風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第364回  北の鉄路・冬情景 (石北編)

第364回  北の鉄路・冬情景 (石北編)

『日本百景』 冬  第364回  北の鉄路・冬情景 (石北編)  〔北海道〕ロールが置いてあった広大な牧草地は真っ白な雪原となっていたそろそろグトくなるシリーズ第三弾は石北本線編で。 今回は雪原野の全くの無人地帯をゆく『雪と鉄道』のシーンを取り上げてお魅せしましょうか。 いつもの如く「お魅せする」といっても、ワテのナンチャッテ『写真床』のレベルでのお披露目ではあるは念の為。それに、こういうお題目なら必...

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No title * by 旅の途中
常紋信号所は、屋根がついたのですね。でも、昔の面影が残っていますね。今年は暖冬のせいか、雪の量が少ないのかと思います。

No title * by 風来梨
旅の途中さん、こんばんは。

常紋信号場へいった昨年の冬は、今年以上に暖冬でした。 最低気温でも、氷点下8℃止まりでしたね。 今年も北海道へ行ったのですが、今年の方が寒かったと思います。 今年は、夕張から西側は大雪、夕張から東側は全く雪のない北海道でした。 層雲峡も、旧国道38号線の路面が、所々現れる位に雪がなかったです。

白滝で撮ったのは数年前ですが、この時は雪が多かったですね。

No title * by 鳳山
北海道の冬景色ですね。こんなところで写真を撮るのは根性いりそう(笑)。

ナイス

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

常紋の方は暖かい正月でしたので、それほど根性は要らなかったです。 けれど、「アニマル看板」に出演されてる彼らが暖かさで目を覚ましてうろつかれると、違った根性が要りますね(笑)

白滝の方は、ラッセルでの通路作りに根性が要りました。 氷点下10℃だったのに「熱かった」です(笑)

No title * by pikes peak 2
こんばんは。
普通の人には撮れない画ですね。素晴らしい。

常紋峠は、さすがにこの季節は生田原側には抜けられないんですか?
秋に一度行きましたが、クマが出そうで、普通の画を撮ってすぐに戻ってきてしまいました....

No title * by 風来梨
pikes peak 2さん、こんばんは。

これは17年末から18年の正月の旅で訪れたのですが、何の予備知識もなく、そもそも常紋信号場への道すらも分からす、「行けるところまで行け~!」のノリでしたので、生田原まで行けること自体も訪れた後に知りました。 あの146キロポストの撮影名所もそこの事だったのですね。

道の状態は、車では常紋信号場折り返しのみで、生田原へは徒歩ラッセルでないと無理だったと思います。 かつてなら行ってたかも・・ですが、今はヘタレになったのでとてもとても・・(悲)

路線の思い出   第298回  伯備線、姫新線・新見駅

路線の思い出   第298回  伯備線、姫新線・新見駅

路線の思い出  第298回  伯備線、姫新線・新見駅  〔岡山県〕正月はタクシーさえ寄りつかないゴースト駅だったよ※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》伯備線        営業区間と営業キロ      輸送密度 / 営業係数(’15)      倉敷~伯耆大山 138.4km        6514  /  258 運行本数(’19)       倉敷~備中高梁・新見 概ね上下とも時間毎 2本づつ ...

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路線の思い出   第297回  札沼線・新十津川駅

路線の思い出   第297回  札沼線・新十津川駅

路線の思い出  第297回  札沼線・新十津川駅  〔北海道〕「1日1往復」になってから駅勢が盛り返した!?:有人駅となり:グッズも売られている新十津川駅《路線データ》営業区間と営業キロ              輸送密度 / 営業係数(’17)    桑園~新十津川 76.5km              57  /  2182                              ※ 非電化区間の数値です&...

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No title * by 鳳山
北海道にも十津川があるんですね。

ナイス

No title * by たけし
路線とか山行にしろ雪景色の多いのに驚かされています。
ミ-ハ-ではなく、観光客のほとんどいない季節に出かける根性は、真の冒険者と感じます!

No title * by pikes peak 2
冬の新十津川も撮りたかったですが、どうしてもハードル高く....
月形の駅員さんが、通勤で3度ほどヤバい思いをしたとか聞きました....

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

北海道開拓の始まった明治中期は、この辺りを「徳富原野」といってたらしいのでいが、1889年に起きた奈良県十津川村での『十津川大水害』で被災民が北海道のこの地に集団移住して、それ以来現在の町名の「新十津川」と名乗るようになったそうです。

だから、この町に住む古い人は奈良の十津川村の事を『母村』と呼んでいるそうです。

でも、町の人口は、札幌のベットタウン化して「母村」の倍の規模に、人口密度は3倍になっているようです。

No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。

今年は北海道の西半分の積雪が多かったみたいです。
逆に解け羽等の根室は積雪ゼロだし、層雲峡も落石事故以来30年に渡って「行ってはいけません」の旧国道(←行ったんだな?)では、所々30年放置されたアスファルトが見えていました。

>ミ-ハ-ではなく
いえいえ、ミーハーではないけど「オチャメラー」です。
>真の冒険者
いえいえ、行く先々で笑いを撮る滑稽な道化師ですね。

No title * by 風来梨
pikes peak 2さん、こんばんは。

冬型となると気圧配置の影響をモロに受ける北海道の日本海側で、年末年始にこんなに晴れるのは稀な事ですね。 だから、見慣れぬ晴れ渡る空にオタついて、『撮り鉄』はシクりました。(悲)

天気が荒れると「ホワイトアウト」になりますので、石狩月形駅の駅員さんもこれに遭遇されたものだと思います。

私は雄冬海岸と、この国道275号線で2回「ホワイトアウト」を体験しましたけど、ホントに真っ白で前が見えません。

浦臼までの6往復区間なら何とか撮れますが、1日1往復は車が無ければ新十津川での駅撮り以外は無理ですね。

第363回  剣山

第363回  剣山

『日本百景』 冬  第363回  剣山  〔徳島県〕ササ原を前景に望む剣山    剣   山 つるぎさん (剣山国定公園)四国第二の高峰・剣山 1955メートル は、その雄大な草原に登山の夢が広がってくるだろう。 喧噪的な都会のギスギスした気持ちを、まろやかで優しい山と草原がきっと癒してくれる。 常時張りつめた都会生活の息抜きには、このような優しい草原が最も適している。 そしてこの剣山は、山としての尊厳...

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No title * by 鳳山
剣山、恥ずかしながらムーのソロモンの秘宝の与太記事で存在を知りました。一度登ってみたい山なんですが、現地でソロモンの秘宝云々を言ったら呆れられるんでしょうね(苦笑)。

ナイス

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

ソロモンの事は、そんな噂がありましたね。 でも、佐々成正の鍬崎山の埋蔵金より、信憑性が無さそうですね(汗)

私は平家の落武者集落で、剣山を知りました。 山をやってるので、遠い昔の子供の頃の事ですが。

剣山の西側にある「名頃」集落は、その末裔の子孫らしいです。 限界集落で、消滅危機にあるけれど。

路線の思い出   第296回  三陸鉄道〔北リアス線〕・田野畑駅

路線の思い出   第296回  三陸鉄道〔北リアス線〕・田野畑駅

路線の思い出  第296回  三陸鉄道〔北リアス線〕・田野畑駅  〔岩手県〕駅自体は新しい建物だがレトロ感を漂わせた田野畑駅※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》    営業区間と営業キロ  宮古~久慈 71.0km    ※ 宮古~田老は旧国鉄宮古線、普代~久慈は旧国鉄久慈線の第三セクター移管線運行本数(’17)                 宮古~久慈 11往復                田野畑...

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No title * by きゃみ
こんばんは。
先週の三連休で三陸鉄道に乗ってきました!
久々にいい旅を体験できました。何がよかったって外国人などの団体客に出くわすことが全くなかったことでしょうか(笑
また別途報告させていただきます。

No title * by 風来梨
きゃみさん、こんばんは。

前回の北見駅の記事を書いて、この旅でめぐった三陸鉄道の事を思い出して記事にしました。 海沿いを真新しいアーチ橋で谷ごと渡る三陸鉄道の雰囲気は、真に『銀河鉄道』でした。 田野畑の駅も雰囲気最高でした。

まだ随分と先の計画ですけど、今年から来年の冬は東北を旅しようかな・・。 夜のアーチ橋の下から星空流しで『銀河鉄道の夜』再び・・もいいし、夜明けの海とアーチ橋も美味しいですね・・と、「撮らぬタヌキのなんとやら・・」で頭がいっぱいになってきました(笑)

きゃみさんの東北の駅めぐり紀行を楽しみにしてます。
撮影の参考にしたいな・・と。

第362回  夕張

第362回  夕張

『日本百景』 冬  第362回  夕張  〔北海道〕空気を運ぶ単行気動車が住宅が建ち並ぶ中に消えていく   夕   張  ゆうばり   (富良野芦別道立自然公園)夕張市(ゆうばりし)は、北海道中部空知地方の市(地方自治体)である。 夕張メロンの産地として知られる。 北海道の中央部に位置し、かつては石狩炭田の主力炭鉱街として栄えたが、1990年までに全ての炭鉱が閉山した。 その後にヤミ起債が発覚し深刻な財政難...

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No title * by 鳳山
炭鉱が無くなって寂れた町は九州にも多いですが、その後の経済振興・観光振興も苦労していますね。夕張はいろいろポテンシャルはありそうですが、外国資本に頼ればろくな事にはなりません。

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

仰る通り、夕張市はポテンシャルがある分だけに勿体無いですね。 折角の貴重な歴史的財産の三弦橋をダム湖に水没させたり、ヤミ起債で財政と信用を失ったり、観光客を呼ぶべくの「道の駅のトイレ」や「温泉」といった施設を壊れたまま一年以上放置したり、活用法を考えずに鉄道を放棄したり・・と、やってる事がチグハグ過ぎますね。

「夕葉リゾート」も、シナの経営者が買い取ってから、ホテルの接客が悪くなったと評価されてるようですし、今までホテル前にある夕張駅の面倒(乗車券の販売とか取次)をみていたのに、シナの経営者に代わってから打ち切られたようですし。

以前と違って、地元に貢献しなくなったようです。 でも、夕張で成功してるのは、この「夕張リゾート」だけなんですよね。

No title * by pikes peak
いや同感です。大切な資源として残す選択肢も考えて欲しかったです。

昨夏、新夕張の道の駅で、車中泊の予定を組み、行って見るとトイレが閉鎖されていて、結構ハラハラさせられました。

夜のテールライト、身にしみるいい画です。

No title * by 風来梨
pikes peakさん、こんばんは。

鳳山さんも仰っていましたが、夕張市は大自然に囲まれていて、九州の旧炭鉱街よりポテンシャルも高く恵まれてるのに、その財産を自らで喪失させてるのですよね。 勿体無い話です。

私も『道の駅・夕張』で車寝する予定でしたが、トイレがないので清水沢駅周辺の公衆トイレ付の駐車場にしましたか、その夜はこの旅で唯一大雪に遭って、夜明け前の3時半からレンタカーの雪降ろし&進路確保の為の除雪をさせられました。 コレをしないと閉じ込められますから。

これにコリて最終日の車寝場所は、沼ノ沢の公衆トイレ前(コチラの方が雪が少ない)にしましたよ。

第361回  観音滝・氷結

第361回  観音滝・氷結

『日本百景』 冬  第361回  観音滝・氷結 〔大分県〕飛沫が凍るほどの枝垂れ滝   観音滝  かんのんたき  落差 77m  大分県・佐伯市(旧 宇目町)、藤河内渓谷の滝   滝へのアプローチ国道326号線の大分・宮崎県境の西方約10km国道326号線の県境付近にある藤河内林道入口より車利用(0:30)→藤河内渓谷駐車場     行程表駐車場より300mで渓谷遊歩道入口・遊歩道は約3kmで徒歩で滝まで約1時間藤河内...

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路線の思い出   第295回  石北本線、ちほく高原鉄道・北見駅

路線の思い出   第295回  石北本線、ちほく高原鉄道・北見駅

路線の思い出  第295回  石北本線、ちほく高原鉄道・北見駅  〔北海道〕北国の駅の雰囲気を漂わせる北見駅※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》石北本線     営業区間と営業キロ            輸送密度 / 営業係数(’15)     新旭川~網走 234.0km             1142  /  389運行本数(’18) 旭川~網走 特急4往復(内 2往復は札幌直通) 旭川~北見 特別快速〔きたみ〕 1往...

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No title * by pikes peak
こんばんは。
愛冠の駅舎は、現在夏の間、予約も取りにくいほど盛況なうどん屋さんになってます。これはまだ現役の時の駅舎ですね^^

No title * by 風来梨
pikes peakさん、こんばんは。

うどん屋さんの事は、全く知りませんでした。 貴重な情報ありがとうございます。

ぢ・つ・わ・・、今年の正月の旅で、留辺蘂に向かう途中で、チラッと愛冠駅の赤い冠型の駅舎を見ましたが、時間がせっていた事と、記事の通り余りいい思い出がないのでスルーしちゃいました。

なので、写真はウィキペディアからの借り物です。 北見駅の記事を書くのなら、撮っておけば良かったですね。

まぁ、駅の記事のネタは、その時に思いついたまま書いてしまって、後で写真をお蔵からホジクリ返す・・という「無計画」ですから・・。

よも”ヤマ”話  第55話  中央アルプス・厳冬期 その2

よも”ヤマ”話  第55話  中央アルプス・厳冬期 その2

よも”ヤマ”話  第55話  中央アルプス・厳冬期 その2 〔長野県〕 ’93・1木曽中岳 2925m、木曽駒ヶ岳 2956m 【名峰百選 19峰目】、宝剣岳 【名峰百選 20峰目】中央アルプスの盟主木曽駒ヶ岳の山頂にて   中央アルプス ちゅうおうアルプス (中央アルプス県立自然公園)中央アルプスは南北アルプスの間に連なる“木曽山脈”の総称で、高さも南北アルプスのそれにひけをとらない。 最高峰は木曽駒ヶ岳 2956メート...

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No title * by chinu
こんばんは。
すんばらしい写真達です。そもそも、人間がこの厳冬期に山に登れることが不思議でしょうがありません。私も、休みの日は外で過ごすアウトドアはではありますが、とてもとても。
昔から新田次郎の作品が好きでよく読んでいましたので、知識だけはそこそこあるのですが・・・
とてもナイスな写真でした。暖かい部屋で見ているのが申し訳ない気がします!

No title * by 風来梨
chinuさん、こんばんは。

絶賛のお褒めを頂き、光栄の至りです。
私自身も今のへたれば具合を見ると、まるで別人がした事のようです。

これより更に過酷で笑える・・というより、ドン引き必至の山ネタが出てきますので、宜しければ御期待の程を。

No title * by 鳳山
夜明け前の冬山の空、幻想的ですね。

ナイス

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

幻想的な情景の現場は、得てして厳しい撮影条件ですね。 朝方は氷点下20℃を下回り、風速も風の抜ける所は風速25メートル以上の吹っ飛ばされそうな状態です。

第360回  北の鉄路・冬情景 (留萌編)

第360回  北の鉄路・冬情景 (留萌編)

『日本百景』 冬  第360回  北の鉄路・冬情景 (留萌編)  〔北海道〕昨日からの地吹雪で完全に後ろの顔が埋まっていた前回の道南編に続く第二弾! 今回は北の雪と闘う鉄道の姿をお魅せしようと思う。だが、「お魅せする」といっても、ワテのナンチャッテ『写真床』のレベルでのお披露目ではあるが。部分廃線が確定した留萌~増毛を撮りに出向いたのだが:待っていたのはこの路線とのトコトンまでの「相性の悪さ」だったこ...

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No title * by ●
おはようございます。
そういえば増毛駅でも駅寝していましたw
夏でしたので快適に眠れて、港の散策も楽しかった記憶があります。
今は路線がなくなり、訪れる人も減っているのでしょうね。

No title * by 日本一周
自然の厳しさがひしひしと伝わったきますね。
私もこのころ留萌本線を訪れました。
https://blogs.yahoo.co.jp/nihonisshyu2/13893821.html
以降何回か。

No title * by 風来梨
●さん、こんばんは。

私は前回の厚内駅とは逆で、増毛に訪れた時はいずれも地吹雪でどこにも立ち寄れませんでした。 春の最後のリベンジで訪れた時も、フイルムを撮り終えて帰路に着いただけでした。

だから今にして思えば、箸別の近くの高台から箸別の集落と海を入れたりするアングルを逃してしまいましたね。

山登りで訪れた時は、増毛の名所・暑寒荘や花の楽園・暑寒別岳はめぐったのですけど・・。

増毛も羽幌も北海道沿岸バスのテリトリーなので比較的訪れるのは容易ですが、観光の売りが乏しいですからね。 更なる過疎化が心配されます。

No title * by 風来梨
日本一周さん、こんばんは。

日本一周さんの『留萌本線訪問の旅』の記事を読ませて頂きました。
綿密に周られてますね。 私が見逃した箸別の高台から海に沿う街なみを入れた写真も、羨ましく拝見しました。

留萌本線の留萌~増毛は、願わくばもう一度『リベンジ』したいですね。

記事を拝見した後は、「ここで撮れば良かった」と悔やむ事しきりです。