶のある明石海峡大橋は、まだ開通して20年位しか経ってない事になる。
さて、『日本百景・春』はどこを語ろうか・・と思念していたら、「確か・・、淡路島には写真撮りにいったよな・・」って記憶が頭に挙がった。 それで、写真のお蔵(駄作が一杯・・、3万コマのワテのライブラリー)を穿ると、淡路島でとった写真スライドが出てきたのである。
約20年前の明石海峡大橋の開通で
淡路島は四国への
玄関通路へと劇的に変化した
この時撮った写真はまだ明石海峡大橋が開通する以前のモノで、その時は淡路島に行くのは間違いなく『旅』であった。 だから、たこフェリーに乗って淡路島をめぐったこの撮影行を『旅』として語ろうと思う。 そう・・、今なら、関西圏なら高速道路で明石海峡大橋を車でかっ飛ばすと、ほんの1~2時間の『旅』とは言えない場所は、以前は1泊を要する事もある『旅先』だったのだから。
明石海峡大橋 地図
さて、夕方のたこフェーリーに乗り、建設中の明石海峡大橋の袂の海岸べりに車を止めて仮眠する。
目的は、淡路島の夜明け風景を撮る為だ。
淡路島に渡った目的は
海の夜明け風景を撮ろうかって事だった
海原が黄金色に輝くシーンを
眠気眼で見ていると
海上より朝日が昇るのを眠気眼でまどろみながら待っていると、海鳥たちが岩礁の上で戯れているのが見えた。 ここはコレをアテに夜明けの情景を撮ろう。
海鳥たちが岩礁の上で
戯れているのが見えた
羽を広げて今飛び立とうとするヤツや
海中からヒョロッと顔を上げるヤツなど
見てて飽きない
海の夜明け風景だった
その後は淡路島の名所めぐりに繰り出すのであるが、海岸風景の撮影にはあまり手を着けなかったせいか、淡路島の名所をほとんど知らないでやって来たのである。 そして、何を撮るかも全く調べないでやってきたので、お題では『淡路島めぐり』としたが、淡路島の名所がどこにあって何がお勧めの風景なのかを全く把握しないでやってきたのが実情であった。
この水仙郷の存在を知ったのは
たこフェリー船内に置いてあった
パンフレットからだったりして
・・で、タコフェリーの船内にあった淡路島の島内めぐりのパンフレットから、季節がら《灘黒岩水仙郷》のスイセンが丁度見ごろ・・との情報を得て、ここをめぐった後に唯一の淡路島の名所として知っている《鳴門の渦潮》をめぐってみようと思う。 なお、ネタを分割して2回掲載する・・という筆者のコスい考えもあって(だって、春って持ちネタ不足だしィ)《鳴門の渦潮》は、それはそれで1回の『日本百景』の”春ネタ”にしようと思う。
鳴門海峡エリアの地図
で、その記述通りに、南淡町(現 南あわじ市)の南端近くの海岸べりにある《灘・黒岩水仙郷》に向かう。 この水仙郷は海に沿った高台にスイセンが咲き乱れる日本有数のスイセン群落地との事である。
スイセンの群落って
満開らしく魅せるの難しいね
↑
それはウデが『写真床』だから・・
ごもっとも
このような訳で、『日本百景』たる風景として語れる程の淡路島の知識を持っていないので、今回の所はこの時に撮った写真を掲載するだけ・・としようと思う。
アップで撮ると
なんか力不足だし
単品で撮ると
群落って事を強調できないしィ
スイセンって花を撮るのはムズカシイ
突き出した淡路島の須崎を
茫洋な雰囲気で
取り入れるといいみたい
最後でやっと群落らしく撮れました
その秘訣は逆光で煽るといいみたい
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No title * by 風来梨
ギャメロンさん、こんにちは。
いつも見て頂いてありがとうございます。
私も明石海峡大橋の完成以降は、淡路島は四国への経路となってめぐってませんね。 でも、この黒岩水仙郷の他にも野島断層や五色浜、『あわじ花さじき』の菜の花畑など、魅惑的な所がまだまだあるようです。
近い内に、この続きの『鳴門の渦潮』もアップしますので、乞う御期待。
いつも見て頂いてありがとうございます。
私も明石海峡大橋の完成以降は、淡路島は四国への経路となってめぐってませんね。 でも、この黒岩水仙郷の他にも野島断層や五色浜、『あわじ花さじき』の菜の花畑など、魅惑的な所がまだまだあるようです。
近い内に、この続きの『鳴門の渦潮』もアップしますので、乞う御期待。
淡路島、四国方面はまだ残しています
いつか行きたいです
海をバックに水仙の花風景が素晴しい(^.^)
ナイス!