風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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日本の滝を訪ねて 第130回  嫗仙ノ滝

日本の滝を訪ねて 第130回  嫗仙ノ滝

日本の滝を訪ねて  第130回  嫗仙ノ滝  〔群馬県〕特異な様相と繊細な落水模様相反する魅力が融合する嫗仙ノ滝  嫗仙ノ滝 おうせんのたき  落差 40m  群馬県・草津町まるでザゼンソウのような枇杷型の滝で、落水は繊細な絹糸を魅せている。 滝の岩壁は温泉成分を含んだ落水に染められて褐色を魅せて、繊細な白い絹糸の落水と相俟って神秘的な様相を魅せている。滝を形成する岩肌には、まるで生物でもあるかのような...

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第196回  鳳凰三山

第196回  鳳凰三山

『日本百景』 晩夏  第196回  鳳凰三山  〔山梨県〕早川尾根より望む鳳凰三山オベリスクもはっきりと見渡せる  鳳凰三山 ほうおうさんざん (南アルプス国立公園)南アルプスの『いぶし銀』たる峰を挙げるとするなら、それは鳳凰三山であろう。 南アルプスの山は緑豊かで花多き峰は多いものの、荒々しい稜線美や岩のオブジェを魅せる山はこの山域をおいて他にない。 鳳凰三山は北岳・間ノ岳・農鳥岳からなる白峰三山...

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名峰次選の山々 第117回  霞沢岳 その2

名峰次選の山々 第117回  霞沢岳 その2

名峰次選の山々 第117回  『168 霞沢岳』 その2  〔長野県〕 常念山系(中部山岳国立公園) 2646m  コース難度 ★★★  体力度 ★★★この山行は雨にたたられて目的の山が左端に僅かに写ったモノしか撮れなんだこの峰に最初に挑んだのは、この年のゴールデンウイークだった。 そのゴールデンウイークでは〔名峰次選〕の未踏峰を3つ片付けるという、脳ミソ薔薇色の空想を抱いていた。 ・・が、その結果は、和名倉山は2...

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第195回  1967峰(十勝側)

第195回  1967峰(十勝側)

『日本百景』 晩夏  第195回  1967峰(十勝側)  〔北海道〕1967峰の斜面を飾るお花畑   北日高国境稜線 きたひだかこっきょうりょうせん (日高山脈襟裳国定公園)未開の山『日高』。 そこに一歩踏み入れると、誰もが虜になる不思議な力を持つ山域『日高』。 だが、この『日高』はアプローチ手段もなく、未開ゆえに満足な登山道もなく、そう易々とは受け入れてはくれない所でもあるのだ。 しかし、その困難なルート...

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No title * by たけし
東北、北海道の山旅は長丁場。経験豊富でなければ挑戦資格はないですね!

いつも思うのですが、ブログだけでなく単行本として発刊すれば山好きな者には最適なバイブルとなるでしょう!

ナイス!

No title * by gre*n*hub*32
日高山脈の絶景!を初めて、写真とは言え、初めてみました。
壮大、雄大な風景には息を飲み、見惚れてしまいました。
高山植物の美しさにも目を奪われました。

☆ナイス!〜

No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。

山行ガイドを意識して記していますが、オチャメが多くてお笑い記事になっちゃてます。

最近は諦めて、お笑いを重視してます。 オチャメな出来事はいくらでもありますから・・

No title * by 風来梨
gre*n*hub*32さん、こんばんは。

日高は標高は最高峰の日高幌尻岳でも2052mと低いですが、最も原始的な自然を抱く奥深い山域ですね。

奇跡の体力の時に、数多く行っててよかった。

路線の思い出   第109回  関西空港線・関西空港駅

路線の思い出   第109回  関西空港線・関西空港駅

路線の思い出   第109回  関西空港線・関西空港駅  〔大阪府〕関西空港駅第一ターミナル 案内図※ グーグル画像より拝借《路線データ》    営業区間と営業キロ            ’12年・運行本数  日根野~関西空港 11.1km   特急【はるか】24往復(1時間毎に1本)                  天王寺方面からの直通快速 1時間に3~4本の運行関西空港駅(かんさいくうこうえき)は、大阪府泉南郡田...

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第194回  夏の徳本峠

第194回  夏の徳本峠

『日本百景』 夏  第194回  夏の徳本峠  〔長野県〕山小屋の情緒を残す造りの徳本峠小屋   徳本峠 とくごうとうげ (中部山岳国立公園)常念山脈の南部にある標高2135mの峠。 峠より北方は蝶ヶ岳や主脈の常念岳へ、南方には霞沢岳への縦走路が延びている。 また、松本市島々より、上高地を経ずにこの峠に至る登山道も整備されていて、喧噪を避けたい登山者の間では注目されている登山ルートとなっている。 なお、...

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No title * by 風来茄子
おのれ粗忽者そこへ直れい!
・・・いえいえ閣下が写真界の床を這いずり回るナメクジなら私めなぞ地中を蠢くミミズ以下でございますぅm(_ _)mへへ――っ......

私が徳本峠を訪れたのは秋たけなわの頃で青空にくっきり映える岩壁が美しかったのですが、残雪を抱く夏のほうが高山の雰囲気はよく捉えられるようですね。ここから見る前穂はまるでヨーロッパ・アルプスのように立派です(行ったことないけど)。

ここの小屋は山小屋らしい山小屋で雰囲気を味わうだけでも得難いものがあります。私は足が弱って最早3000mまで登る自信がありませんが、徳本峠ならそのうち再訪できるものと思っています。

レンズは残念でしたが足掛け30年近く持ったことを考えれば充分でしょう。程度の良い中古が見つかるといいですね。

No title * by 風来梨
ミミズの如く写真床下を自在に這いずり回り、獲物を引きずり込む殿下ならではの戦略・・、末恐ろしゅうございます。

あのレンズ・・30年超えてたりして・・。 30年モノでも、壊れる時は一瞬ですな。

使用が荒いので、頑丈なのがよいですな。 今のやつは、ワテが腹から火を噴いても無傷だったのになぁ。

名峰次選の山々 第116回  池口岳 その2

名峰次選の山々 第116回  池口岳 その2

名峰次選の山々 第116回 『183 池口岳』 その2 〔長野県・静岡県〕 赤石南嶺 2392m (南アルプス国立公園) コース難度 ★★★  体力度 ★★★★黒薙の大崩壊地から望む双耳峰・池口岳「道を2回も間違える」やら「廃道然の道をルートに選ぶ」という『死亡フラグ』につながりかねないオチャメをかましながらも、『二峰踏破』というまずまずの結果に慢心となった筆者は、残る峰で北海道のペテガリに次ぐ難関峰にリトライを目...

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日本の滝を訪ねて 第129回  竜頭ノ滝・観音滝

日本の滝を訪ねて 第129回  竜頭ノ滝・観音滝

日本の滝を訪ねて  第129回  竜頭ノ滝・観音滝  〔島根県〕岩肌を踊る飛沫が美しい観音滝   江ノ川流域周辺の風景と滝を訪ねてこの項目では、鉄道を利用して『江ノ川流域』にひそむ瀑布を訪ねてみよう。 江ノ川にぴったりと寄り添うJR三江線は、しばしば廃止転換の対象にも名を連ねる“超”ローカル線だ。 それだけに、素朴な沿線風景を魅せてくれる。 だが、いかんせん列車本数が極端に少なく、上手に行程を組まねば...

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第193回  水晶岳

第193回  水晶岳

『日本百景』 夏  第193回  水晶岳  〔富山県〕朝日を浴びて黄金色に染まりつつある水晶岳   雲ノ平 くものたいら (中部山岳国立公園)雲ノ平は、黒部川源流と支流の岩苔小谷とに囲まれた日本最高所の溶岩台地である。 標高は2500m。 この広大な台地には、『庭園』と呼ばれるお花畑や池塘群がいくつもあり、それぞれの風景に見合った名前がつけられている。このお花畑のおりなす『庭園』と並び雲ノ平の魅力を引き...

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第192回  雲ノ平

第192回  雲ノ平

『日本百景』 夏  第192回  雲ノ平  〔富山県〕裏銀座の名峰が魅せる朝の爽快な風景   雲ノ平 くものたいら (中部山岳国立公園)雲ノ平は、黒部川源流と支流の岩苔小谷とに囲まれた日本最高所の溶岩台地である。 標高は2500m。 この広大な台地には、『庭園』と呼ばれるお花畑や池塘群がいくつもあり、それぞれの風景に見合った名前がつけられている。このお花畑のおりなす『庭園』と並び雲ノ平の魅力を引き立てて...

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No title * by gre*n*hub*32
いやはや〜❢、あまりもの山岳写真と、アルパイン植物(高山植物)の花の美しさには、見惚れて仕舞いました。

神が創った比類なき日本国の美しさには言葉がありません。
日本国が特亜に穢されないように、私は祈ります。
可能なら雲海を利用して『日本国を支那の侵略から守れ!』の巨大な文字を刻んで日本国民に示したいものです。

☆ナイス!〜

No title * by 風来梨
gre*n*hub*32さん、こんばんは。

>神が創った比類なき日本国の美しさ

真に奇跡の情景ですね。
日本の北から南まで、各地で素晴らしい情景に魅せられます。 美味し国・日本に生まれてよかったです。

>日本国が特亜に穢されないように

結構、左の良からぬ思考を持った輩も見に来てますね。 気持ちとしては、日本を侮蔑する奴や日本を護り育む事を否定して国を売る輩に、日本の美しい自然は見て欲しくない・・と考えますね。

No title * by tom
こんばんは
ここはいいですね。小生は薬師沢から雲の平に入ってから高天原に行きました。風呂に入って宿泊。翌朝、露天風呂の脇から水晶に直登しました。この道は(当時も今も)地図にないのですが、今はどうなんでしょうね?

No title * by 風来梨
tomさん、こんばんは。

>この道は(当時も今も)地図にないのですが、今はどうなんでしょうね?

ありますね。 水晶岳の反対側にある「温泉沢の頭」に出る踏跡ですね。

結構踏跡もしっかりして使える道なんですけど、恐らく水晶小屋や三俣山荘の創業者が、自身の小屋をショートカットするこのルートを認めなかったようですね。 読売新道の開拓に多額の出資をしたそうですから、尚更このルートを認める訳には行かなかったのでしょうね。