よも”ヤマ”話 第160話 玉子石 〔新潟県・群馬県〕 '96・8平ヶ岳 2141m、台倉山 1695m、下台倉山 1604m(3峰いずれも昨日の往路に引き続き登頂)大自然の悪戯か?奇勝・玉子石 玉子石 たまごいし (越後三山只見国定公園)平ヶ岳の山頂の西にある支稜の丘には、大自然が創造した奇勝がある。 それがたまご石で、大きな石の土台の上に裾を絞られて、たまごが立った形となったが乗っているように鎮座している。そして...
『路線の思い出』 第469回 北陸本線(現 えちごトキめき鉄道)・親不知駅 〔新潟県〕こういう駅写真を撮ったのは『私の訪ねた路線』の後釜のプログ新企画として『路線の思い出』の駅シリーズを考えていたから《路線データ》えちごトキめき鉄道 営業区間と営業キロ 運転本数(’21)妙高高原~直江津 37.7km(妙高はねうまライン) 上下とも毎時1~2本※ 経営区間...
当初はバナー下でクドクド書き連ねる予定だったけど、膨大に膨らみ過ぎたので日記記事にしますた。その一連の話題は、「人の能力を徐々に奪い去っていく」という、人にとって『恐怖のシステム・デジタル』の事である。 あまりにも便利で、何でもできるようになった成れの果てが、このような結果を生むのである。それを端的に表現するとしたなら、一つの世代で一世風靡したアニメ『エバンゲリオン』でのセリフである「進化の終着点...
『日本百景』 秋 第498回 谷川岳・一ノ倉沢 〔群馬県〕晩秋の一ノ倉沢と冠雪の一ノ倉沢大岩盤 一ノ倉沢 いちのくらさわ (上信越高原国立公園)群馬・新潟県境にある三国(みくに)山脈の主峰・谷川岳のすぐ北に位置する一ノ倉岳 1974m の東側斜面の沢で、湯檜曽(ゆびそ)川右岸の支谷の一つで、群馬県利根郡みなかみ町に属する。 谷川岳頂上のオキの耳から延びる東尾根と、一ノ倉岳から延びる一ノ倉尾根に抱かれた幅約8...
『路線の思い出』 第468回 名寄本線・中湧別駅跡 〔北海道〕路線廃止後もしばらく撤去されずにバスセンターとして使われていた中湧別駅※ 中湧別駅記念館のウェブ掲載写真より《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’83) 名寄~遠軽・中湧別~湧別 143.0km 597 / 1246 廃止転換年月日 ...
湧網線は廃止となる1987年まで、名寄本線は同じく廃止となる1989年まで、1983年から1985年の受験年(この年も受験なんか放り投げて行こうとしましたけど、ブロックが固く行けませんでした)を除いて毎年訪れてました。
特に名寄本線は、流氷を追っていましたが、この頃より地球温暖化が叫ばれるほどの暖冬続きで、流氷が接岸したのは1988年のみで、4冬通って漸く流氷列車が撮れました。 この流氷列車のショットは、生涯の『お宝写真』となってますね。
廃線鉄道 第71回 大分交通・耶馬渓線 〔大分県〕1971年10月に路線の3/4に迫る区間の廃止で終着駅となった野路駅に停車するキハ601『やまばと』※『失われた鉄道』より大分交通・耶馬渓線(おおいたこうつう・やばけいせん)は、かつて大分県中津市の中津から同県下毛郡山国町(現・中津市)の守実温泉に至る、大分交通が運行していた鉄道路線である。 地元では『耶鉄』と称されていた。1913年に耶馬渓鉄道として開業した路...
よも”ヤマ”話 第159話 平ヶ岳 〔新潟県・群馬県〕 '96・8下台倉山 1604m、台倉山 1695m、平ヶ岳 2141m【名峰百選 64峰目】急峻な尾根上りからは思いもよらない程に頂上部は穏やかな山容を魅せる平ヶ岳 平ヶ岳 ひらがたけ (越後三山只見国定公園)新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界に跨る標高2,141mの峰で、頂上部が高層湿原を形成した平坦な山容を魅せる為に『平ヶ岳』と名付けられている。 山名の通りに山...
これを日帰りなんて本当にもったいない。しかし現在は最初からテント泊を目的としての幕営は禁止のようですねぇ。残念です。
仙台、千葉赴任時から気になっていた山なのに、結局未訪のままになっています。。
他の方のヤマレコによると、平ヶ岳沢源頭のキャンプ場に限り、テントの設営OKだそうです。 ただ、トイレはないです。 でも、次回訪れた時にはテント設営台とか設けられてました。
あの長大ルートを日帰りの方がかえって危ないですね。 特に時間に追われた下山での下りとか。
それよりも、平ヶ岳の環境を守るなら、中ノ岐沢のルートを閉鎖(元々廃道だった)して、安易な登山を防ぐべきかと。 中ノ岐沢から登ってきた者が、たまご石の湿原内を踏み荒らすケースが報告されてますし・・ね。 平ヶ岳の源頭にトイレブースと汚物処理のバッカンを設ける方が、中ノ岐沢の整備よりよぼど安上がりですし。
『路線の思い出』 第467回 樽見鉄道・樽見駅 〔岐阜県〕吹き抜け構造で駅寝は事実上不可能だった樽見駅《路線データ》 営業区間と営業キロ 運行本数(’21) 大垣~樽見 34.5km 大垣~樽見 下り9本・上り12本 大垣~本巣 下り10本・上り7本(土・休日1往復増) 大垣~...
『日本百景』 秋 第497回 阿騎野の里 〔奈良県〕“山紫明”山霞み紫に明るく幻想的な風情が漂う 阿騎野の里 あきののさと (室生赤目青山国定公園)本郷川沿いの小高い丘にある『宇陀市・かぎろひの丘万葉公園』には、柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が当地で詠んだ秀歌「ひむがしの野にかぎろひのたつ見えてかへりみすれば月かたぶきぬ」を刻んだ歌碑が立っている。朝もやがかかる里風景が喧噪に疲れた心を癒して...
『路線の思い出』 第466回 神岡鉄道・秋の漆山駅 〔岐阜県〕廃線間近となった秋の漆山駅:あとひと月半で路線と共に駅廃止となるのだ《路線データ》 営業区間と営業キロ 廃止年月日 廃止転換処置 猪谷~奥飛騨温泉口 19.9km. ’06・12・1 濃飛乗合自動車バス &nb...
湧別駅も沙留の流氷も今となってはですねぇ。。遙か遠い日の記憶の1ページとなっています。