2019-08-18 (Sun)✎
『日本百景』 晩夏 第392回 塩見岳 〔長野県・静岡県〕
朝靄のドレスフップで神秘的に・・
塩見岳・蝙蝠岳 しおみたけ・こうもりたけ (南アルプス国立公園)
南北に標高3000mを越える峰々を連ねる巨大な山脈・南アルプスのほぼ中央にそびえる3000m峰が塩見岳 3052m だ。 この峰は北側から望むと漆黒の甲冑を思わせる入道頭の山塊をもたげて、遠目から望んでもすぐに視認できる。
その塩見岳を違った角度から望むと、あの漆黒の甲冑姿ではなくスラリとした綺麗な三角錐の山容を魅せる。 その塩見岳の神秘的な美しい三角錐の姿は、一般縦走路から大きく離れた所からでしか望めない。 その大きく離れた位置にそびえるのが、南アルプス中央部きっての秘峰・蝙蝠岳 2865m である。
この蝙蝠岳の名前の由来は、麓の地で唯一この峰が望める場所の大井川東俣域から見上げると、コウモリ型の雪形が現れるからだそうである。 この蝙蝠岳の頂に立つなら、大井川東俣域の二軒小屋ロッジから10時間かけて登りつめるか、山中でのビバークが必要だ。 このように、容易に近づく事が叶わぬ秘峰・・、それが蝙蝠岳である。
塩見・蝙蝠岳ルート 行程図
行程記録 ※ 今回実際にかかった時間ですけど・・、何か?
《1日目》 JR・伊那大島駅よりバス(1:50)→鳥倉登山口(2:50)→三伏峠
《2日目》 三伏峠(1:20)→本谷山(1:50)→塩見小屋(1:30)→塩見岳(0:35)→蝙蝠岳分岐
《3日目》 蝙蝠岳分岐より蝙蝠岳往復、所要・片道2時間(0:45)→塩見岳(1:05)→塩見小屋
《4日目》 塩見小屋(1:30)→本谷山(1:20)→三伏峠(2:00)→鳥倉登山口よりバス
(1:50)→JR・伊那大島駅
今回はあの入道頭の峰と
その裏にある秘めたる峰を目指そうか・・
《1日目》 三伏峠まで・・
さて、名古屋からの高速バスの飯田駅に出て、飯田線に乗り継いで登山バスが発車する伊那大島駅までアプローチする。 松川ICで東京方面からの登山客で満杯となった登山バスは、定刻よりやや遅れて到着。 これに乗っていく。 この登山口へのアプローチ方法を採ると、運転しなくて済むので身体はラクだし、大阪発でも10000円を切る「安上がり」なのである。 ちなみにマイカーだと、高速料金とガソリン代で15000円ほどかかってしまう。
先程に「東京方面からの登山客で満杯」と記したが、バスの中で爆睡していると半分以下に減っている。 どうやら、鹿塩温泉の湯治客が乗客の半数を占めていたようである。 まぁ、どうでもいい事なのであるが。
秋の花・ミヤマダイコンソウ
バスは、14:15に鳥倉登山口に着く。 なお、マイカー利用の場合は、2km程手前の登山者駐車場で車を置いて登山口まで歩かねばならない。 本来なら『午後から登山』などセオリーとしては“もっての他”なのであるが、今日は《三伏峠》までの3時間程度の登りのみなので、今回は“セオリー無視”を許してネ。
さて、登山口をくぐると、鹿の食害対策のビニールをグルグル巻きにした植樹帯の登りとなる。
今日はカメラを取り出す事もないし、また暗くなる前の17時半位には着いておきたい。
いつもなら植樹帯の登りを抜けた頂点で“ヘタっている”ハズなのだが、ノンストップでゆく。
木々の合間から仙塩尾根の
山なみが見え出すと峠も近い
半月前の山行の体力的な『遺産』があったからなのか、《三伏峠》まで残り700mの《塩川分岐》までヘタる事なくやってこれた。 この残り700mは、いつもの如くヘタっていたけどネ・・。
・・で、《三伏峠》到着は、17時3分前。 小屋でテントの受付をして、テントを設営する。
水は小屋で買うか、往復30分の旧《三伏沢小屋》の手前まで汲みに行かねばならない。
旧《三伏沢小屋》前のテント場は、遠の昔に閉鎖されちゃったんだって。
このお花畑の奥に旧テント場があった
条件的には、あちらのテント場の方が良かったんだけどね。 離れていると管理が大変なのと、監視がいないと場が荒れるので仕方がないか。
さて、夕食であるが、着くのが遅くなってしまう事も想定して、火を使う事をやめて『コンビニ・おにぎり』を持ち込んでいた。 そして、飲み水は登ってきた時の飲料水の残りで事足りる。
最悪、小屋で買ってもいいのだし。 こうすれば、『午後から登山』のマイナス面をカバーできる。
水は翌日の登り始める前に汲む事として、とっとと『コンビニ・おにぎり』を食って寝に入る。
暗くなり始めた18時位より、雨がしたたり落ちてきた。 この雨が夜半中にやむ事を願って就寝する。
いい天気なら三伏峠は
荒川三山のいい展望台です
《2日目》 塩見岳を経て、南ア・最後の未踏峰の懐へ・・
昨日、テント受付時に小屋で聞いた事なのだが、塩見岳奥の《雪投沢》は原則的に幕営禁止になっているのだそうで・・。 そして、ホントかウソか解らないが、「《雪投沢》の水場もかなり下の沢筋まで下らねば水は得れない」と聞く。 これを聞いて、計画の修正の必要が出てくる。 なぜなら『水がない』のは、その場所での幕営が困難となるからだ。
当初の計画では飲料水のみを持ち、登路での補給は《塩見小屋》でジュースでも飲んで、今夜と明日の2日間の生活・行動水は《雪投沢》で補給する・・というものだった。 今のヘタレた状況では、「キツい事が予想される塩見岳への登りは、『水』という荷を最小にして楽に挑む」という腹づもりであった。
だが、「《雪投沢》の水場が遠くて確保の成否が不透明」と知らされたなら、最悪の事を考えると見送らざるを得ないのである。 となると、別の手を考えねばならなくなる。 まずは、《塩見小屋》に連泊しての空身での蝙蝠岳往復だが、これは『金がかかり過ぎる』のである。 しかも、幕営を見越してあまり所持金を持ってきていなかったので、“物理的”に不可能(つまり、持ち金が足りん!って事ですね)であった。
前案が『ボツ』となると、後は根性論か撤退論しかなくなるのである。 天気が悪い訳(夜半過ぎの雨は上がって薄日が射している)でもないので、“撤退”というのは有り得ないだろう。 となると、“根性”を出して水を担ぎ上げるか、《雪投沢》に水がある事を信じる“博打”に出るか・・である。
山中ビバークの
最大の懸案は水の確保である
:
コレを疎かにすれば
山の登頂は成し得ない
“博打”は外れた場合の痛手が今回の山行の目的である『蝙蝠岳踏破』の断念につながりかねないので、これは先程いったように“見送り”であろう。 そうなると、選択肢は水を担ぐ“根性”論しかなくなるのである。 だが、今は御存知!?のように“根性”があまりない。 なので、2泊分の水を担ぐ事も不可能だ。
それに、2日分の水を持ち運ぶ水筒も持っていないしね。 でもかつては、5㍑の水と幕営用具一式を担いで中部日高へ挑む位の“猛者”だったのよ。 今の自分を見てると、自分自身でも信じられないけど。
・・という訳で半分の2.5㍑を担ぎ、とりあえず1泊を水のない稜線で凌ぎ、次の日は様子見で柔軟に対応しよう・・という計画にした。 この持参水には手を着けずに、途中の行動水の補給は“《塩見小屋》でジュース”でいいだろう。 これで今日の幕営と、明日の蝙蝠岳往復の行動水は確保できた訳である。
さあ、出発だ。 小屋へ行って“簡易水筒”を得るべく、ペットボトルのジュースを買って朝食のパンと共に飲む。 そして、登山道の途中から分岐している水場までいって、荷物をデポって水を2.5㍑汲んできてから“スタート”だ。 水を汲んで、今の荷は23㎏位。 担ぐだけなら許容範囲だが、これを担いで総計標高差900mを登るとなると、後ほどにジワジワと効いてくるのである。
幸い、空は雨上がりの朝で曇りがちだった事で暑くはなかったので、荷を担いでるにしてはハイペースで歩いていく。 程なく、三伏山という地図上に標高の記載のないピークを越える。 頂上は《三伏峠小屋》の展望台で、正面に塩見岳がデカデカと見渡せる。 だが、出発した小屋もデカデカと見えて、まだ少しも進んでいない事を思い知らされる。
ここから潅木の中を緩やかに下っていく。 この下りがダラダラと長く、かなりもったいない印象を与える。 約20~30分下って通行禁止看板とゼブラロープで進入を拒絶している旧《三伏沢小屋》への分岐を見やると、本谷山への登り返しだ。 この登りも基本的にはダラダラとしていて、あまり登り甲斐のない道だ。 お花畑もあるものの、もうピークを過ぎた秋の花で、足を止める程の感慨も湧かなかったよ。
夏も晩夏となる盆となって
咲く花も秋の花となっていた
登りでペースは落ちたものの、ヘタレた現状ではいい“手応え”で登っていく。 いい“手応え”とは、登っている最中に途中でダレて立ち止まる事はなかったのである。 立ち止まらないものだから、遅くても確実に進んでいく。 そして、ヘタレなのは重々承知しているので、“ゆっくり、ゆっくり”と呟きながら、息が上がって立ち止まらぬように歩いていく。
下り時に本谷山で魅た情景
白峰三山が遠く・・
これを登りつめると本谷山 2658メートル だ。 でも、この時間帯がこの日で最も“曇っていた”状態で、頂上では塩見岳も見えない位だった。 だが、登りでこれだけ涼しいと身体への負担が軽減されて好都合なので、「状況的にはベストかな」って思える。
今で7:30。 ここまでの所要は、1時間と15分位か。 それ程の疲れもなく少し暑くなった程度だったので、防寒着代りのカッパを脱いで出発。 ここからは、またダラダラとした下りが始まる。
本谷山へ登った分をそのまま下り、鞍部の水はけの悪いヌタ場に出る。 水はけは悪そうなものの、平らな所が多くビバーク地点としては使えそうなので、「もしか」の時の為にチェックを入れておく。
この鞍部のヌタ場を抜けると、しばらく平坦な道が続いてから《塩見小屋》の建つ塩見岳の肩への急登となる。 ツガなのだろうか、ボロボロと皮が剥がれ落ちる樹々が囲む樹林帯をジグザクを切りながら登っていく。
トリカブト
秋の花は色濃く・・
この急登を大方登りつめると、角柱の南ア固有の道標が現れる。 「こんな樹林帯の中で何か目ぼしい基点があったかな?」と、その角柱の前にいく。 その角柱には、『塩見新道分岐』とあった。
その角柱の前で地図を出し、現在位置を確認する。 これが“ヒット”だった。 「おぉ、小屋までもうちょっとだ」と気力が増して、気分上々で出発。 この角柱から少し登ると、稜線上に出て展望がワッと開ける。 本谷山では雨が落ちてきそうな様相であった空は、『快晴一歩手前』までに回復していた。
塩見岳は元より、間ノ岳や仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、振り返れば荒川三山も雲に覆われがちだったが姿を魅せてくれた。
雲が晴れてきて間ノ岳の巨大な
山体が横たわっていた
稜線上に出て山々を見渡すと、程なく《塩見小屋》に着く。 9:15。 なかなかの好タイムだ。
この小屋で朝に計画を立てた通りに、担ぎ上げた水には手を着けずにジュースを購入する。
でも、便利になったもんだよ、山小屋は・・。
塩見小屋付近からみた塩見岳
『10年ひと昔』というが、10年ちょっと前は「売るのはビール1本のみ」、「寝袋さえももってこんような奴は山にくるな」、「米を持ってきたら飯を炊いてやる」というのが通る世界だったんだけどね。
ジュース片手に、小屋番の兄さん(気さくな兄さんだった)と談笑する。 話題のネタは、《雪投沢》の水場の事である。 ぶっちゃけの「《雪投沢》に水はある?」という質問に、小屋番の兄さんは「あるけど、小屋関係者ならば『ない』と答えますよ」と言う。 なぜなら、小屋管理元の《東海フォレスト》より、《雪投沢》を始めとする稜線の水場での幕営禁止が通達されているからだそうである。
小屋番の兄さんいわく、「《雪投沢》のゴミや糞の処理は《東海フォレスト》が自費でやっていたんですよ。 でも、《東海フォレスト》自身が辛抱たまらなくなってしまったんですね」というのが理由だそうだ。 「《雪投沢》のテント禁止の原因が幕営登山者だ」というのは、自分で自分の首を絞めている事そのものなのである。
小屋番の兄さんとの談笑で
自然を尊び護る心を学んだ
更に小屋番の兄さんは話を続けた。 「今は黙認ですよ。 但し、もう《東海フォレスト》がゴミや糞の処理をする事はないので、利用者の心がけがないとすぐに荒れてしまいますよ。 だから、”極力糞はしない事”と、止むを得ず”した”ならば、キチンと埋めておく・・という『お約束』を徹底して欲しいですね。 私たちも、小屋泊まりよりも幕営山行の方が面白いと思うんですけどね」と気さくに語りかけてくれた。
休憩での談笑ではあったが、とても重要な話である。 「自然にローインパクトであるべく・・を心掛けている」と自負してはいるが、それでも今までの自らを省みる必要があるだろう。 今日は、これから幕営をする予定である。 この事への対応がモロに当てはまる行為をしようとしているのだ。
水の事だけではない。 この『自然に対してのローインパクト』も重々考慮せねばならないな。
さぁ・・あの入道頭の頂に立とう
さて、塩見岳の最後の登りにアタックしよう。 「そういえば、この塩見岳へは12~13年前の“最盛期”に登ったきりだなぁ」などと思いながら登っていく。 当然、あの時のようには行くはずもない。
最後の岩場への入口となる《天狗岩》までのつづら折りの登りで「こんなに長かったっけ?」との疑問を拭い去れなかったり(単に足が遅くなって時間がかかっただけ)、最後の岩場で座りやすい岩を見つけては腰を下ろしたり(ほぼ50m置きに)、「標高差150mがこんなに長い訳ねえだろ!」と悪態を着いたり・・と、またもや『酔っ払いオヤジ』モードに突入してしまった。
でも最近は、山の急登では“クダ”を巻かねば登れんなぁ。 困ったモノである。 『酔っ払いオヤジ』モードが最高潮に達した時、塩見岳の頂上標柱が現れる。 まぁ、これで現れんかったら延々“クダ”を巻き続けなきゃならんし、最悪「“クダ”巻きに疲れてフテ寝しちゃった」って事もありえるしィ~(真剣にフテ寝しかねないのが、筆者の大物(アホ)たる所以)。
塩見岳最高点の西峰に立ち
三角点峰の東峰 3047m を望む
頂上到着は10:50。 周囲は何とか見渡せるものの、午後に決まって湧き上がるガスがたなびいて来て情景的には“今イチ”であった。 また、かつてと違って“クダ”を巻いた直後なので、気分も爽快とまではいかなかった。 いゃあ・・、体力と天候如何は、頂上では重要なファクターとなるのですねぇ。
塩見岳の頂上は
初秋の様相を示していた
とりあえず頂上で30分ほど休憩し、ペットボトルに持参した粉ジュースを入れて半分飲むなどして疲れが取れたなら、先に進む事にする。 「水と幕営用具一式を担いで来た」にしては身体は疲れてはいなかったが、大元の“気力”が萎え始めていたのである。
この状況を詳しく述べると、体と心が「もう歩きたくないよ、早くお昼寝しようよ」と言い出したのである。 思考に相反してわがまま放題のコマッた身体である。 でも、このわがままを聞く宿主も宿主なのであるが、筆者自体が“ダメっ子”なので仕方がないだろう。
・・で、その欲求に基づいた結論が、「水持っている事だし、何も《雪投沢》まで行かなくてもいいか」という事に落ち着いたのである。 塩見岳から30分(気力が『お昼寝』を要求しだしてからは、この30分とて途方もなく長かった)ほど下って、《蝙蝠岳分岐》に着く。 見渡すと道標脇と分岐から少し進んだ窪地の底に、それぞれ1張りほどのスペースがあった。
ここは、稜線の風の影響を考慮して、三方を潅木と土手に囲まれた窪地の底にする。 早速テントを立てて、身体の欲するまま昼寝。 16時前まで熟睡する。 「こんなに寝て夜寝れるのか?」と自身でも思ったが、根が“物臭さ”なので夜もよく寝れた。
だが、さすがに標高2900m超の稜線上、三方を遮る事のできた窪地でも風は強い。 夜通しテントがバタついていた。 もう一つのスペースならヤバかったかも。 ちなみに、上には大きめのテントが設営されていたよ。
※ 続きは次回の『第393回 蝙蝠岳』にて・・
FC2のバナー貼るのは
管理画面にログインせねば
ならんから面倒臭い
日焼けの皮がズル剥けで
この暑いのに半袖で外に出られない
- 関連記事
スポンサーサイト
Re: No Subject * by 風来梨
こんにちは。
> おはようございます。
> 塩見は今年狙っています。
> 南アは間ノ岳より北しか行ったことがないので行ってみたいのです。
> あとは休みで空いている日が晴れるかどうか次第ですが…
塩見岳は北岳方面から縦走するとなると3日がかりだし、鳥倉から三伏峠は比較的楽ですけど、鳥倉までのアプローチが大変ですね
。 この記事の次回に取り上げる蝙蝠岳は、もっと条件がキツいですね。 でも、行った者だけが味わえる『我ひとり占めの山風景』が魅れますよ。
> おはようございます。
> 塩見は今年狙っています。
> 南アは間ノ岳より北しか行ったことがないので行ってみたいのです。
> あとは休みで空いている日が晴れるかどうか次第ですが…
塩見岳は北岳方面から縦走するとなると3日がかりだし、鳥倉から三伏峠は比較的楽ですけど、鳥倉までのアプローチが大変ですね
。 この記事の次回に取り上げる蝙蝠岳は、もっと条件がキツいですね。 でも、行った者だけが味わえる『我ひとり占めの山風景』が魅れますよ。
No Subject * by 根室大喜
トリカブトは根室にも普通に咲いています^^)
Re: No Subject * by 風来梨
根室大喜さん、こんばんは。
> トリカブトは根室にも普通に咲いています^^)
本州では高山植物として標高2000m以上でないと咲かない花も、北海道では海岸縁に咲いてますものね。
チシマフウロやワタスゲなどなど・・。 やっぱり、北海道は自然の奇跡がおりなす地ですね。
何度でも旅したくなります。
> トリカブトは根室にも普通に咲いています^^)
本州では高山植物として標高2000m以上でないと咲かない花も、北海道では海岸縁に咲いてますものね。
チシマフウロやワタスゲなどなど・・。 やっぱり、北海道は自然の奇跡がおりなす地ですね。
何度でも旅したくなります。
No Subject * by 鳳山
蝙蝠岳ってあるんですね。珍しい名前です。塩見岳の山頂から見る景色も絶景です。山登りの楽しみ、私も味わってみたいと思います。
Re: No Subject * by 風来梨
鳳山さん、こんばんは。
> 蝙蝠岳ってあるんですね。珍しい名前です。塩見岳の山頂から見る景色も絶景です。山登りの楽しみ、私も味わってみたいと思います。
この山を地図で見た時、「山頂はおおらかで草木なし」とありました。 それでその「おおらかな姿」を見てみたいと思ったのが、この山に登る理由となりましたね。 その姿は、期待に違わぬ丸みを帯びた乳房のような容姿でした。 そして、縦走路から外れた所からの絶景も欲しいままでした。
その事は、次回の記事で書き記そうかと・・。
> 蝙蝠岳ってあるんですね。珍しい名前です。塩見岳の山頂から見る景色も絶景です。山登りの楽しみ、私も味わってみたいと思います。
この山を地図で見た時、「山頂はおおらかで草木なし」とありました。 それでその「おおらかな姿」を見てみたいと思ったのが、この山に登る理由となりましたね。 その姿は、期待に違わぬ丸みを帯びた乳房のような容姿でした。 そして、縦走路から外れた所からの絶景も欲しいままでした。
その事は、次回の記事で書き記そうかと・・。
塩見は今年狙っています。
南アは間ノ岳より北しか行ったことがないので行ってみたいのです。
あとは休みで空いている日が晴れるかどうか次第ですが…