『日本百景』 秋 第201回 守門岳 〔新潟県〕美しい山容を魅せる奥越後の名峰・守門岳この項目では、浅草岳の西にそびえ立つもう一つの名峰・守門岳に登ってみよう。 守門岳への登山路は概ね2ヶ所ある。 一つは旧栃尾市(現 長岡市)側から入る保久礼小屋経由の登山ルートで、もう一つが守門岳への最短ルートの大白川ルートである。奥深さを魅せる越後の名峰に登ってみよう守門岳は3つの峰からなり、3つの峰をめぐるとな...
路線の思い出 第113回 予讃本線・高松駅 〔香川県〕『四国の旅』の入口だった頃の高松駅あの頃は活気と熱気があった※ グーグル画像より拝借《路線データ》予讃本線 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数 (’15) 高松~宇和島 297.5km 6471 / 124 向井原~内子・新谷~伊予大洲 39.4km運行本数 松山方面 特急【いしづち...
今、私が思う事は、始めて触ったカメラが、時代が・・、フイルムで良かったって事ですね。 もし、デジタルだったら、ここまで写真を撮る情熱を抱けなかっただろうし、自分でも思うこんな壮大な旅体験もなかったろうなぁ・・って思います。
何か、思いが込められないんですよね~、デジタルってのは・・。
正直言うと、こんな思いを込められないモノで自分を育ててくれた写真を語りたくないし、山にも持ち込みたくない。
ちょっと反論じみてしまいましたが、これは私が抱く本音ですので悪しからず。
おそらく近い世代ではないでしょうか。
私が初めて使ったのはワンタッチのフィルムカメラ、その後きちんとカメラの構造を理解したのは、ニコンのFM10という安い完全マニュアルの一眼レフでした。
金もなかったので、一枚一枚に真剣でしたね。安い暗いレンズでしたが、絞ってシャープな写真にしたくて、手持ちでブレたり、開放で遠近感を出そうとして飛んでしまったり、失敗ばかりしていました。
使いこなせなくとも白黒など、試しました。懐かしいです。
今となっては貴重な列車も撮れていたはずなのですが…まともな写真が少なく、さらにフィルムをケチっていましたので、今となってはもっと撮っておけば良かったと悔やむ気持ちもあります。
でも、これで良かったんだと思っています。
フィルムを知らない世代が増えているのですよね。とにかくシャッターさえ押せば撮れる、ということが幸せだとは思えない自分、これは間違いなくFM10のおかげです。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc
>おそらく近い世代ではないでしょうか。
そのようですね。 でも私のカメラとの出会いは特殊でして、最初に使ったのが家にあったレンジファインダー式のカメラで、測光機能一切ナシ、ピントは元よりシャッタースピードや絞りといった撮影条件は全て自己決定というツワモノでした。 これを9歳のガキが使ったのですから、ほとんどマンガの世界です。
しかし、この全てが自己決定でないと撮れないカメラが、写真の知識を身に沁み込ませてくれました。 だから、齢食ってもこんなに偏固なのかも・・。
日本の滝を訪ねて 第132回 (物部)轟ノ滝 〔高知県〕蒼く光る3つの釜を持つ轟ノ滝 轟ノ滝 とどろのたき 落差 82m 高知県・香美市(旧 香北町)四国には『日本の滝100選』に選出された《轟ノ滝》が二つある。 一つは徳島県の海陽町(旧 海南町)にある《轟(九十九)滝》と、この《轟ノ滝》である。 幽谷に本滝を中心として幾重の滝を掛ける《轟(九十九)滝》に対して、こちらの《轟ノ滝》はコバルト・ブ...
通ですね。 この滝は「百名滝」には指定されているもののアプローチが手間取る事から、知名度的にはあまり知られてないようです。
それと、温泉! いいですね。 地図で見ると、近くに猪野沢温泉があるようですね。 自然に魅せられて・・その地に湧くいで湯につかる・・、旅の至福の時ですね。
名峰次選の山々 第120回 『170 富士山』 静岡県・山梨県 独立峰 3776m (富士伊豆箱根国立公園) コース難度 ★ 体力度 ★★富士はやはり眺めるべき山だ 富士山 ふじさん (富士伊豆箱根国立公園)富士山の標高は3776m・・。 誰もが知る日本最高峰で、標高の憶え方も“富士山のようにみななろ・3776m”というように、小さい頃から教わったものだ。富士山は裾野を直径40kmにも広げる典型的なコニーデ型火山で、...
其れに!〜、支那人の登山客が山を汚して問題になってる事も原因だと思います。
☆ナイス!〜
この山行では、その影姿「影富士」に魅せられました。
世界遺産は、この前の産業歴史遺産登録でも解るようにグダグダです。 特に、文化遺産に関しては、チョンの専横があったなど、政治的な駆け引きがあり、ハッキリいうと文化遺産を守る手法としては×ですね。
富士も、その文化遺産だったりして。 富士はやはり、他の峰より眺める峰ですね。
路線の思い出 第112回 神岡線・神岡駅 〔岐阜県〕国鉄時代の神岡駅ネット見たけど一切見かけなかったからコレかなり貴重ですよ《神岡線・路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’83) 猪谷~神岡 20.3km 256 / 522 移管年月日 転換処置 &...
コンクリスクエアな駅舎萌えとは流石でございます。
この殺風景もとい機能美を極めた駅舎こそ国有鉄道信頼の
証しでございました。小奇麗な駅舎よりもむしろ人の温もりを
感じるのが不思議なところです。
私めは国鉄時代は最終列車で往復したのみで記憶が薄いのが
残念です。あの時は猪谷駅でビバークでしたので朝往復乗り直せば良かったと悔やんでおります。まあ3セク転換後は登山の足として何度か利用したのですが。
殿下も写真床下統一を果たす前は、ビバークで夜露を凌ぐ厳しい戦いをしておられたのですな。 今や殿下がそのような事をされると、『床下一大事! やれ吹◇に参陣されたし!』の大号令が発せられまするぞ。
何を隠そうワテも、この地を訪れる2日前に越前の国・下山にて初駅寝を果たしてございまする。
『日本百景』 秋 第200回 白川郷 〔岐阜県〕人が失って久しい“原点に立ち返った暮らし”がここにあった 白川郷 しらかわごう白山連峰の東麓、庄川の峡谷に沿って茅葺きの合掌造の集落がより集まっている。 この茅葺きの合掌造屋根は、名にしおう豪雪地帯での自然との共存を端的に物語っている。 そして、その庵の中を覗くと、素朴で暖かみのある里の暮らしが瞼に浮かんでくる。 しんしんと降る雪の中、暖かい庵を...
名峰次選の山々 第119回 『118 ペテガリ岳』 その2 act 2 北海道日高山系(日高山脈襟裳国定公園) 1736m コース難度 ★★★★ 体力度 ★★★★★ペテガリ岳西尾根ルート 行程図 行程表 ※ 実際にかかった時間ですが何か? 駐車場・トイレ・山小屋情報《1日目》 浦河町・荻伏より車(1:00)→シュオマナイ沢渡渉点〔登山ルート始点〕 (2:00)→標高680mの分水嶺となる峠(0:50)→ベッピリガイ...
『日本百景』 晩夏 第199回 紀勢国境の秘めたる名瀑群 〔三重県・和歌山県〕南紀・・、それも紀勢国境周辺の地域はシンカンセンの通る大阪・名古屋から遠く離れ、空港もなく、大都市圏からは訪れるのに半日以上の時間を要するアプローチの遠さと知名度から、なかなかに訪れる事が適わない地域だ。その遠き地・南紀地方を訪れる者が移動の足を止めて立ち寄るのは、『本州最南端』という「~№1」の称号を持つ《潮岬》や世界...
松山滝以降の写真が特に好きです。
細~い絹糸をなびかせたような繊細さ。
白でも透明でもなく、
(。´-ω・)ン? 白でも透明でもあり、でしょうか、
勢いはあるのに粗暴さはない、
新緑でも紅葉でも雪でも映える風景ですよね(๑→ܫ←)ノ
最も心が和むモノ・・、それが自然が創造し情景ですね。
神など信じちゃいないですけど、神と例えるならこの自然の想像力こそ神だと思いますね。
『日本百景』 晩夏 第198回 苗場山 〔長野県・新潟県〕苗場山頂に広かる山上湿原 苗場山・鳥甲山 なえばさん・とりかぶとやま (上信越高原国立公園)天明の大飢饉での“飢餓の里”として知られている《秋山郷》を挟んで、名峰が対峙しているのを御存知であろうか。 1つは山上に大湿原を抱き、女性的なまろやかさと艶かしさを魅せる苗場山 2145メートル である。 もう一つは、標高差500mにも及ぶ直立大岩盤を従...
カナダの自然は荒々しく広大、風大ですが、日本はどこか箱庭的で完成された自然美と言えるのではないか?と私は思っています。
心が和む美しさです。
☆ナイス!〜
山旅の気分をひとつまみ味わって頂ければ幸いです。
日本にはまだまだ素晴らしい魅力的な情景があります。
そのひとつまみでも味わって頂ければ嬉しいですね。
路線の思い出 第111回 指宿枕崎線・開聞駅 〔鹿児島県〕人目に着かない駅は淘汰される定めにあるのか・・駅舎在りし時の開聞駅《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 鹿児島中央~枕崎 87.9km  ...
枕崎駅は残念ですね。
鉄道を使う機会のない自分が文句を言えた義理ではないんですが…。
寂れていようが、
バス停から500メートル離れていようが乗る意思がある人は乗せるくらいの融通が利くのがこういう田舎の良いところでしょうに。
「駅降りて 果てなく広がる 旅景色・・」
駅って、旅の始まる所でもあるんですよね。
時の移り変わりは無情で、鉄道から旅の味が薄れつつありますね。 利便性・収益性という名の元に、シンカンセンとか旅の風味の無いモノが幅を利かせてきています。
でも、今まで体験してきた鉄道の旅を忘れたくない・・。
そんな思いが昂じて、こんな書庫を展開しています。
♪ベベンベンベンベン~と津軽三味線が響きそうな古錆びた
重厚な駅舎だったのが変哲のない橋上駅舎に変わって
しまいました。改札業務の効率化と線路を跨ぐ通路としての
機能性は理解出来ますが、大都市の駅と変わらないですよね。
津軽中里駅も♪ベベンベンベン~を期待してたのにスーパーが
母屋を乗っ取り、大湊駅にはホテルが(泊まったけど)・・・
青森の話をしたい訳じゃないのですが最早鉄道に旅情を求める
時代でもないのかも知れませんね。車両のほうもロングシートの
銀箱ばっかりだし。
>弘前駅など♪ベベンベンベンベン~と津軽三味線が響きそうな・・
確か山形の天童駅は「♪とうりゃんせ」が不気味に鳴り響いて、夜遅くに跨線橋を単独で荷物を抱えて渡り歩くと「そそるモノ」があるそうでございます。
>大湊駅にホテル
そうなってしまいましたか・・。 興浜南線の日ノ出岬に出現した巨大温泉ホテルを見た心地に似ておりまする。
>車両のほうもロングシート
近鉄の伊勢方面の急行・快速急行もロンシーになっちまいました(嘆)
キハ40の「30人掛けロンシー&航空機窓を思わせる便所窓跡」をかいま見た衝撃を受けておりまする。
高松駅、私は瀬戸大橋ができてからしか知りませんが、旧駅舎の思い出はかろうじて残っています。
四国に行く機会自体がなく、長いこと空けて高松に訪ねた時、この新しい駅舎と駅前広場には、本当に驚きました。駅が変わったことを知らなかったため、無言で四方を確認したのを覚えています。
古いものがそのまま残っていることの幸せ、新しいものに置き換えられたメリット、それぞれあると思いますが、記憶と現実が断絶した瞬間、人は固まるものですね。
モノへの愛着、私は割と強く感じる方だと、自分では思っていますが、デジタル一眼レフ、常に旅を共にしているので人一倍思い入れを持っています。
この後に何世代新しい後継機種が出たかも分からないくらいに古いカメラですし、色調や高感度域の性能も今のものと比べたら明らかにお粗末な時代遅れのカメラ。それでも好きで使っていますし、これからも致命的に壊れなければ使い続けたいと思っています。買い換えたいと羨望することもなくなりますね。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc