風来梨のブログ

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日本の滝を訪ねて 第142回  酒水ノ滝

日本の滝を訪ねて  第142回  洒水ノ滝  〔神奈川県〕


御神体として崇められる滝
洒水ノ滝

   酒水ノ滝 しゃすいのたき  落差 69m  神奈川県・山北町
洒水の滝は三段で、一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mの落差。 
新編相模国風土記稿では「蛇水の滝」と記されており、古来より相模国の最大の滝であった。

滝前には赤い雅仕様の橋が渡されて、滝つぼまでの参道が続いている。 毎年7月には、この橋の上で滝不動尊を奉る奉納の太鼓神楽が催される。




洒水ノ滝 位置図

          JR御殿場線山北駅下車、徒歩約40分。
   アプローチ  国道246号樋口橋交差点から県道726号に南下し、滝の案内板に従って
          右折して約1kmで滝駐車場

    行程表   駐車場より滝まで徒歩5分程


木々の隙間から
名瀑を覗いて

日本百名滝の中では最も安易に訪問できる滝の一つである。 その為か、あまり情感の湧かなかった滝である。 しかし、一ノ滝から三ノ滝までを合わせると落差が100mを越える大瀑布である。
だが残念な事に滝が直瀑の為、展望所からは目を凝らしてやっと二ノ滝が視認できるのみで下の一ノ滝以外は良く見えないのである。

また、鎌倉時代から滝信仰の本尊として崇められていた事もあり、宗教色の濃い滝である。
それでは、相模の国随一のストレートの大瀑をごろうじろ。


周囲は高い樹々が林立し
厳かな雰囲気を醸し出している


夏の滝祭りでは
赤い橋の上で洒水太鼓が鳴り響くとの事

   ※ 詳細は、『撮影旅行記』の『関東・甲信越の滝めぐり<2>』より
     『洒水ノ滝』を御覧下さい。






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