2017-03-04 (Sat)✎
『日本百景』 春 第280回 男鹿・入道崎 〔秋田県〕
男 鹿 おが (男鹿国定公園)
男鹿半島は元々島であったが、米代川・雄物川などから延びた砂洲で地続きになったものである。
従って、本州側と地質的に大いに異なるのである。
・・『男鹿』という“島”は海底火山の爆発でできたもので、火山の跡をあちらこちらで見る事ができる。
その一つが寒風山。 この山は標高355mと低いが、アスピーデ型のれっきとした火山である。
その他、爆裂火口に水がたまって湖になった“マール湖”の一ノ目湖・二ノ目湖など、火山の跡が美しい景観となっている所が多い。 他にも、荒々しい断崖の続く八望台~入道崎コースがお薦めである。
男鹿半島は元々島であったが、米代川・雄物川などから延びた砂洲で地続きになったものである。
従って、本州側と地質的に大いに異なるのである。
・・『男鹿』という“島”は海底火山の爆発でできたもので、火山の跡をあちらこちらで見る事ができる。
その一つが寒風山。 この山は標高355mと低いが、アスピーデ型のれっきとした火山である。
その他、爆裂火口に水がたまって湖になった“マール湖”の一ノ目湖・二ノ目湖など、火山の跡が美しい景観となっている所が多い。 他にも、荒々しい断崖の続く八望台~入道崎コースがお薦めである。
レンタサイクルで男鹿半島北部一周ルート 地図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
秋田駅より鉄道利用(1:05)→羽立駅よりバス(0:50)→男鹿温泉(1:10)→八望台
(1:20)→入道崎(0:50)→男鹿温泉よりバス(0:50)→羽立駅より鉄道利用(1:00)→秋田駅
レンタサイクルで男鹿半島北部一周
ここではレンタサイクルを利用して、男鹿半島を一周してみよう。 コース前半は《八望台》の急坂なので、できれば前日に《男鹿温泉》のユースホステルなどに宿泊しておこう。 そうすれば、レンタサイクルも借りやすくなって一石二鳥だ。
さて、朝の早い内から出発しよう。 コースは《男鹿温泉》の旅館街を抜けると、右折して《八望台》の急坂にさしかかる。 これは、かなりキツい。 普段から運動不足であるなら、こういう時に効いてくるのである。
レンタサイクルで男鹿半島北部一周
ここではレンタサイクルを利用して、男鹿半島を一周してみよう。 コース前半は《八望台》の急坂なので、できれば前日に《男鹿温泉》のユースホステルなどに宿泊しておこう。 そうすれば、レンタサイクルも借りやすくなって一石二鳥だ。
さて、朝の早い内から出発しよう。 コースは《男鹿温泉》の旅館街を抜けると、右折して《八望台》の急坂にさしかかる。 これは、かなりキツい。 普段から運動不足であるなら、こういう時に効いてくるのである。
この坂を乗り切れば
穏やかな潮風を浴びての
爽快な下り道だ
まずは、“坂道蛇行登坂”走行に陥るであろう。 大げさな記述をしたが、つまりジグザグでしか坂を登れない・・という事だ。 そして、これも限界に達すると、ついに“自転車をこいで登れない”状態、つまり自転車を押して歩いて登る・・という事になろう。
ということで、距離は大したことはないのだが、所要時間は多めに取ってある。 勝手が合わないのか、山に登るよりも疲れて!?、何とか《八望台》に登り着く。 しかし、この《八望台》からの眺めは格別だ。
ということで、距離は大したことはないのだが、所要時間は多めに取ってある。 勝手が合わないのか、山に登るよりも疲れて!?、何とか《八望台》に登り着く。 しかし、この《八望台》からの眺めは格別だ。
八望台より望む
マール湖の一ノ目湖
“マール湖”の《一ノ目湖》・《二ノ目湖》の透き通った水面や、もともと“マール湖”であった《戸賀湾》、そしてその港風景など、疲れを振りほどいてあまりある素晴らしい眺めだ。
火山の名残
“マール湖”のニノ目湖と戸賀湾
この《八望台》からは、美しい海岸風景を見ながらの快適な下り道だ。
この緩やかな下りが、《入道崎》まで続く。
限りなく穏やかな
男鹿西海岸
左手には奇岩が立ち並ぶ荒々しい断崖と、それに相反する穏やかな海の風景が続く。 やがて、道が途切れて草原となり、その果てに縞模様の灯台が立つ岬・《入道崎》が見えてくる。 草原に沿って曲がる道に自転車を置いて、岬の突端へ出てみよう。 この岬の眺めも、情感深きものである。 草原に腰を下ろして足を伸ばして、しばし岬の情感を肌で味わおう。
岬の情景を満喫したなら、そろそろ帰路に着こう。 岬から《男鹿温泉》までは大した起伏もなく、40~50分で戻り着くだろう。 帰り着いたなら、《男鹿温泉》でひと風呂浴びてから帰るのもいいだろう。
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