風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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名峰次選の山々 第121回  名峰次選 ファイナル峰へ・・

名峰次選の山々 第121回  名峰次選 ファイナル峰へ・・

メインサイトの山行記・『名峰次選 ファイナル峰へ・・』の製作がようやくここまでできたので、前記事から1年近く間延びした〔名峰次選〕のファイナル峰への苦難!?と達成を、クライマックス!?突入前の『総集編』っぽく語っていきましょうか。

なお、今現在、本編の『名峰次選 ファイナル峰へ・・』の製作は佳境に差し掛かっていまっす。
何とか今月中に仕上げたいな・・と。 でも、1年間間延びしたのは、”腐ったミカン”を自負する筆者の磨き上げられた『物臭さ力』の賜物なんだよね。



本来の予定では、〔名峰次選〕の完踏は昨年の9月に登った富士山で達成する予定であった。
昨年はその予定で四国の三嶺を手始めに、和名倉山、女峰山、霞沢岳、池口岳、この広河内岳・・、そして北海道の2峰を踏んだ後に、先述の如く我が国最高峰の富士で『ミレニアム決め』するつもりであった。


丹沢山にて【名峰百選】全踏破
かなり滑稽だが思いっきり
ミレニアムだったのよ
1999年12月31日だもの
 
それは16年前に達成した【名峰百選】の達成が、『世紀の最終日』である1999年12月31日という超『ミレニアム』だった事から、当然に意識していた事である。

駄菓子菓子 だがしかし 、その達成を阻むモノが現れた。 そう・・、筆者 タワケ にまとわりつく『オチャメ』の嵐であった。 それはもう、狙いすました様に〔名峰次選〕の峰の踏破を阻んできたのである。


和名倉山での道ロスト
『遭難フラグ』がおっ立ったよ


遭難しかけた山を
感慨深く眺めて

それは和名倉山の二度の道迷いから始まったのだが、同じく霞沢岳も深い積雪の為に断念となり、ついでに広河内岳は日程が詰まって先送りとなって、このゴールデンウイークでは和名倉山・広河内岳・霞沢岳の3峰の踏破予定が『踏破ゼロ』の惨い結果に終わってしまった。


徳本峠小屋へのトラバース点
(上部の木に掛けたロープ)を見落として
猛烈な傾斜を登っていったタワケ
あわや遭難

その後に2度の道迷いの和名倉山と女峰山は翌6月に踏破し、雪の為に頓挫した霞沢岳と南アの難関峰・池口岳は大雨でオチャメりかけたものの、7月には何とか踏破できた。 だが、この広河内岳は、またもや日程の折り合いが着かずに先延ばしとなったのである。

雨にたたられた
南北アルプスの難関峰

池口岳の薙は
こんなに崩落してますた


池口岳の写真の”戦果”は
この不気味な物体・ギョリンソウのみ


『奇跡の体力』を失った今
霞沢岳の頂上往復して上高地に戻れたのは
最終バスの出た後だった

そして、お盆休みの北海道2峰を制覇すべくの北海道遠征で『運命のオチャメ』に遭遇する。
それは、残る〔名峰次選〕の峰の中では最大の難関の日高・ペテガリ岳でコケて、この春にエンジン出火事故に見舞われたJR北海道の183系の如く腹から火を噴いてしまったのである。



日高・ぺテガリでは
沢でコケて肋骨が2本折れて


JR北海道の183系と同じく
”腹から火を噴いてしまったよ


こんな垂直に近い傾斜土手を
その”火を噴いた腹”で
登らねばならなかったのデス

この最大の『オチャメ』で骨がくっ着くまでの1ヶ月半を棒に振り、なおかつ「病み上がりの身体では幕営山行はチト厳し過ぎ・・」という事で、先に比較的楽な『ミレニアム決め』予定だった富士山を登る事の計画修正を余儀なくされたのである。

富士での『ミレニアム決め』では「夜明け前まで富士山頂手前でビバークして、日の出と共に登頂・・」と、「この筆者 タワケ は脳ミソ膿んでいるのか!?」と思わせるに足る濃厚で暑苦しい達成予想図を妄想していたのだが、それは未達成の妄想に終わってしまったよ。


 富士の『ミレニアム』は叶わなかったけれど
筆者(タワケ)らしくキッチリと
『オチャメ』ったお陰で
こんないい『影富士』が撮れました

・・で、度重なる『オチャメ』に見舞われながらも、かつての『奇跡の体力』がメタボッティなヘタレに変わってしまいながらも、『ミレニアム決め』の妄想が未達成となって富士山頂で恥を晒す事を回避しながらも、何とか残り広河内岳1峰の『ファイナル』にこぎ着けたのである。

だが今度は、『ファイナルアタック』の予定に挙げていた10月の体育の日3連休は、台風18号の直撃によってお流れとなってしまったのである。 『ズボラウイルス熱』に冒された筆者 タワケ にしては壮大なプロジェクトである「14年度中の〔名峰次選〕完踏」を、最後の最後に阻んだのは『オチャメ』でなくて荒天であった。

こうして、〔名峰次選〕踏破は翌年へ先送りとなってしまった。 その広河内岳への『ファイナルアタック』であるが、「やっはり」というか「またもや・・」というか、キッチリ『オチャメ』をカマシているのである。 それは、もう『遭難フラグ』立ちまくりであった。 それでは、その『オチャメ』を含めての〔名峰次選〕ファイナル踏破への道を語っていきましょうか。

   ※ 次回、『名峰次選 第122回 広河内岳 その2』に続きます。












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No title * by 亀楽-横太郎
ブログ訪問有難うございました。
ご無沙汰しております。
トラックバック、読みましたよ~
いろいろ、大変な状態ですね
他人の苦労なので、事後の話でもあり安心して、楽しませえて頂きます
遡って読ませて頂きます。読破までは、少し期間を拝借しますがね。
2018-8-7記

No title * by 風来梨
亀楽-横太郎さん、こんばんは。

私の目指したファイナル峰の広河内岳は、農鳥岳の先にある2895メートルの高峰ですが、メインの登山道より外れていて、ほとんど登山者のない峰ですね。

この峰に行くのは苦労しました。 何せ日程や台風の為に登山見合せを含めて、登破に5回もかかっちゃいましたから。

でも、今は笑い話にできる貴重な登山体験となりましたね。 そちらの農鳥岳登破の記事も楽しみにしています。

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No title

ブログ訪問有難うございました。
ご無沙汰しております。
トラックバック、読みましたよ~
いろいろ、大変な状態ですね
他人の苦労なので、事後の話でもあり安心して、楽しませえて頂きます
遡って読ませて頂きます。読破までは、少し期間を拝借しますがね。
2018-8-7記
2018-08-07 * 亀楽-横太郎 [ 編集 ]

No title

亀楽-横太郎さん、こんばんは。

私の目指したファイナル峰の広河内岳は、農鳥岳の先にある2895メートルの高峰ですが、メインの登山道より外れていて、ほとんど登山者のない峰ですね。

この峰に行くのは苦労しました。 何せ日程や台風の為に登山見合せを含めて、登破に5回もかかっちゃいましたから。

でも、今は笑い話にできる貴重な登山体験となりましたね。 そちらの農鳥岳登破の記事も楽しみにしています。
2018-08-07 * 風来梨 [ 編集 ]