風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第268回  大田口俯瞰・秋

『日本百景』 秋  第268回  大田口俯瞰・秋  〔高知県〕


段々畑や鎮守の森が見える
長閑な里風景が俯瞰できる

数年前の事であるが、この滝になかなかたどり着く事ができず、その滝の事を『フォーエバーの滝』と呼称していた。 そのように名付けた通り、4回目でやっとたどり着く事ができた。 その事について興味のある方は、コチラをクリック下さい。 クリックして頂くと、筆者の『オチャメ・ワールド』が広がります。 そして、今や閑古鳥が鳴く自身のHPのアクセスが増えて、筆者(タワケ)は大いに喜びます。


坪尻の『○鉄』では
コレがお気に入り

『フォーエバーの滝』に辿り着く念願が成就すると筆者(タワケ)は”もう一段”欲張って、この『フォーエバーの滝』の秋模様を見に行こうと画策する。


『フォーエバーの滝』の秋をひとつまみ

・・で、そのついでに四国随一の『秘境駅』として名を馳せた坪尻にも寄って『オチャメ』ってから、『フォーエバーの滝』へいく道すがら寄ったのがこの大田口である。 だからここでは、当初『○鉄』の俯瞰などする計画は無かったのである。

・・で、坪尻から竜王ノ滝に立ち寄ったりして、この近辺に差し掛かった時は正午過ぎとなっていたのである。 「近くの食糧雑貨店(コンビニかも)で昼飯を買って、無人駅の中で食うか」と、たまたま見つけた道路標識から大田口駅へと入る。


大田口駅
前だけ見れば建替えされた
みたいだが実はハリボテ

「時間もある事(この日は『道の駅・木ノ香』で車寝なので余裕がある)だし、駅に入ったのだから列車と時間が合えば『○鉄』でもしようか」と、列車時刻を確認するべく駅舎の中に入る。 その駅舎の案内掲示板には《豊楽寺薬師堂》の参拝道の案内が数多く貼り出され、置いてあった『駅ノート』には「豊楽寺前の高台は、段々畑が広がる俯瞰の絶好ポイントだ!」という記述が数多く見られたのである。


この辺りの唯一の観光名所なので
道案内には事欠かない
※ グーグル画像より拝借

そこで時刻表を見て(車なので持ち運ぶ必要がない・・と言う事で珍しく持って来ていた)、今日の『○鉄』はそこからの俯瞰にしようと決めて、車で豊楽寺への坂を登っていく。 ついでに、さして寺社仏閣に興味はないものの、「せっかく来たのだから」と豊楽寺も見学する。

寺社仏閣にはさして興味はないものの、さすがは『国宝』で、その建築美は見張るモノがあったよ。
そしてこの時は平日休みで、秋のド平日に寺めぐりする観光客もほとんどおらず、結構好きなアングルで撮れたよ。


建築美を魅せる豊楽寺薬師堂

寺をめぐってから、1車線半の道幅の道路をゆっくりと下って撮影場所の『索敵』(撮影地の品定めですな)を行う。 車でトロトロ行くと対向車が来るとマズいので、路辺の十分ある所に車を置いて歩いて眺めのいい場所をチェックしていく。 それで最初に見つけたのがこの場所である。


段々畑が広がる長閑な情景をゆく
『アンパンマン』

上りの『アンパンマン』を撮ってから暫くその場所で待つと、反対方向から”ヘンなの”がやってくる。
それは、『アンパンマン』の”ちぎり片”だった。 傍目から見ると、「何オチャメとるんじゃ! JR四国は・・」って光景だったよ。


変なの(アンパンマンの破片)が
トコトコやってきた

この『オチャメ』なアンパンの破片を目にしてちょっと気が抜けたので、撮影場所を変える事にする。
もう、面倒臭いので車には戻らずに歩いて俯瞰場所を探していくと、見通しの良い広い畑があったのである。 でも、この畑は私有地で、無断で入るのはさすがにNGだろう。

だが、運のいい事に、手前の農具小屋で畑のオーナーと思しき方が農作業をしていて、俯瞰撮影をしたい旨を申し出ると快く承諾してくれたのである。 ・・で、最も色づきの良い紅葉を入れて俯瞰できたのが、この畑からのであった。 それでは、最も秋色の出た俯瞰をごろうじろ。


手前の紅葉が橙色に色づき始めて
谷里の秋模様を表現できた・・かな?

畑のオーナーに絶好の俯瞰ができたお礼をして、最後はそろそろに陽が傾きかける情景に合う俯瞰場所を探すべく、また歩き始める。 今度は、再度豊楽寺の方向へ戻ってみる事にした。 陽が傾き始めると影が延びるので、ここはその影を活かすべく、段々畑が広がる所がいいかな・・と。 ・・で、最後はこの場所で普通列車の単行をショットする。 それでは、これもごろうじろ。


夕方が近づき
段々畑に斜陽の影が延び始め

手持ちで目一杯(といっても、210mmだけど)引っ張ったので”少しブレてるかも”だけれど、意図した情景は撮る事が適ったよ。 後は、今日のネグラである県境近くの『道の駅・木ノ香』まで車を走らせて、穏やかな秋の一日を終える。

   ※ 詳細は、メインサイトの『撮影旅行記』より『滝と鉄道の旅 四国秘境編』を御覧下さい。















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