『日本百景』 冬 第507回 冬に幻となる橋 〔北海道〕幻の橋は冬の凍結した湖を護る龍の化身となっていた タウシュベツ川橋梁 たうしゅべつがわきょうりょう (北海道遺産)北海道上士幌町の糠平湖にある、路線廃止となった旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋で、糠平ダム竣工で人造湖の糠平湖が形成される前に通じていた士幌線の旧線(路線付け替え前)に架かる鉄道橋跡である。 名称に関しては『川』を省略しタウ...
『日本百景』 冬 第506回 宗谷丘陵・天北線跡 〔北海道〕この広大な丘をめぐる鉄路からは夢のような車窓情景が魅られた 宗谷丘陵 そうやきゅうりょう宗谷丘陵(そうやきゅうりょう)は、北海道稚内市にある日本最北の丘陵である。 宗谷岬南部に広がる標高20メートルから400メートルまでのなだらかな丘陵地帯で、この地形は2万年前の氷河期に形成されたものと確認されている。北から南に向かって標高が高くなり、緩や...
『日本百景』 冬 第505回 美山・かやぶきの里 〔京都府〕かやぶきの合わせ屋根:茅葺の里きっての撮影スポットだ 美山・かやぶきの里 みやま・かやぶきのさと (京都丹波高原国定公園) ※ 2016年3月制定華やかな古都・京都。 その京都の奥にひっそりと隠れ里があるのを御存知だろうか。 それが、この『美山の里』である。 京都府のほぼ中央に位置する南丹市美山支所(旧 美山町)は、京都府を分断する大きな行政域...
『日本百景』 冬 第504回 匹見峡・冬 〔島根県〕その静寂な氷瀑は人を寄せ着けないオーラを放っていた 匹見峡 ひきみきょう (西中国山地国定公園)島根県益田市匹見町(旧匹見町)に位置する渓谷の総称で、高津川支流の匹見川の河川浸食によって形成された渓谷である。 道川~匹見間の表匹見峡、その奥部にある裏匹見峡、そして最上流部に位置する奥匹見峡からなる。 また、中流広瀬付近には前匹見峡があるが、前者...
『日本百景』 冬 第503回 高見山・樹氷 〔奈良県・三重県〕標高は1250m程と中央高地の山の登山口よりも低いが樹氷の魅れる山として有名な高見山 高見山 たかみやま奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)との境界にあり、標高1,248.4mの峰である。台高山脈の北端に位置しており、奈良県側の紀ノ川支流の高見川と、三重県側の櫛田川の源頭となる。また、この山付近を中央構造線が通っている。高角神社...
お返事が遅くなりスミマセン。 記事の書き溜めに時間を食っちゃいました。
大阪の山で上空から見て嶮しく感じるのは、恐らく大峰山ですね。
この地域は雨が多く、密林や黒部に匹敵する渓谷をいくつも創造してます。
標高は最高峰の大峰・八剣山でも1915mと2000mにも届きませんが、滝は100m、ともすれば200mを越える滝が数多くあります。
しかもこういった滝の半分が、正式な名のない無名滝です。
結構深い山域ですね。大峰山は。
『日本百景』 冬 第502回 鍋ヶ滝 〔熊本県〕『裏見ノ滝』として名を馳せている鍋ヶ滝 鍋ヶ滝 なべがたきこの滝は裏側から眺める事ができる『裏見の滝』の代表例として知られている。 落差10m程と滝の落差や規模の割に、裏見ができる滝裏の空洞が広い。 優美なその姿に加え、滝の所在する町(小国町)の広報活動及び、探勝路や駐車場の整備などの甲斐もあってアクセスが格段に良くなり、テレビCMのロケ地としても使...
『日本百景』 冬 第501回 竜飛崎・冬景 〔青森県〕冬の岬灯台は歩行どころか立つのも困難なほどに暴風が吹き荒れていた 竜飛崎 たっぴさき (津軽国定公園)青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜(旧 三厩村部分)にある津軽半島の最北端で。津軽海峡に突き出た岬である。 津軽国定公園の一部に含まれている。 アイヌ語のタム・パ(tam-pa 刀の上端)から訛ったのが地名の語源で、これは『突き出た地』を意味するという説...
『日本百景』 冬 第467回 室戸岬 〔高知県〕釣り人が暮れ空に映えるこれとない叙情的な海の風景 室戸岬 むろとみさき (室戸阿南海岸国定公園)四国の東南端、太平洋に向かって穂先を突き出す『室戸岬』は、黒潮の荒波をまともに受けて更に鋭い地形を魅せている。 この鋭く尖った地形と荒れ狂う土佐の黒潮、そして断崖の遙か高くに孤立する白亜の岬灯台が、ワテの心に抱く“岬の情景”に見事に合致しているのである。...
『日本百景』 冬 第466回 オホーツク・流氷(根室標津) 〔北海道〕敷き詰められた流氷源による光の悪戯・・『四角い太陽』 オホーツク・流氷 おほーつく・りゅうひょう 海水が凍ってできた氷を“海氷”といい、その中で岸から離れて流れ動いているものを“流氷”という。 北海道沖では、海氷は即ち流氷といっていいだろう。オホーツク海で最初に凍結するのは、北緯55度線上の西の端にあたるシャンタル島周辺およ...
『日本百景』 冬 第465回 奥入瀬渓流・冬 〔青森県〕冬の銚子大滝は夏の勇壮な姿と違って水墨画のような佇まいを魅せていた 奥入瀬渓流 おいらせけいりゅう (十和田八幡平国立公園)奥入瀬渓流は、カルデラ湖である十和田湖より流れ出る唯一の川・奥入瀬川がおりなす清楚な渓流である。 清らかで神秘的な十和田湖より流れる水が創ったこの渓流には、清らかな水がかもしだす気品高き清楚な趣を感じるのである。 奥...
駄菓子菓子
冬の滝って凄まじいほど美しいものなんですね@@;
ぢ・つ・わ、寒くなったらレンタカーの中に逃げていたのです。 昔は歩いてめぐったモノですが、ヘタリにヘタリました(悲)