オホーツク縦貫鉄道の夢 第10回 標津線・標津原野のアップダウン オホーツク縦貫鉄道の夢の第10回目は、標津線を語る上で最も端的に路線紹介が適う『アップダウンで原野をゆく姿』を追ってみようと思う。 それでは前回の奥行臼より再び列車に乗り込み、次の話題の場所へ向かうとしよう。 それと、この項目を語る上での『いつものお約束』であるタイムスケジュールは、徹底的に無視という事で・・。 スミマセン ...
オホーツク縦貫鉄道の夢 第11回 根室標津と野付半島 今回はオホーツクの流氷を訪ねてみよう オホーツク縦貫鉄道の夢の第11回目は、根室標津から野付半島などのオホーツク海沿いの景勝地を訪ねてみよう。 それでは、標津原野の丘陵をアップダウンでゆく標津線の撮影を終えて、上武佐駅を発つ所から続けよう。 なお、クドイかもしれないが、この項目を語る上での『いつものお約束』であるタイムスケジュールは、今...
でも、写真が好きで流氷の写真に魅せられたから、何とかここで流氷の写真を撮ろう・・と、鉄道以外に目を向ける事ができました。
そして、それが今の私の宝物になっています。
オホーツク縦貫鉄道の夢 第12回 根北線で知床へ・・ 野付半島や尾岱沼などの景勝地をめぐったなら、再び根室標津に戻る。 これより根北線に乗って、知床めぐりをしてみよう。 さて、いよいよ“架空旅行”の本領発揮ができる区間を旅する事となる。それは、今回の根北線区間のほとんどが未成線区間だからである。 こうなれば、もう空想や妄想!?で頭を一杯にする他に、旅の継続が成し得ないからである。 ちなみ...
根北線で知床ですか! 果たせなかった幻の旅行ですね。
時刻表に斜里と根室標津を結ぶバスが掲載されていて「平田宅」というバス停の時刻が出ていました。個人の家の前がバス停とはスゴいと子供心に思ったものです。
この根北線は、ほとんど未成線なので、空想と妄想と自身の想いなどを具現かしようかな・・と。
でも、本当に知床へ向かう路線があれば楽しいでしょうね。
『オホーツク縦貫鉄道の夢』 第13回 知床岬へ・・(アプローチ編) さて、知床観光の東海岸側の拠点駅である根北線 知床・羅臼口駅へ降り立つ。 列車本数は1日4往復と悲しい限りだが、根北線内の運行列車の全てがこの駅で列車交換を行い、またその全てに羅臼行の路線バスが駅前で接続している事にしよう。 そして、夏のシーズンのみではあるがレンタカーの営業もある事にしよう。 ここに記述する全ては...
『オホーツク縦貫鉄道の夢』 第14回 知床岬へ・・ 前編 両脇を花で飾られた“サクセスロード”を掻き分けて憧れ止まぬ岬灯台へ さて今回は、本題の『オホーツク縦貫鉄道』から外れて、『知床岬』に立つ・・という本願を成就しよう・・と思う。 しかし、これは、お役所等が“行ってはダメ!”という所に行く事なのである。当然褒められた事ではないし、逆に非難を浴びても仕方のない行為であるのだ。 だが、ワテは夢...
知床が世界遺産に指定される前の2004年、私は岩尾別のユースをベースキャンプに羅臼岳に登り、カムイワッカ湯の滝に浸かり、ウトロの港からクルーズ船に乗りました。
あの当時、知床五湖周辺でヒグマの目撃情報が相次ぎ、一湖までしか立ち入ることができませんでした。羅臼岳に登ったときも、羅臼平にザックを置き山頂へピストンする際、ヒグマにザックの食料を漁られないよう、鉄製の檻に入れるように注意されたと記憶しています。
海岸線を行ったのは、ブッシュをかきわけ道なき道を行くのが不可能だからということと、ヒグマに遭遇するのを防ぐということもあるのでしょうか?
大冒険に特大のポチ☆
こちらこそ、ありがとうございます。
知床岬につきましては、人間が体力的に行けるのは羅臼側の海岸ルート以外にないからだと思います。 知床の山ルートは、ブッシュ以前に踏跡すらないと聞いています。 恐らく、積雪期(4~5月)なら、山ヤさんが、ブッシュが埋まって歩きよくなった稜線沿いを行くのだと思います。
また、ヒグマですが、賢い動物で学習能力に長けていますので、基本的には人間の気配がすると立ち去ります。 だから、鈴を鳴らして通るのがヒグマ避けの基本となってます。 但し、子連れの時は問答無用で襲い掛かってきますが・・。
それよりも厄介なのが、キツネですね。 餌になる食い物を外に放置すると、テントをズタズタにされます。
ちなみに、羅臼岳から硫黄岳への縦走路もかなりデンジャラスです。 その事は、また『名峰百選』で取り上げたいな・・と。
『オホーツク縦貫鉄道の夢』 第15回 知床岬へ・・ 後編 知床岬の突端へ・・もはや大草原の先に陸地はない ※ 『第14回 知床岬へ・・ 前編』 からの続き 天から100m近い・・、いやそれ以上の滝が2本かかっているではないか。 何と神秘的な滝だろう。 この国には、知られざる魅力がいくらでも隠されているのである。 もう先程の弱気は消し飛び、心も高揚してこの素晴らしい滝をカメラに収めまく...
グライダーに乗って大地を見下ろしました。もう一度行ってみたいです。ポチ☆
カムイワッカの湯滝、私もいった事あります。 この時は地下足袋でいったので、源泉を踏んだ時は熱くて熱くて・・、海パンの用意がなかったので、足だけ浸かってかえりましたが・・。
美瑛のグライダー、やってみたいなぁ。 サロマ湖でスノーモービルに引っ張られたパラセールで飛んだ事ありましたが、それはもう大興奮でしたから。
魅惑の大地・北海道。 いつまで経っても、憧れの地です。
歩いて知床岬に立つという偉業達成に特大のポチ☆を!!!
一度しくじってこっ酷くやられました(メインサイトの失敗編にあります)ので、その時に引き潮と満ち潮の関係が月の引力によるものだ・・と学びました。 そして偶然とはいえ、しくじった時が引き潮と満ち潮の差が最も無い日だと知った時、無知の怖さも思い知りました。
そして、恐らく体力的にも行こうとは思わない難所である事も、私の体験における宝物となっています。
『オホーツク縦貫鉄道の夢』 第16回 根北峠を越えて・・ 虫類駅から糸櫛別駅までの根北線予想沿線図 前回までは、ちょっと(ちょっとじゃないだろう?)話題を変えて、『バックパーカー』である(ナンチャッテだけれど・・)私の夢であった知床岬の踏破に話数を割いたが、再び根北線の知床・羅臼口(浜古多糠)に戻って、根北線の空想列車の旅を再開しよう。 浜古多糠からの沿線風景は旧国鉄・白糠線のイメー...
高校に入った頃から、特定地方交通線の大方のケリが着いて一時的に鉄道を離れるまでの間、かなり追っかけてました。 そのお陰で、「撮ってて良かった」ってものが幾らかストックできました。
『オホーツク縦貫鉄道の夢』 第17回 道東の名峰・斜里岳へ・・ 根北線列車は、《瑠辺斯駅》より奥深い樹海原野をゆく。 樹海の中にもぐりこみ、やがて長大な瑠辺斯トンネルに突入する。 このトンネルで根北峠を越えて網走支庁の管内に入っていくが、この区間の記述は次回廻しにするとして、今回は根北峠を挟んで瑠辺斯岳と対峙する道東の名峰・斜里岳に登って、山の上から根北線の通る地域を俯瞰してみようと思う。&nb...
通れるかどうかは藪の中です。
ちょっと設定が厳しいですが、夢としては適えてみたい(みたかった)気持ちが多分にあります。
『オホーツク縦貫鉄道の夢』 第18回 『通らずの橋』を渡ってオホーツクへ・・ 瑠辺斯駅から上越川駅までの根北線予想沿線図 さて前回は、根北線が実際にあったとしても“有り得ない”寄り道をして話が大きく反れてしまったが、それは空想旅行の事、“筆者の勝手な妄想事”として大目に見て欲しいと思う。 今回は、(その尻拭いをすべく)瑠辺須駅からの乗車で再開しよう。 さて、もはや乗客は皆無の原野の中の駅...
『オホーツク縦貫鉄道の夢』 第19回 唯一の現存区間・その1 原生花園めぐり 原生花園に咲く花々 その1 コオニユリ エゾカンゾウ 湿生の花といえば尾瀬ですね ここに撮りに行くのは結構ムズイ 狩場山 前区間は『未成線』ということで空想を大...
懐かしい響きですねぇ。「原生花園」
あちこちにあるようですが若かりし頃、何れかに寄ったことがあります。小屋のような駅があって、そのものが売店だったような気がします。ユリ科の花がたくさん咲いていました。懐かしいです。
有名な原生花園は、どうしても人だかりになりますね。
だから、山の高山植物を目指すのですね。
毎朝7時ちょうどにパンの朝食を摂って、とうふつ湖岸を必死に歩いて、浜小清水駅へ行き始発列車で斜里まで通勤。切符は20日間有効の北海道ワイド周遊券を定期券代わりに! 若かったです…
…北浜駅だけは喫茶店になっていたでしょうか? まだ沿線のどの駅も古びてガラーンとした木造駅舎でした。今のようにどの駅にも店があるとは隔世の感がします。
冬割と学割を重ねたら、特急乗り放題でほぼ4割引でしたから。
そして有効は20日間と、すごい切符でした。
あの周遊券があったればこそ、高校生だった自分が北海道の主要なローカル線を乗車できた・・と言ってもいいでしょう。
ローカル線は風光明媚な地を行き、その駅舎は建て付けもよく石炭ストーブがあり、人情も厚く・・、いい時代だったと思います。