風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

TOP > 2015年10月

第206回  『北に進む夢』路線の最後の秋

第206回  『北に進む夢』路線の最後の秋

『日本百景』 秋  第206回  『北に進む夢』路線の最後の秋 〔北海道〕『北へ進む夢』が断たれたのは’83年10月の事だった50年ほどのちょっと昔・・、道東地域随一の炭鉱がこの地にあった。 その炭鉱の支坑であったのが、かつて白糠線が存在した上茶路である。 最盛期は炭鉱住宅が並び、映画館やパチンコ屋・銭湯、挙句の果てには遊郭まであったというこの地は、今や事が起きる前の姿・・、自然のそのままの姿に還っている。...

... 続きを読む

No title * by gre*n*hub*32
掲載されている写真も素晴らしいものですが、其れ以上に解説が切れ味がよい上に、自然回帰が人間の造った鉄路をいとも簡単に取り込ん仕舞うさまには、驚くとともに畏敬の念さえを抱いて仕舞います。

☆ナイス!〜

No title * by 風来梨
gre*n*hub*32さん、こんばんは。

ホント、凄い力ですよね、自然の回帰力。 この回復力があるから、人間は茶々できるんだと思います。

それと、この白糠線は、我が青春のローカル線でした。 廃止されてから四半世紀以上経って、中年となって訪れ見た廃線跡の自然回帰の様にはジ~ンと来ましたね。

No title * by 風旅記
こんばんは。
白糠線、お写真と共に文章も楽しませて頂きました。廃止されてしまえば、もう訪れる人もなく、自然の回復力のままに痕跡さえ失われていくのだと実感しました。
私にとっても白糠線は思い出の路線です。
現地に行ったことは全くないのですが、幼い頃に見た写真集『ぼくのローカル線』に、この路線の写真、廃止直後の写真が数点入っていました。嵐山光三郎さんの文章とあいまって、広田尚敬さんの写真が強く印象に残り、そこから自分の北海道への憧れのようなものができあがりました。
その後に数多くのローカル線が廃止され、北海道を訪ねる機会を得た頃には、路線図はスカスカになってしまっていました。
時間を遡ることができるなら、迷わず白糠線を訪ねたい、今でもそう思うほどに、写真が心に刻み込まれています。
他の記事も楽しませて頂いています。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc

No title * by 風来梨
風旅記さん、こんばんは。

廃止されて27年後に訪ねた時は、胸に込み上げるモノがありました。

北進駅跡の何もない跡地に、「何か鉄路の痕跡はないか?」かと、雪原の中を歩き周ったのを覚えています。 300m先に雪に埋もれた橋梁の頼りない欄干を見つけた時は、思わず「やった!」と叫びましたね。

この白糠線は、私にとっても「我が青春のローカル線」です。

日本の滝を訪ねて 第135回  黒部・内蔵助沢の無名滝

日本の滝を訪ねて 第135回  黒部・内蔵助沢の無名滝

日本の滝を訪ねて  第135回  黒部・内蔵助沢の無名滝 〔富山県〕黒部渓谷に掛かる無名滝裕に70~80メートルの落差があったこの秋は再びこのコースを歩いたんだよね~。 でも、今年は紅葉は少し早めだったようで、ピークは少し過ぎていたようであった。 そして、ワテが使っているのはデジタルの様な「撮ってつけの偽物」ではなく本物の映像たるフイルムなので、現像→スキャン→記事掲載に大きなタイムラグが生じるのである。...

... 続きを読む

No title * by eigekaii
見事な滝デスーナイス

No title * by 風来梨
ぎいちゃんさん、こんにちは。
見て頂いて有難うございます。

ぎいちゃんさんも、精力的に風景写真を撮られてますね。
私と違って落ち着いた情景を撮られてますね。
私はいつもブリバリ系のネタを含む(大抵ネタは『オチャメ』ネタ)写真でして・・(汗)

またゆっくりと、拝見させて頂きますね。

No title * by gre*n*hub*32
筆舌に尽くし難い迫力のある黒部峡谷の美しさです。
あまりの美しくしさには感動いたしました。
画像ではなくて実際に見れば、なお美しいでしょうね!。

私はカナダ住まいで、日本には2年に一度の里帰りをしていますが、・・・古希を過ぎており山歩きはとても無理ですので、こうして風来梨 さんのブログでアップされる画像を眺めては、行った積りで楽しませて頂きます。
有難う御座いました!。

☆ナイス!〜

No title * by 風来梨
gre*n*hub*32さん、こんばんは。 見て頂いて有難うございます。

最盛期にあったの「奇跡の体力」も過去の遺物となって、時間もかかりますけど、あの素晴らしい紅葉に魅せられると、無理してでも行きたくなっちゃいます。 今年もこのルートを行きましたけど、かなり道が崩壊してて苦労しました。

今後も、四季折々の絶景を掲載していきたいと思いますので、宜しくお願いします。

路線の思い出   第116回  近鉄志摩線・鳥羽駅

路線の思い出   第116回  近鉄志摩線・鳥羽駅

路線の思い出   第116回  近鉄志摩線・鳥羽駅  〔三重県〕ちょっと流れているけど9歳当時の『一番星』だった写真でっす《路線データ》近鉄鳥羽線    営業区間と営業キロ               運行本数(’19)       鳥羽~賢島 24.5km       特急はおおむね毎時2本(難波・名古屋と交互に発着)                   京都発の特急も日に数本運転されている          ...

... 続きを読む

第205回  御来光ノ滝・秋景

第205回  御来光ノ滝・秋景

『日本百景』 秋  第205回  御来光ノ滝・秋景 〔愛媛県〕秋色に染まった柱状摂理の岩に美しい白布を掛ける御来光ノ滝   御来光ノ滝 ごらいこうのたき 落差 102m愛媛県・久万高原町(旧 面河村) 石鎚山渓・面河川最奥に掛かる滝石鎚スカイライン・長尾根駐車場より沢へ下り遡行4km『フォーエバー』・御来光ノ滝 遡行行程図この『道の駅・木の香』は、今日で6回目の車寝となる。 それは、今回ゆく《御来光ノ滝》...

... 続きを読む

No title * by リカさん
スカイラインから双眼鏡で見ていました。滝のそばまではとても無理です。スカイラインから林道を通り西条まで行くルートをドライブしていました。

No title * by 風来梨
リカさん、こんばんは。

石鎚スカイラインは、石鎚山や面河渓谷を展望できるいいドライブルートですね。 ただ、解放時間が短いので、朝日や夕日の情景は望めませんね。

また、こういう滝めぐりも、時間に縛られるので、少し厄介です。 こういう秘境の滝めぐり・・、身体がついていける限りやって行きたいですね。

No title * by 鳳山
絶景ですね。行ってみたいけど四国はちと遠い(笑)。

ナイス

No title * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。

「絶景は・・遠くにありて思うモノ」ですね。 なかなか訪れるのに苦労しますね。 でも、探訪が叶った時の高揚感と目に入ってくる絶景があるから、次々と絶景の地へ行きたくなります。

日本の国はこんな豊かな自然に囲まれた『奇跡の国』ですね。
でも、何が不満なのか・・、満たされ過ぎて解んないのか・・、国を堕としこむ共産党などの不埒な輩と、その甘い声に釣られる一部の不埒者がいるのが残念です。

第204回  八甲田山

第204回  八甲田山

『日本百景』 秋  第204回  八甲田山 〔青森県〕毛無岱の大地のキャンパスが色とりどりに描かれて   八甲田山  はっこうださん   1584m  (十和田八幡平国立公園)今回はワテの居住する関西圏からは最も遠い『みちのく』の峰、八甲田山を訪ねてみよう。 この峰は山上ロープウェイが幅を利かせている事と、その割には標高がなく、また有数の温泉である《酸ヶ湯》の前まで道路も完備された『国内屈指の観光地』と...

... 続きを読む

No title * by テンちゃん
こんにちは。八甲田山、初めて拝見しました。壮大な山ですね。

No title * by 風来梨
テンちゃんさん、こんにちは。

お気軽な行程の山ですが、魅せられる大自然は壮大ですよ。
やっぱり厳しい冬が大地を引き締め、豊富な積雪が清らかな水を育んでいるからでしょうか。

また行きたいけど、遠いな~。

No title * by たけし
カミさんが青森なので帰省するたびに登っています。
日帰り山行には手ごろですね。コ-スは右回り、左回り都度変えて!

大岳避難小屋は縦走路の鞍部にあり、登山者が必ず休憩するので有人小屋とカン違いするほどです。
酸ヶ湯の千人風呂は男ギッシリ、女性パラパラですがなまめかしかったですねー!

南八甲田山は高低差がそれほどありませんが、道が整備されておらず迷いで遭難しそうです。

No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。

八甲田は、青森市内からだと車で1時間位でお手軽ですね。 車で1時間であんな紅葉が魅れるのは羨ましい限りです。

同じ青森にある「日本百名滝」の松見ノ滝の方がしんどかったりして・・。

路線の思い出   第115回  木次線・出雲坂根駅

路線の思い出   第115回  木次線・出雲坂根駅

路線の思い出   第115回  木次線・出雲坂根駅  〔島根県〕まるで模型のレイアウトのような赤い単行気動車がウロウロと往来していた《路線データ》     営業区間と営業キロ               輸送密度 / 営業係数(’15)   宍道~備後落合 81.9km                   245  /  828運行本数(’17)      宍道~備後落合 下り1本・上り2本  ...

... 続きを読む

No title * by きゃみ
こんばんは。
「私の訪ねた路線」の書庫、見ごたえがありますね。ゆっくり拝見させてもらっています。数少ないですが、私も同じく訪れた時のものをトラバさせていただきます<(_ _)>
木次線は今年のゴールデンウィークに初訪問しました。ずっと行ってみたかったのですがやっと実現できました。ハプニングなどもあってとても楽しく幸せなときでした。

No title * by 風来梨
きゃみさん、こんばんは。 TB有難うございます。 「オチャメ」満載の下車駅体験記ですが、今後とも宜しくお願いします。

島根・広島県境のこのあたりは、比婆山や帝釈峡・道後山など、紅葉の西日本有数の名所ですね。
だから、出雲坂根のスイッチバックも、紅葉で彩られる秋が狙い目ですが、運行本数が少なすぎますね。 願わくばもう一度、キハ58の急行「ちどり」のスイッチバック往来を撮りたいなぁ。

日本の滝を訪ねて 第134回  西沢渓谷の滝 その2

日本の滝を訪ねて 第134回  西沢渓谷の滝 その2

日本の滝を訪ねて  第134回  西沢渓谷の滝 その2  〔山梨県〕西沢渓谷を代表する瀑布七ッ釜・五段ノ滝  西沢渓谷 にしざわけいこく (秩父多摩国立公園)奥秩父を源に壮大なスケールの渓谷を魅せるのが、東沢渓谷と西沢渓谷である。 だが、東沢渓谷は、登山ルートが設定(登山の創世期は登山道だったというが・・)されておらず立入禁止となっている。それ故に、沢登りを主とする限られた者の領域となっている。一方、西...

... 続きを読む

第203回  仙人池  

第203回  仙人池  

『日本百景』 秋  第203回  仙人池 〔富山県〕仙人池に投影する剱の艶姿にしばし時を忘れる  剱   岳 つるぎたけ (中部山岳国立公園)立山連峰の中でひときわ嶮しく、氷河地形を顕著に示しているのが剱岳である。 山頂は氷食尖峰で、氷河が永い時をかけて多くの嶮しき谷を創りだしている。 これらの谷は、《長次郎谷》・《平蔵谷》など、これらの谷を世に広めた先駆者達の名前がつけられている。剱岳の魅力は、何...

... 続きを読む

No title * by yama
古い記事ですが、TBさせて頂ききました。
よろしくお願いします。
遠征登山の2回目、登山を初めて1年半目でした。
暑く、ヘロヘロの登山だったことが思い出されます

No title * by 風来梨
yamaさん、こんにちは。

TB有難うございます。
この朝日を浴びた裏剱は、同じく20年近く前のモノです。

この頃は「奇跡の体力」を有する最盛期でして、池ノ平でテントを張って、朝6時前から駆け足で仙人池まで出張りました。 朝日は残念ながら雲間に隠れましたけど、剱の八ッ峰が縞模様に輝く様を魅れました。

テント装備一式担いで駆け足が出来た「奇跡」・・。 ホント思い返すだけで涙が出ますね。(笑)

第202回  剱岳

第202回  剱岳

『日本百景』 秋  第202回  剱岳 〔富山県〕冬化粧を始めた剱岳  剱   岳 つるぎたけ (中部山岳国立公園)立山連峰の中でひときわ嶮しく、氷河地形を顕著に示しているのが剱岳である。 山頂は氷食尖峰で、氷河が永い時をかけて多くの嶮しき谷を創りだしている。 これらの谷は、《長次郎谷》・《平蔵谷》など、これらの谷を世に広めた先駆者達の名前がつけられている。剱岳の魅力は、何といっても“奥の深い”楽しみ...

... 続きを読む

路線の思い出   第114回  妻線・杉安駅

路線の思い出   第114回  妻線・杉安駅

路線の思い出   第114回  妻線・杉安駅  〔宮崎県〕木造で古き良き時代を偲ばせる杉安駅《路線データ》         営業区間と営業キロ          輸送密度 / 営業係数(’83)         佐土原~杉安 19.3km             869  /   684           廃止年月日       転換処置       廃止時運行本数         ’84/12/ 1    ...

... 続きを読む