風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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廃線鉄道  第101回  興浜北線・その2

廃線鉄道  第101回  興浜北線・その2

廃線鉄道  第101回  興浜北線・その2 〔北海道〕オホーツクの風が荒れ狂う厳寒の中をゆく単行列車※『鉄道ジャーナル別冊・'85 日本の鉄道』より興浜北線(こうひんほくせん)は、かつて国鉄が運営していた鉄道路線(地方交通線)である。北海道枝幸郡浜頓別町の浜頓別駅で天北線から分岐し、オホーツク海沿岸を南下して枝幸郡枝幸町の北見枝幸に至る国鉄の路線で、浜頓別を終点とする興浜線の北側の先行部分として開業した路...

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廃線鉄道  第100回  興浜北線

廃線鉄道  第100回  興浜北線

廃線鉄道  第100回  興浜北線 〔北海道〕岬灯台の下を急カーブに車輪を軋ませながら行き交っていた興浜北線列車興浜北線(こうひんほくせん)は、かつて国鉄が運営していた鉄道路線(地方交通線)である。北海道枝幸郡浜頓別町の浜頓別駅で天北線から分岐し、オホーツク海沿岸を南下して枝幸郡枝幸町の北見枝幸に至る国鉄の路線で、浜頓別を終点とする興浜線の北側の先行部分として開業した路線で、南側部分の興浜南線より遅...

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廃線鉄道  第99回  上武鉄道

廃線鉄道  第99回  上武鉄道

廃線鉄道  第99回  上武鉄道 〔埼玉県〕機関車がミニサイズの2軸客車を牽引するだけで事足りる輸送量しかなかった※『地方私鉄1960年代の回想』より上武鉄道(じょうぶてつどう)は、埼玉県児玉郡神川町の丹荘と西武化学前の間を結んだ《日丹線》という鉄道路線を運営していた鉄道事業者である。 1986年に鉄道路線を廃止し、以後は群馬県高崎市倉賀野に本拠を置く通運会社として存続していたが、1998年に解散公告を行い事業を...

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廃線鉄道  第98回  名鉄・安城支線

廃線鉄道  第98回  名鉄・安城支線

廃線鉄道  第98回  名鉄・安城支線 〔愛知県〕末期は本線格の西尾線と共に1500Vに昇圧されて1500Vの三河鉄道で使われていた木造車のモ1080が運用に就いていた名鉄・安城支線(めいてつ・あんじょうしせん)は、かつて愛知県安城市の南安城から国鉄(現・JR東海)の安城までを結んでいた名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線で、西尾線の支線である。安城支線はJR安城駅の南東側から分岐していた:駐車場となっているのがホーム跡で線...

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廃線鉄道  第97回  柳ヶ瀬線

廃線鉄道  第97回  柳ヶ瀬線

廃線鉄道  第97回  柳ヶ瀬線 〔滋賀県〕木ノ本駅で発車を待つ柳ヶ瀬線の単行気動車※『ready for』より柳ヶ瀬線(やながせせん)は、かつて北陸本線の木ノ本と敦賀を結んでいた国鉄の鉄道路線である。北陸本線として開業した路線のうち、輸送力強化による経路変更によって切り離された区間を、地域輸送の為に支線として残していたモノである。近江と越前を結ぶ街道や峠道は戦国時代にも重要戦略地として領有争いが繰り広げられ...

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廃線鉄道  第96回  土佐電気鉄道・安芸線

廃線鉄道  第96回  土佐電気鉄道・安芸線

廃線鉄道  第96回  土佐電気鉄道・安芸線 〔高知県〕路線廃止となってからもバスの待合所としてして利用されていた土佐電の終着駅・安芸駅:だが数年前に解体され『カリヨン広場』という公園となっている※ ウィキペディア画像を拝借土佐電気鉄道・安芸線(とさでんきてつどう・あきせん)は、かつて高知県南国市内の後免駅と安芸市内の安芸駅とを結んでいた、土佐電気鉄道(現・とさでん交通)の鉄道路線である。終戦直後に...

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廃線鉄道  第95回  柚木線

廃線鉄道  第95回  柚木線

廃線鉄道  第95回  柚木線 〔長崎県〕肥前池野~柚木をゆくキハ02型レールバス※『追憶・日鉄池野鉱出水事故の手記』より柚木線(ゆのきせん)は、かつて長崎県佐世保市の左石から同市の柚木までを結んでいた国鉄の鉄道路線である。 佐世保軽便鉄道(1918年創立、1921年に佐世保鉄道と改称)の路線として1920年に開業した路線で、1936年に買収・国有化され、国有化の際に軌間を762mmから1,067mmに改軌されている。途中には肥...

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廃線鉄道  第94回  留萠鉄道

廃線鉄道  第94回  留萠鉄道

廃線鉄道  第94回  留萠鉄道 〔北海道〕留萠鉄道は気動車での旅客営業も手掛けていたが主要は雨竜炭田からの石炭輸送を担う運炭鉄道だった※『北海道の炭鉱鉄道』より留萠鉄道(るもいてつどう)は、北海道雨竜郡(空知支庁管内沼田町)および留萌郡(廃止当時は留萌支庁管内留萌町で、現在は留萌市)で、それぞれ鉄道路線を運営していた私鉄である。 沿線の炭鉱の閉山により、沼田町内に所有していた路線(炭礦線)を最後に1...

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廃線鉄道  第93回  磐梯急行電鉄

廃線鉄道  第93回  磐梯急行電鉄

廃線鉄道  第93回  磐梯急行電鉄 〔福島県〕酸川鉄橋を通る列車※ 書籍『沼尻鉄道の思い出』より磐梯急行電鉄(ばんだいきゅうこうでんてつ)は、かつて福島県耶麻郡猪苗代町の国鉄(現 JR東日本)磐越西線の川桁と沼尻(路線延長15.6km)とを結んでいた鉄道路線およびその運営会社である。運営会社は東京証券取引所に上場していたが、1969年3月27日に全線が廃止された。 一般には沼尻鉄道(ぬまじりてつどう)と呼ばれ、路...

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No Subject * by hanagon60
この鉄道が存在した事については高校生の頃から知ってはいましたが、廃止時に記述された闇のようなものがあったとは知りませんでした。
廃線跡については仙台赴任時に訪れています。
https://hanagon60.blog.fc2.com/blog-entry-325.html

Re: No Subject * by  風来梨
hanagonさ。こんにちは。

この電鉄にまつわる黒歴史は、紀州鉄道を調べているときに知りました。
何でも、今の鶴屋グループ傘下となった紀州鉄道が、赤字必至の鉄道業を維持するのは、鉄道業という株式で評価の高い名誉職、即ちネーミングライツを見込んでの事ですね。 特にリゾートホテル業界にとっては、かなり株式で優遇となるそうですね。

近鉄が近畿日本ツーリスト、阪急や南海が阪急交通社や南海交通社、そしてJTBは日本交通公社と公社ですから。

でも、磐梯電鉄不動産を立ち上げた磐梯急行電鉄のトップは消息不明になるなど、株式に踏み込んだ闇も感じられますね。
まぁ、素人経営者や個人は、株式にはあまり首を突っ込まない方が賢明であるという事ですね。

廃線鉄道  第92回  常総筑波鉄道・鬼怒川線

廃線鉄道  第92回  常総筑波鉄道・鬼怒川線

廃線鉄道  第92回  常総筑波鉄道・鬼怒川線 〔茨城県〕砂利運搬の主力機関車だったロッド式のDB11型ディーゼル機関車※『常総産業(元 鬼怒川砂利合資会社)』のウェブサイトより常総筑波鉄道・鬼怒川線(じょうそうつくばてつどう・きぬがわせん)は、かつて茨城県下館市(現・筑西市)の大田郷と同県真壁郡関城町(現・筑西市)の三所を結んでいた常総筑波鉄道(現・関東鉄道)の鉄道路線である。南部縦貫鉄道で唯一動態保存...

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